木々の緑に青い空。
岩肌と清流が織り成す渓谷美。
川面を渡る風は涼しく、爽やか…
埼玉県・秩父は、自然豊かで歴史文化に溢れる観光地。
訪れれば、歴史的文化財や温泉、特産物等が楽しめるだけでなく、豊かな自然を満喫することができます。
特に、清涼な水が流れる「荒川」と秩父山地が織り成す「渓谷」の風景は素晴らしく、年間を通じて多くの方が訪れ、ハイキングやキャンプ、川遊びや散策を通じて、秩父の「渓谷美」を楽しんでいます。
訪れれば、歴史的文化財や温泉、特産物等が楽しめるだけでなく、豊かな自然を満喫することができます。
特に、清涼な水が流れる「荒川」と秩父山地が織り成す「渓谷」の風景は素晴らしく、年間を通じて多くの方が訪れ、ハイキングやキャンプ、川遊びや散策を通じて、秩父の「渓谷美」を楽しんでいます。
秩父には、「渓谷」が美しい観光スポットが数々ありますが、中でも全長6kmに及ぶ国指定の名勝地「長瀞渓谷」は、“ライン下り”と“岩畳”でよく知られ、年間を通じて多くの観光客がこの地を訪れます。
「長瀞渓谷」は、秩父の渓谷の中で都心部からのアクセスが抜群です。車でも電車でも2時間程度。日帰りでも十分に心地良い一日を過ごすことができます。
「長瀞渓谷」は、秩父の渓谷の中で都心部からのアクセスが抜群です。車でも電車でも2時間程度。日帰りでも十分に心地良い一日を過ごすことができます。
都心部からのアクセスが抜群!
「長瀞」の玄関口は、秩父鉄道秩父本線(秩父線)「長瀞駅」。
都心部からは西武池袋線・東武東上線・高崎線を利用し、秩父線に乗換えます。
都心部からは西武池袋線・東武東上線・高崎線を利用し、秩父線に乗換えます。
池袋から西武池袋線(特急)で西武秩父まで80分 秩父鉄道に乗換えて20分
池袋から東武東上線で寄居まで80分 秩父鉄道に乗換えて20分
上野から高崎線で熊谷まで80分 秩父鉄道に乗換えて50分
出典:アクセス
涼風と渓谷美「長瀞渓谷」
「長瀞」といえば、隆起した結晶片岩が広がる「岩畳」と「ライン下り」。
「岩畳」によって、荒川の流れが淀み、青い「瀞」となる景観は、「長瀞渓谷」ならではの眺めです。
「岩畳」によって、荒川の流れが淀み、青い「瀞」となる景観は、「長瀞渓谷」ならではの眺めです。
長瀞岩畳
「岩畳(いわだたみ)」は、秩父盆地の水を集めながら流れる荒川が、結晶片岩地帯を侵食することによって生じた、断層谷や岩石段丘のことを称しています。「長瀞」の風光明媚な景観は、清流と秩父の豊かな緑とこの「岩畳」によって生まれています。
親鼻橋河原(親鼻橋下)
「親鼻橋河原」は、「長瀞」の上流に位置します。「親鼻橋(おやはなばし)」は、皆野町に架かる国道140号の橋。最寄り駅は「上長瀞駅」ですが、「長瀞駅」からも歩いて行くことができます。
「親鼻橋」下の川原は、車で降りることが出来る上、水道やトイレが完備され、バーベキューやキャンプ、水上アクティビティを楽しむことが出来ます。また、ここは秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」のシャッターポイントとしても知られています。
「親鼻橋」下の川原は、車で降りることが出来る上、水道やトイレが完備され、バーベキューやキャンプ、水上アクティビティを楽しむことが出来ます。また、ここは秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」のシャッターポイントとしても知られています。
川から楽しむ渓谷美“長瀞ラインくだり”
景観を楽しみながらのんびり散策やピクニック、BBQも楽しいものですが、折角「長瀞」へ足を運ぶのなら、川を下りながら周囲の景色を楽しんでみましょう。長瀞では、「ライン下り」の他に「ラフティング」や「カヌー」、「カヤック」のツアーや体験講習も出来ます。
その他の観光スポット
もっと「長瀞」をエンジョイするのなら、「宝登山(ほどさん)」にも登ってみましょう。「宝登山」は、標高497.1m。山麓から山の中腹まではロープウェイが架設されています。
山麓には、長瀞の夏の風物詩「船玉祭」が催される「宝登山神社」、山頂には家族連れで楽しめる「宝登山小動物公園」があります。
山麓には、長瀞の夏の風物詩「船玉祭」が催される「宝登山神社」、山頂には家族連れで楽しめる「宝登山小動物公園」があります。
宝登山神社
宝登山神社の発祥は約1900年前にさかのぼると言われています。
東国地方を平定するために軍勢を引き連れた日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が宝登山の山頂を目指しました。道中で山火事に襲われた尊たちですが、その前に白い影と黒い影が突然現れます。ふたつの影は猛火に飛び込み、荒れ狂う炎を消し止めました。影のように見えたのは犬でした。2頭の犬は尊たちを山頂まで導びくと、姿を消したのです。尊は犬たちを神の使いと信じ、この山を「火止山(ホドヤマ)」と名付け、神を祭りました。
こういった由来もあり、宝登山神社は、火災盗難よけなどのご利益で知られており、また「宝の山に登る」という縁起のよさから、年間に100万人の参拝者が訪れます。1月の新年開運祈願祭、2月の節分祭、4月の例大祭、8月の船玉祭など、四季折々の行事も賑わいます。本殿は、江戸建築の技巧である「唐波風権現造り」により明治初期に建てられたもので、欄間には表情豊かな彫刻と鮮やかな色彩が施されています。
宝登山神社は、世界的に著名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン フランス語版改訂第2版」に掲載され、一つ星の評価を受けました。
宝登山ロープウェイ
長瀞の自然に抱かれてながら ―天然氷&カフェ―
阿左美冷蔵(あさみれいぞう)
創業明治23年の天然氷蔵元「阿左美冷蔵」。かき氷ファンならお馴染みの、全国に名が知られるかき氷の名店です。「阿左美冷蔵」の氷は、先に紹介した宝登山の湧水を氷結させた“天然氷”。自家製のシロップの種類の豊富さ、その美味しさもここならでは。
ブック・カフェ・ギャラリーPNB-1253
「ブック・カフェ・ギャラリーPNB-1253」は、長瀞の自然の中に佇む、静かなカフェ。アート作品と古書に囲まれてゆったりとした一時が過ごせます。
カフェのオススメは、自家焙煎のフェア・トレードコーヒーと共に頂く、地元秩父産のそば粉を使ったガレット。他にも、地元特産品を使ったこだわりのメニューが豊富に揃っています。
カフェのオススメは、自家焙煎のフェア・トレードコーヒーと共に頂く、地元秩父産のそば粉を使ったガレット。他にも、地元特産品を使ったこだわりのメニューが豊富に揃っています。
【画像は、荒川に架かる秩父鉄道の「荒川橋梁」】