マイエンフェルトは、スイスとリヒテンシュタインの国境にある山間部に佇む小さな街です。

マイエンフェルトは、ヨハンナ・シュピリの不朽の名作、『アルプスの少女ハイジ』の舞台となった村への拠点として知られており、世界中から大勢の観光客がこの地を訪れています。

アルプス山麓に佇むマイエンフェルトの街から少し郊外に足をの延ばすと、美しい自然に囲まれた雄大なアルプス山脈が迫っています。

マイエンフェルト郊外では、ブドウ畑が広がっており、素朴でありながらも美しい景色が広がっています。

マイエンフェルトへは、チューリッヒから直通の電車が乗り入れており、約1時間程度で到着することができます。

ハイジの村は、小説「アルプスの少女ハイジ」の世界を忠実に再現した博物館「ハイジハウス」がある村です。

雄大なアルプス山脈を背景に、木で作られた荷車、アヒル、ニワトリ、ウシなどの家畜が並んでいる様子は、まさにハイジの世界そのものです。

マイエンフェルトから、ハイジの村へは、徒歩約1時間程度で到着することができます。道中に広がる風光明美な景色は必見です。

ハイジハウスは、「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった19世紀末頃における山岳の村で営まれてきた生活を再現した博物館です。

ハイジハウスの内部は、私たちが想い描く「アルプスの少女ハイジ」に登場するハイジの家そのものです。

ハイジハウス内部に展示されている19世紀末頃に、実際に山岳地帯の村で使われてきた生活用品からは、ハイジの生活が、山岳地帯ならではの厳しいものでありながらも自然と共存する豊かな生活であったことを物語っています。

マイエンフェルトから、山道を歩くこと約2時間～3時間程度で到着するハイジヒュッテは、ハイジのおじいさんが住む家のモデルとなった小屋です。抜けるような青空、淡い緑色の草原、周囲に広がる深い森が織りなす景色を眺めていると、まるで自分自身がハイジになったかのような気分を覚えます。

スイス料理の定番といえば、日本でも広く普及しているチーズフォンデュです。本場スイスで作られた濃厚なチーズを白ワインで溶かした濃厚なソースの味は絶品です。

ラクレットとは、トロトロに溶かしたチーズを沿いで、じゃがいもにかけて食べるスイスの郷土料理です。ラクレットに使われる濃厚なチーズは、ホクホクに暖められたジャガイモとの相性が抜群です。