出典: 東京から2時間ちょっと。電車でも車でも便利な場所にあるのに、しっかり旅気分が味わえる日光。昔から人気の観光地でしたが、平成25年度から行われていた平成第三次の大改修で3月に陽明門の改修が終了したことから、今大注目のスポットです。
出典: 日光は栃木県の北西にある都市です。鎌倉時代には日光権現が祀られていましたが、江戸時代に徳川家康の霊廟として東照宮が建立されると、大勢の参拝客で賑わいました。明治以降は行楽地や別荘地として発展し、1999年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。
出典: 日光には、JR日光駅と、東武日光駅の2つの駅があります。隣接しているので、どちらの駅で降りても大丈夫。浅草駅が遠くない人なら、26年ぶりの新型車両として今年の4月にデビューしたばかりの、東武日光線「特急リバティ」がおすすめ。JRと東武鉄道、バスがセットになったフリー切符もありますよ。
出典: 首都圏からは、東北自動車道を北上します。宇都宮JCTを日光方面に進み、日光宇都宮道路の日光ICで降ります。ただし、日光は道が細いので、休日はとても混み合います。平日以外は、公共の交通機関がおすすめです。
出典: 日光二荒山神社は、男体山(なんたいさん、古名「二荒山」)、女峯山(にょほうさん)、太郎山の三山を神様として祀る神社で、東照宮よりも古く、奈良時代から日光で信仰されてきた霊場です。日光駅から世界遺産バスに乗って、大猷院二荒山神社前バス停で降りれば、二荒山神社はすぐ目の前です。
出典: 二荒山神社は、縁結びの神様として有名です。男女や家族の縁はもちろんですが、仕事やプライベートにおいての人と人との良い縁も結んでくれるそうです。また、山を神様にしているため、金運や健康運UPのご利益もいただけます。
出典: 境内には、勝負運が上がると言われている樹齢1100年のいちい(=一位)の木や、縁結びのご利益がある縁結びの笹、夫婦円満のご利益がいただける夫婦杉、警護の武士が度々化け物と間違えたために刀傷がたくさん残っている化灯篭など、みどころがいっぱい。さらに時間があったら、運試しの鳥居で有名な「別宮滝尾神社」にも足を延ばしてみてくださいね。
出典: 二荒山神社から、上新道を通って東照宮へ。この通りも良い気が流れている、パワースポットとして有名です。
表門をくぐると、すぐ左手には三猿で有名な神厩舎が。こちらも修復で、きれいになっていました。これらの彫刻は、人間の一生を風刺したものだそうです。
出典: 参道を右に曲がると、いよいよ陽明門があります。2017年3月、40年ぶりの大改修が完了!500以上もの彫刻が鮮やかで、名前の由来の通り、いつまで見ていても飽きません。「建物は完成してしまうと崩壊が始まる」という伝承から、柱が1本だけ逆さまになっています。探してみるのも楽しいですよ。
出典: 靴を脱いで、 御本社をお参り。神社の方が説明をしてくれます。社内には歴史的に貴重なものもたくさんあります。
出典: 本殿の右手にある坂下門に、左甚五郎作の眠り猫がいます。小さいので見落とさないように!ここをくぐると、奥宮まで延々と207段もの階段が続いています。奥宮には、東照宮の祭神である、徳川家康廟があります。願い事を叶えてくれる叶杉にもお参りしてみてくださいね。再び本殿前まで戻ったら、陽明門の左側にある鳴き龍で有名な地堂(薬師堂)にも忘れずに立ち寄ってみてくださいね。
出典: 東照宮の参拝を終えたら、ランチへ。湯葉も魅力的だけど、日光を代表する洋食店「明治の館」がおすすめです。
出典: この建物は、日本コロムビアの前身だった日本蓄音器商会 創設者のアメリカ人・F.W . ホーンの別荘だったもの。明治時代に建てられた文化財の洋館は、とにかくオシャレです。
出典: 絶対にいただきたいランチメニューは、人気No.1のオムレツライス。濃厚なチキンライスに、ふわっふわの卵、そして手間暇かけて作られたデミグラスソースのハーモニーがたまりません。
出典: おなかに余裕があったら、デザートにはこのお店名物のチーズケーキ・ニルバーナを。甘さひかえめで上品なチーズケーキは、しっとりさわやかな味わい。高級感がある、大満足の1品です。
東武日光 / 洋食
- 住所
- 日光市山内2339-1
- 営業時間
- [月]
11:00 - 19:30
[火]
11:00 - 19:30
[水]
11:00 - 19:30
[木]
11:00 - 19:30
[金]
11:00 - 19:30
[土]
11:00 - 19:30
[日]
11:00 - 19:30
■ 定休日
無休※年末のみ休みあり
- 定休日
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999 /¥2,000~¥2,999
データ提供: 出典: 明治の館からは少し離れていますが、日光の象徴的な橋である「神橋」は、ぜひ訪れたいフォトジェニックスポット。大谷川にかかる朱塗りの橋は、どこか神秘的でとてもキレイです。
出典: 日本三大奇橋に数えられているこの橋は、元々は将軍社参や神事の時にのみ通行が許されていました。今では入場料を払えば渡ることができますよ。
出典: 輪王寺は正確にはとても広いお寺で、家光の霊廟である大猷院や奥日光にある中禅寺なども含めて、日輪寺というそうです。もちろんすべてを回る時間はないのですが、ご本堂だけでもお参りしておきましょう。
参道の近くにある、かわいい雑貨店「TEN to MARU(テントマル)」。店名は、ひとつひとつの出会い=TENが、結びついて大きな輪=MARUになるようにという思いからつけられたのだとか。
店内にはおしゃれな雑貨がずらりと並んでいます。日によっては、有名店のパンやハンドメイド雑貨が並びます。中でもオススメは、京都の職人さんが手作りしたという御朱印帳。購入すると、オリジナルの御朱印マップもいただけます。御朱印ガールは必見ですよ。
出典: 歩き疲れたところで、ひとやすみ。ティータイムにおすすめなのが、「日光珈琲 御用邸通店」。田母沢御用邸近くの落ち着いた通りにある古民家カフェです。
出典: 中は、広々とした空間が広がっています。大正時代の商家を改築したという店内は、木を基調とした温かい雰囲気。高い天井には飴色の材木が光り、レトロで優しい空気が感じられます。
出典: コーヒーもおすすめですが、ぜひ味わいたいのが、かき氷。地元日光でとれた天然氷を丁寧に削った、ふわふわの氷に、旬の果物やカフェならではのコーヒー味の蜜がたっぷりかかっています。頭がキーンとせずに食べられるかき氷は、絶品ですよ。
東武日光 / カフェ
- 住所
- 日光市本町3-13
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
[水]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
[木]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
[金]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
[土]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
[日]
10:00 - 18:00(L.O. 17:00)
■ 定休日
月曜日(祝日の際は翌火曜日)・第1,3火曜日
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 旅の疲れはその日に癒す。日光千姫物語でゆったり温泉
出典: 旅の最後は、温泉でゆったり。日光珈琲 御用邸通店の近くにある旅館「日光千姫物語」なら、日帰り入浴もOKです。
単純アルカリ泉のお湯は「美人の湯」とも呼ばれていて、肌に優しく、湯上りにはつるつるのお肌になれると言われています。館内にはタオルやシャンプー、アメニティーも揃っているので、手ぶらでふらりと立ち寄れますよ。たくさん歩いた身体を労わって、旅の疲れは置いて帰りましょう♪
思い立ったその日に出かけられる、魅力的な観光地・日光。日常に疲れたり、次にがんばるパワーが欲しくなったりしたら、ぜひ訪れてみてくださいね。
日光には、JR日光駅と、東武日光駅の2つの駅があります。隣接しているので、どちらの駅で降りても大丈夫。浅草駅が遠くない人なら、26年ぶりの新型車両として今年の4月にデビューしたばかりの、東武日光線「特急リバティ」がおすすめ。JRと東武鉄道、バスがセットになったフリー切符もありますよ。