出典: 京都土産の定番中の定番といえば、八ツ橋。ここ数年、餡も皮も味にさまざまなバリエーションがありますよね。それに、八ツ橋のブランドもたくさんあってどれを選べば良いか迷ってしまいます。
出典: そこでお勧めするのが、左京区にある「聖護院八ツ橋本店」。京阪の神宮丸太町駅から徒歩5分程で行くことができます。朝お店の前を通ると、開店前からニッキの良い香りが辺りに漂っていてとっても素敵。聖護院八ツ橋も京都中の色んな所で買うことができますが、やはりできたてを買えるのは嬉しいです。朝8時から開いているので、他のお店が開く前に帰らないといけない時でも、できたての八ツ橋をお持ち帰りすることができます。
出典: 見た目はちょっと地味ですが、八ツ橋の香りと味わいを堪能するなら、餡の入っていない生八ツ橋がおすすめです。
出典: 出典: 「聖護院八ツ橋総本店」から徒歩とバスで10分ほどのところ、百万遍交差点の南西にあるのが、手作り金平糖専門店「緑寿庵清水」。1847年創業の老舗は、日本で唯一の金平糖専門店です。入り口のウィンドウに飾られた、創業当時に使われていた釜が歴史を感じさせてくれますね。丸いお砂糖の芯から作り始めてかわいいツノができるまで、職人さんが2週間もの間じっくりと手間暇をかけて育てた美しい金平糖は宝石のようです。
出典: 定番となっているフレーバーは13種類。ラムネやミルク、バニラ味など遊び心のある様々な金平糖は、これが金平糖!?と驚いてしまう美味しさです。他の材料を加えると結晶しないという砂糖の性質のために味付けが難しい金平糖ですが、緑寿庵清水ならではの伝統技でさまざまなフレーバーの金平糖を生み出しています。
出典: 定番のフレーバーの他にも、これまでに作られたフレーバーは 50種類以上。季節の野菜、特に京野菜フレーバーの金平糖は意外な美味しさにビックリ。ここだけしか手に入らない特別なお土産として大人気です。
出典: 季節限定の金平糖に加えて、毎年キャンセル待ちが出るほど人気なのが"究極の金平糖"シリーズ。写真はシャトー・ブラン(貴腐ワイン)の金平糖。他にもブランデーや赤ワイン・チョコレートなど、お土産を超えて記念日の贈り物にもできる素敵な金平糖がたくさんあります。
サイトを眺めているだけで、どうしても食べてみたくなってしまいます。
リピーター続出。クセになるお餅 「阿闍梨餅本舗 満月本店」
出典: 「緑寿庵清水」の通りを少し北に行ったところに、「阿闍梨餅本舗の満月本店」があります。みなさん、阿闍梨餅(あじゃりもち)をご存知ですか?
出典: 阿闍梨餅は、ちょっと不思議な形をした不思議な食感のお菓子。見た目は最中のようなどら焼きのような感じですが、甘さ控えめの上品な丹波納言の粒餡をもっちりとした秘伝の餅生地で包んだ、他で味わう事のできないお菓子です。一度食べたらクセになる美味しさで、京都に行く人をみつけては阿闍梨餅をリクエストする、という人も続出。
帰りに京都駅で買えばいいや、と思っていると、大きなショックを受ける可能性があります。やはりお土産は店舗を訪ねて買いたいですね。(筆者撮影)
抹茶"風味"を超えた、本格抹茶の洋菓子。「マールブランシュ京都北山本店」
出典: 京都といえば"和"をイメージしますが、地下鉄北山駅近くの北山通りエリアは洋風のカフェやレストラン・雑貨屋さんなどが多く、まちなかとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。そんな北山通にまだあまりお店がなかった頃、1982年に開業したのが、「マールブランシュ京都北山本店」。北山エリアを牽引してきた歴史あるフランス菓子のお店です。
出典: そのマールブランシュでも一番人気はなんといっても「濃茶ラングドシャ」。ちょっとした"抹茶風味"を超えた、しっかりとしたほろ苦い抹茶の味は世界中を虜にして、ニューヨークタイムズのコラムにも紹介されたほどです。間に挟まれたホワイトチョコレートの優しい甘さと濃茶のほろ苦さが絶妙な組み合わせ。ぜひ本店を訪ねてその雰囲気の中でお持ち帰りしたいものです。
取り扱い店舗は京都市内と、通販のみ。遠方の方はぜひお取り寄せしてみてください。
出典: 「永楽屋 細辻伊兵衛商店」は、京都らしい伝統柄の手拭や布小物を取り扱う、京都で十四代、400年に渡って商いを続ける日本最古の老舗綿布商。その永楽屋から2004年にスタートした「RAAK」は、伝統を生かしながらモダンなデザインやユーモアを取り入れた新しいブランドラインです。RAAK本店は、町歩きの途中立ち寄るのにちょうど良いところに、町並みに馴染んでさりげなく佇んでいます。地下鉄烏丸御池駅からすぐです。
出典: RAAKの店舗は、京都の老舗にありがちな、入るのに躊躇してしまうような雰囲気は全くありません。落ち着いた雰囲気の店内は、素敵な手拭いや手拭を使ったがま口やポーチなど、楽しいデザインでいっぱいです。
出典: 幾何学模様や動物柄など、モダンでファッショナブルなデザインもどこかやはり日本的。
手拭いは、あると意外にも色々と使い勝手が良いものです。RAAKでは、お弁当用のランチョンマットサイズのものやハンカチサイズのものなど色々なサイズがあるので、ちょっとした京都のお土産にぴったり。かさばらなくて壊れないのも良いですね。
現在、RAAKのオフィシャルサイトは閉鎖されています。永楽屋のサイト内からご覧下さい。
出典: 創業300年を超える老舗旅館の「俵屋」。間違いなく京都で最も素晴らしい宿のひとつですが、最近ではスティーブ・ジョブスが家族で定宿にしていたことでも有名です。極上のおもてなしと季節毎のしつらえで世界中のファンを感涙させる俵屋では、寝具やタオル、石けんに至るまでオリジナルのものを使っています。そのこだわりのオリジナルアメニティを、「ギャラリー遊形」で購入することができるのをご存知でしょうか。
出典: 地下鉄京都市役所前からすぐ、姉小路通麩屋町にあるギャラリー遊形で購入することができる俵屋オリジナルグッズ。中でもおすすめするのが、俵屋当代主人こだわりの石けんです。ベルガモット、ローズ、サンダルウッド、ジャスミン、パチュリ、ラベンダー、ラブダナブなどの天然香料に、ムスクなどの香り200種類以上がブレンドされていて、これだけ多くの天然香料がブレンドされた石けんは日本で唯一だそう。金色の個包装は美しく、正方形がかわいらしい感じですね。お友達へのお土産なら、1個ずつバラで配っても喜んでもらえそうです。
ギャラリー遊形はHPがありませんが、こちらのサイトから情報が配信されています。
京都いちばんの繁華街、四条河原町界隈の四条通寺町東にあるつげ櫛専門店の「十三や」。創業100年以上、当代で五代目になる老舗で、祇園の舞妓さんや芸妓さんも十三やの櫛を愛用しています。髪を梳くための櫛から、洋装にも使える髪留めまで色々なつげ細工の髪結い道具が見つかります。大切な人や、自分への、心のこもった贈り物としてひとつ選んでみませんか?
十三やのつげ櫛には、彫模様が入ったものやつるりとシンプルなもの、また髪を分けるのに便利な柄のあるタイプのものなど様々な形があります。美しいケース入りもあるので、携帯するのにも嬉しくなってしまいますね。椿油でのお手入れ方法などが丁寧に書かれた説明書も付けてもらえるので、初めてでも安心。一生もののつげ櫛を、思い出と一緒に手に入れるなんて、きっと素敵ですよね。
誰かにもらったことがあるような定番のお土産こそ、本店を見に行くと感激できるのが京都のお土産です。老舗の歴史ある店構えや町の雰囲気を味わいつつ、買って帰るお土産は格別です。地図とお買い物リストを見比べて、楽しい本店巡りを計画してみませんか。
観光地として国内外で人気の京都。せっかく京都を訪れたのだから、京都でしか買えないお土産をみんなにも、自分にも買ってあげたいですよね。そこで、ついつい自分用にも欲しくなる京都のお土産をご紹介します。
他にも京都には人気のお土産がたくさんありますよ♪こちらの記事では、SNS映えする京スイーツや、京グルメお土産が買える店舗をご紹介しています。是非、足を運んでみてくださいね。
京都土産の定番中の定番といえば、八ツ橋。ここ数年、餡も皮も味にさまざまなバリエーションがありますよね。それに、八ツ橋のブランドもたくさんあってどれを選べば良いか迷ってしまいます。