※熊本地震により被害を受けられたみなさまに、謹んでお見舞い申し上げます。
被災地域のみなさまのご健康と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
被災地域の店舗様、施設様につきましては、地震の影響により記事掲載時点と営業内容が異なる場合がございますので、事前にご確認をお願いいたします。
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湯平温泉ってどんなところ？
ゆるやかな花合野川沿いに、約20件程度の旅館が軒を連ねている温泉街です。
湯平温泉の開祖は鎌倉時代と言われています。現在のような温泉街の骨格が出来上がったのが江戸後期で、今から約300年前に工藤三助という人が現在の石畳を作ったのがきっかけです。
それ以来、湯治場としての発展をつづけ、大正から昭和初期にかけて、一時代を築き上げます。 別府につぐ豊後の名湯として、また飲用泉として西の横綱に番付されたのもこの頃です。
当時、大分－湯平間を走る大湯線湯平駅前に並ぶフォードのタクシーの列を見れば、その繁栄ぶりがわかります。さらに、木造四階建ての旅館がたったのもこの頃で、今もその建物が一部残っています。一度湯平温泉に訪れれば、その歴史を垣間見ることができるでしょう･･･。
JR湯平駅からは、ボンネットバスで送迎してくれます。温泉街までの行程から、既に情緒感タップリ！
ボンネットで揺られること約20分。湯平温泉に到着すると、名物の『石畳』が迎えてくれます。湯平温泉の象徴である石畳は、約300年前の江戸時代に作られました。花合野川の石で敷き詰められた石畳の坂道からは、どこか懐かしい香りがします。
湯平温泉のお湯は？
湯平温泉は、江戸時代から山峡の『湯治場（とうじば）』として栄えてきました。飲用可能で胃腸に効果があるとされ、戦前には別府温泉に次ぐ九州の名湯として一時代を築きました。湯治場として栄えたことから、湯平温泉には5つの共同浴場があります。いずれも管理人は常駐しておらず、入り口に祀られた賽銭箱に入湯料を納めます。
湯平温泉オススメの宿
ゆのひら 上柳屋
『ゆのひら 上柳屋』は、明治創業の老舗宿です。館内は民芸調で、女将手作りの照明や小物がさり気なく並びます。
館内に客室は8つ。うち2つは2階建ての離れとなっており、それぞれ専用の半露天風呂が備わっています。8つの客室に対して、浴場は4つ。もちろん貸切風呂もあります。
宿の自慢がお料理です。自家製のオーガニックや、新鮮な朝採り野菜を女将が丹精こめて手作りしています。
もちろん、新鮮な豊後牛も堪能できますよ。
清流とほたるの宿 高尾荘
湯布院温泉からほど近い、湯元温泉郷の入口にある小さな温泉宿「高尾荘」さんは、家族経営されている小さな宿。
名前のとおり自然あふれる緑に囲まれたお宿は、ほっこり出来る癒しのお宿です。旅館のお湯は、弱アルカリ性で肌はすべすべに！内湯と露天の２つがあり、それが交互に貸し切り出来るようになっています。
地の素材を使った優しい味付けのお料理は、どれも美味しいと評判！メインは鮎の塩焼きと肥後牛。お刺身や煮物お吸い物と、品数も多く、旅の疲れをほっと癒してくれそうですね。
山荘松屋
純和風の温泉宿”松屋”。露天風呂付き個室もあり、とっても落ち着いた雰囲気のお宿です。
食事は和のフルコースといったところ。豊後牛しゃぶしゃぶの他に、刺身、川魚の塩焼き、茶碗蒸し、茶そば、サラダ、天ぷらなどなど、目にも楽しいいお料理の数々が並びます。そして、ごはんが釜炊きの白ごはんという所も魅力的！炊き立てのアツアツのご飯を楽しむことが出来ます。
癒しの宿 鷹勝
お食事がとにかく美味しい！と評判の”癒しの宿 鷹勝 ”
湯平温泉は共同浴場もあり、複数の温泉巡りを楽しむことが出来る温泉街。となると、お宿のお風呂(温泉)も気になりますが、お食事の美味しいところに泊まりたいですよね…
お造りはお魚種類が多く、季節に合わせ、その時々の旬の素材を…もう、これだけでご飯が進んじゃいそう…
お洒落な盛り付けも素敵で、ひとつひとつの器も凝っています。自家製の明太子などが出される事もあるそうですよ！温泉と、美味しいお食事があれば、お腹は勿論、心も体も癒されますね！
つるや隠宅
温泉街の丁度入口坂道の石畳の脇にひっそりと佇む”つるや隠宅”
部屋数は５部屋、旅館の内湯は２ヶ所用意されています。
食事処で頂く夕食は、どれも品良く盛り付けられ、小鉢などを使い、まるで懐石料理を楽しんでいるみたいな気分に♪
こちらは内湯の半露天風呂。外の風を感じながら、日々の疲れを癒しましょう…
鄙びた温泉街『湯平温泉』
鄙びた温泉街『湯平温泉』。懐かしさと情緒あふれる湯平温泉を、一度訪ねてみませんか？
湯平温泉の歴史は、鎌倉時代にまで遡ります。