いくつになっても、電車に揺られながら知らない土地に行くのは楽しいもの。
「でも、旅行に行く時間もないなあ……」と諦めかけている人、思い切って足を伸ばしてみませんか?
ここでは、気の置けない友達と、また、一人でも気軽に行ける、関東の名湯を集めました。
ぜひこの夏は温泉に出向いて、疲れた身体を癒して下さいね。
日本三名泉のひとつとして、関東随一の人気を誇る「草津温泉」。
お湯の温度を適温に下げる伝統の「湯もみ」や200軒もの温泉宿やお土産店が並ぶ温泉街など、 街全体で温泉を楽しめる。
出典: 草津のシンボル「湯畑」。
泉質は日本有数の酸性度で、湯畑源泉のpH値は2.1。雑菌などの殺菌作用は抜群です。
出典: 草津名物の「湯もみ」
草津温泉の源泉は50〜90度の高温のため、そのままでは入れません。
その良質な源泉を水で薄めることなく温度を適温にするために、木の板で湯をかき混ぜて行われる伝統文化です。
熱乃湯ではその様子をショーとして見学できます。以下詳細。
◼︎営業期間
平成27年4月29日~(年間を通して営業予定)
※但し、メンテナンスやイベント等による臨時休演あり、要問合せ
◼︎公演時間
●午前9時30分・10時・10時30分
●午後3時30分・4時・4時30分 (一日6回公演)
◼︎観覧料金
大人600円・小学生300円
出典: 草津温泉から車で30分ほどのところに位置する白根山には火口湖の湯釜(直径約300メートル、水深30メートル)があります。
晴れた日には美しいエメラルドグリーンが見られる。
出典: 1200年もの歴史をもつ日本屈指の観光地箱根温泉郷へは
特急を利用すれば新宿から85分、品川から110分で行けるので
仕事終わりからでも、日帰りでも手軽に行ける。
箱根の温泉場は20もあり、その泉質や効能は様々。
箱根火山の麓にある「箱根湯本温泉」や「塔ノ沢温泉」などは冷え性・肩こり・腰痛解消の湯、塩化物泉が多い傾向があるとのことです。
箱根湯本には女子旅にはかかせないおしゃれなカフェが点在する。
立地を生かした自然の中にあるカフェで、癒しのカフェタイムを過ごそう。
出典: <NARAYA CAFE>
300年続いた老舗旅館の奈良屋が生まれ変わってできたこちらの古民家カフェ。
コーヒー・お酒・軽食・スイーツのメニューがあり
店内でも、隣接する足湯につかりながらでも食べられる。
箱根の自然と足湯に癒されながら、ゆったりとしたカフェ時間を過ごそう。
◼︎名称: NARAYA CAFE
◼︎住所: 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下404-13
◼︎営業時間: 10:30~18:00 ※冬季(12月~2月)は10:30~17:00
◼︎定休日: 水曜日、第4木曜日(1月中旬~2月下旬は冬季休業)
◼︎電話番号: 0460-82-1259
◼︎公式サイトURL: http://www.naraya-cafe.com/j/welcome.html
出典: <Salom de the ROSAGE(サロン・ド・テ ロザージュ )>
山のホテル別館にあるのは、芦ノ湖に浮かぶように建つデザートレストラン。
贅沢なロケーションの中で、大人気のあつあつのりんごパイなどのデザートやこだわりの紅茶を味わえる。
◼︎名称: サロン・ド・テ・ロサージュ
◼︎住所: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80 山のホテル
◼︎営業時間: 10:00~17:00・定休日: 年中無休
◼︎電話番号: 0460-83-6321
◼︎公式サイトURL: http://www.odakyu-hotel.co.jp/yama-hotel/
出典: 箱根寄木細工は木材のそれぞれが持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせ精緻な幾何学文様を作り出し、そのまま加工し製品にしたり、特殊な大鉋(おおかんな)で薄く削り、小箱などに貼布、装飾に利用したりする伝統的な木工芸品です。
製品としては箱を開ける際のからくりが施してある秘密箱が有名ですが
そのほかにもコースターやお皿、箸置き、ボタンなども。
箱根ではこの寄木細工を体験できる施設がたくさんあります。
出典: 伊香保温泉は、病の治療や健康増進などを目的とした多くの人達が訪れることも多い、群馬県屈指の癒しの湯です。また江戸時代に伊香保は「子宝の湯」としても重宝され、圧倒的に婦人客からの人気が高かったそうです。
伊香保温泉のシンボルは情緒あふれる石段街。
石段をはさんで左右に旅館・土産物屋・射的場などが立ち並ぶ。
こちらの石段は登り切るまで365段あり、これには
「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という繁栄の願いが込められているそう。
出典: 万座温泉は標高1800mに位置する絶景の雲上温泉郷です。
また源泉は、日本でも有数の濃厚硫黄を含有する温泉です。
硫黄に含まれる硫化水素成分は毛細血管の拡張作用に働き、代謝促進作用が期待できます。
出典: 出典: そのロケーションの良さから、ドラマやプロモーションムービーなどのロケ地として使われることも多い牧場。
◼︎住所:〒377-1528群馬県吾妻郡嬬恋村干俣 嬬恋牧場
◼︎電話番号:0279-97-3855
◼︎営業期間 4月中旬-11月中旬まで(無休営業)
◼︎営業時間 9時-17時 (お食事11時-15時)
◼︎駐車場 無料(80-90台)
◼︎入場料 無料
大自然が創造した渓谷美の極みとして名高い鬼怒川。
渓谷に沿って、個性的な湯宿が多くあります。
湯はアルカリ性単純温泉で、肌にも優しい軟らかな泉質です。
周辺には日光江戸村や東武ワールドスクウェアなどのテーマパークも多く、観光にも最適です。
出典: 出典: 鬼怒川渓谷の素晴らしさを満喫できるのが、鬼怒川ライン下りです。船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきで、奇岩・怪石が織りなす造形の妙を味わいながら下るさまは豪快そのものです。
営業期間 : 4月中旬から11月下旬(期間中無休)
料金 : 大人 2,700円 小人 1,200円
駐車場 : 駐車料500円 約150台(お戻りは無料チャーターバスで)
所在地 : 〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1414番地
TEL : 0288−77−0531
FAX : 0288−76−1378
昔、おなかを空かせていたところを若夫婦に助けられたテジロ猿が、大やけどを負った夫婦の子供を治癒した温泉です。それが猿ヶ京温泉の始まりといわれています。
56.5℃の硫酸塩泉である無色透明のこのお湯の効能は、高血圧、動脈硬化症、リウマチ性疾患、痛風、尿酸素質、創傷などにで、また飲用としても慢性胆のう炎、胆石症、慢性便秘、痛風慢性消化器病への効果もあるといわれています。
出典: 出典: 標高1319mの天神平までの2.4kmを約10分で結ぶロープウェイ。壮大な風景を窓越しに楽しむことができる。
ロープウェイを降りればそこは天空の花畑。季節によって様々な花を楽しめる。
営業時間: 平日8:00~17:00(1月16日~3月19日は9:00~)
土日祝7:00~17:00(12/29~1/4除く)
[ロープウェイ…上り最終16:30 下り最終17:00]
・約2分間隔で常時ゴンドラが発車しています。
・所要時間は片道約15分(最速7分)
料金(片道) :大人1,230円 小人620円
相模湾に面し、一年を通じて温暖な湯河原は、古くから万病に効くと評判の良質な温泉が湧く場所として知られていました。
特に明治時代中頃からは、秘湯の趣きと閑雅な風情をもとめて文豪が数多く訪れ、この地を舞台とした作品を遺しています。
出典: 出典: 「幕山」の山麓斜面に、約4000本の紅白の梅がじゅうたんのように咲き乱れ、園内は梅の香りに包まれる。
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋
電話番号:0465-63-2111(湯河原町観光課)
アクセス:湯河原駅から鍛冶屋行きバスで森下公園前下車 徒歩約30分
壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉です。
温泉地名の由来ともなった湯西川の渓谷沿いには湯宿が立ち並びます。
出典: 出典: 1月下旬~3月中旬には日本夜景遺産にも認定された、かまくら祭が開催される。
河川敷に約1200ものかまくらが作られ、ろうそくの明かりが灯る週末の夜は特に幻想的な風景が広がります。
出典: 那須温泉郷は、那須町の北西部にそびえる茶臼岳の山腹に散在する温泉群です。
福島県南部を含む那須地方のランドマーク的存在である茶臼岳はいまも白い噴煙を上げながら、広大な山麓一帯に豊富な火山性温泉を自然湧出させています。
出典: 中世の貴族の館が残る英国のコッツウオルズ地方で有名なマナーハウス。
那須ステンドグラス美術館は、マナーハウスをモチーフに建物の資材をはじめ、工法まですべて本物にこだわって建てられています。
ステンドグラスの優しい光とアロマの香り、美しい造形物、パイプオルガンやオルゴールの音色、那須のやわらかな風に包まれた空間で日常を忘れてゆったりと過ごせる。
住所:〒325-0302栃木県那須郡那須町高久丙1790
TEL:0287-76-7111
時間:9:00-17:30(※11月〜3月 09:00-16:30)
入館料:大人 1,300円
中高生 800円
小学生 500円
幼児 無料
シニア 1,000円 ※60歳以上
たまのご褒美に、温泉はいかがですか?
心も身体も疲れたら、週末だけはぜひ自分を労わってあげてください。
いくつになっても、電車に揺られながら知らない土地に行くのは楽しいもの。
「でも、旅行に行く時間もないなあ……」と諦めかけている人、思い切って足を伸ばしてみませんか?
ここでは、気の置けない友達と、また、一人でも気軽に行ける、関東の名湯を集めました。
ぜひこの夏は温泉に出向いて、疲れた身体を癒して下さいね。