写真は淀屋橋駅を出てすぐにある「日本銀行大阪支店」。ベルギー国立銀行をモデルに建てられたのだそう。高さを抑えた設計がゆったりとしていて、贅沢な雰囲気。周囲の高層ビルとも不思議と上手く調和しています。

中之島のランドマーク的な存在で、国の重要文化財にも指定されている「大阪市中央公会堂（旧中之島公会堂）」。1918年に竣工して以来、大阪の文化、芸術の発展に大きくかかわってきた場所です。老朽化が進んだため、大規模な改修工事が行われ、2002年には、当時を見事に再現した赤レンガの美しい姿を現しました。時間があれば、華麗な内装を見学しに、中に入ってみるのもおすすめです。土産物を扱うショップやレストランもありますので、記念に立ち寄ってみてもいいですね。

夜、ライトアップされた姿はとても幻想的。ロマンチックな気分になれそうです。

大阪市中央公会堂のすぐ近くにある「中之島図書館」。こちらも国の重要文化財に指定されています。明治期に建てられた建物で、4つの大きな柱からなるファサードがまるで宮殿のような威風ある存在感を放っています。石造りの荘厳なバロック調の外観に対し、内部のドーム状の中央ホールは、木製の階段や柔らかな光が入る天窓など繊細な装飾が施されていて、ため息が出るほど美しい。素晴らしい歴史的建造物を眺めているうちに、つい時間を忘れてしまいそうです。

大阪府内に4店舗ある「エルマーズグリーンカフェ」の淀屋橋店。旧・大阪農工銀行の外壁の一部を低層階に再利用した「グランサンクタス淀屋橋」の1階に居を構えています。端正な建物の中には、ナチュラルで居心地がよい空間が広がっています。

パン、クッキー、スコーンやケーキ...コーヒーに合うフード類も充実しています。やはりここもホームメイドでどれも抜かりなく丁寧な味。パッケージがかわいいビスケットなど、お土産にプレゼントしても喜ばれそうです。

店名についている「コホロ」とは、東京の二子玉川や鎌倉にも展開する、器を中心に扱う雑貨屋「KOHORO(コホロ）」のこと。店内のテーブル席から、コホロのスペースまでは境界なく繋がり、カフェでお茶をしていると、ごく自然に素敵な雑貨が目に入ります。些細な部分への心配りや優しさが、そこかしこに感じられる素敵なお店です。

店内の内装もなかなか凝った造り。アンティークの雑貨が並んでいる様子も趣深いですね。1階はお土産物や雑貨を扱うお店、2階が喫茶店になっています。

こちらで提供されるサンドイッチは、ボリューム満点！と評判。オムレツ風の卵焼きが入ったタマゴサンドも人気の一品。1人で行くより、お友だちと訪れてシェアするぐらいがちょうど良さそうです。人気店ゆえ、並ぶのは覚悟しておいて下さいね。