世界には、日本にはない味や食材を楽しめる、さまざまな料理があります。以前に比べて、日本でも世界の料理（エスニック料理）を気軽に食べられるお店は増えてきました。日本人向けにアレンジされた料理から、本場の味をそのまま楽しむことができるお店まで様々。

今回は、郷土料理からスイーツまで、一度は味わってみたい世界の美味しいグルメを紹介します。

東京・原宿にある『ビノワ カフェ』では、郷土菓子研究の旅をしているオーナーが現地で出会った、様々な国のお菓子を食べることができます。

フランスのカヌレのような日本でも馴染みのあるお菓子から、ミャンマーやインドなど、食べたことのない国のお菓子まで楽しむことができます。

こちらはトルコの伝統的なお菓子「バクラヴァ」。パイ生地の間に小さく潰したピスタチオを挟んでいます。全体に甘いシロップがかかっていて、サクサク感としっとり感の両方が味わえます。地域によって、ナッツの種類やシロップの量など、多少の違いはありますが、シロップの甘さが特徴的なトルコの人気菓子です。

こちらはグラタンのようにも見えますが、「ラスマライ」というインドのベンガル地方の伝統的なお菓子。意味は、ヒンドゥー語で“ジューシーなクリーム”。その名の通り、茹でたカッテージチーズがミルクシロップにどっぷり浸った、クリーミーな味わいの一品です。

メキシコの朝ごはんには「ウェポス・ランチュロス」という卵料理とアボカド、付け合わせに黒豆などが乗っています。トルティーヤ生地の上に卵焼き、サルサソースを食い合わせた料理です。意外とボリュームがあります。

横浜・石川町駅にある「エレーナ」は、赤い屋根が目印の創業40年以上の喫茶店。ここではイギリスのアフタヌーンティーの定番スイーツ「ヴィクトリアサンドウィッチ」を味わうことができます。

東京・代々木公園駅にある「ナタ・デ・クリスチアノ （Nata de Cristiano's）」は本格ポルトガル菓子が味わえるお店です。日本では、カステラがポルトガル菓子としては昔から人気ですが、他にも日本人の口に合う美味しいスイーツがあるんです。

半熟カステラの「パン・デ・ロー」も一度味わってみてください。しっとりしたカステラの生地は通常のカステラとはまた違った風味です。材料はシンプルでも風味豊かなポルトガルの伝統菓子はちょっと他では味わえない逸品です。

国内にいても味わえる世界の料理はたくさんあります。フォトジェニックな料理、ちょっと味が想像できない料理など様々。この機会に海外旅行に行った気分で、世界の味を堪能してみてくださいね。