ファンタジー映画で気分をリフレッシュ
1.DESTINY 鎌倉ものがたり
黄泉の国を旅するファンタジー超大作
「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督とその製作チームが手がけたヒット作。鎌倉の街に暮らすミステリー作家の一色正和(堺雅人)と若妻・亜紀子(高畑充希)の風変わりな日常&冒険を描いています。
原作は30年以上続く人気コミック
映画の原作となるのは、「三丁目の夕日」の原作者でもある西岸良平氏のコミック。1984年から連載が続くロングセラーで、現在は36巻まで発行されています。映画と同様、レトロな世界観にほっこりしますよ。
2.今夜、ロマンス劇場で
映画のヒロインと紡ぐ純なラブストーリー
モノクロの映画から飛び出したヒロイン(綾瀬はるか)と、映画監督を夢見る青年(坂口健太郎)が織り成すロマンチックなラブストーリー。綾瀬はるかさんがオードリー・ヘプバーンさながらの華麗な衣装を次々と披露し、作品を彩ります。
お気に入りのモノクロ映画のお姫様に思いを寄せる健司。ある日突然、憧れの彼女が映画の中から姿を現し、不思議な同居生活が始まります。しかし、彼女には人のぬくもりに触れると消えてしまうという魔法がかけられていました。
3.ぼくは明日、昨日のきみとデートする
時空が交差する切ないラブストーリー
京都を舞台に20歳のカップルの不思議で切ないラブストーリーを描いた作品。劇中には京都の観光スポットやおしゃれなお店などが登場し、ロケ地巡りをするファンもいます。
原作は160万部超えのライトノベル
映画の原作は七月隆文氏の同名小説。160万部を超えるヒット作で、映画を見てから読んだという読者も多くいます。ぜひ映画と小説の両方の世界観に浸ってみて下さいね。
4.ステキな金縛り
笑って泣ける法廷コメディ
三谷幸喜監督による奇想天外なコメディ&ファンタジー。たくさん笑って最後にほろっとさせられる珠玉のエンターテインメント作品です。
5.青天の霹靂
タイムスリップで巡り会う親子の物語
劇団ひとりさんが自らの小説を映画化した監督デビュー作。売れないマジシャンが突然40年前にタイムスリップし、若き日の両親と共に過ごす笑いあり涙ありの物語です。
音信不通だった父の死を知らされ、生きる意味を失いかける轟晴夫(大泉洋)。その時、突然彼の上に雷が落ち、気付くと40年前の世界に。そこで出会った若き日の父(劇団ひとり)とステージに立つことになり、家を出て行った母(柴咲コウ)とも巡り会います。
6.あやしい彼女
中身はおばあちゃんのパワフルヒロイン
ひょんなことから一気に若返ったヒロインが、ここぞとばかりに自由な人生を楽しむ痛快ストーリー。韓国でヒットした作品のリメイク版です。
毒舌おばあちゃんとして商店街で有名な瀬山カツ(倍賞美津子)。ある日写真館で写真を撮ってもらった彼女は、突然20歳の娘(多部未華子)に若返っていることに気付きます。どうせならとことん楽しもうと、20歳のカツはおしゃれをしたり、バンドデビューしたりと、様々なことを体験していきます。
7.ラブ&ピース
ミドリガメがもたらす奇妙なサクセスストーリー
奇才・園子温監督が無名時代に書いた脚本をそのまま映像化した作品。大河や朝ドラで話題の長谷川博己さんが、クールなイメージとは真逆の主人公を熱演しています。
冴えないサラリーマン鈴木良一(長谷川博己)は、大切に飼っていたミドリガメのピカドンを、周りにバカにされて思わずトイレに流してしまいます。ピカドンが辿り着いたのは、地下にある捨てられたおもちゃたちの国。ピカドンは不思議な老人から願いを叶える力を授かり、ミュージシャンになりたかった良一の夢を叶えようとします。
8.ナミヤ雑貨店の奇蹟
過去と未来をつなぐ不思議な手紙の物語
東野圭吾氏のベストセラー小説を映画化した話題作。違う時代を生きる人たちが、一軒の雑貨店を通して手紙をやり取りする感動のファンタジー作品です。
幼馴染の敦也(山田涼介)たち3人は、夜を明かすために古びた空き家に忍び込みます。そこは、30年以上前に大勢の悩める人を迎え入れていた「ナミヤ雑貨店」。閉店してかなり経つその店になぜか過去から手紙が届き、敦也たちは不思議に思いながらも返事を書きます。
東野圭吾氏の原作もぜひご一緒に
原作は東野圭吾作品では珍しく、ミステリー要素の少ないヒューマンファンタジー。映画を見る前に読んでおくと、世界観がより広がるはずですよ。
9.里見八犬伝
長く愛される壮大なスペクタクル
1983年に公開された角川映画の超大作。薬師丸ひろ子さんを主演に、真田広之さん・千葉真一さん・志穂美悦子さんなど、JACの役者さんの華麗なるアクションも見ものです。
100年前から続く恨みによって、妖怪の玉梓(夏木マリ)に滅ぼされた里見家。唯一生き延びた静姫(薬師丸ひろ子)は、8つの霊玉を持つ犬江親兵衛(真田広之)ら8人の犬士と共に、玉梓討伐の戦いに挑みます。
10.竹取物語
昔話を元にした特撮ファンタジー
市川崑監督による1987年公開の特撮映画。誰もが知る「かぐや姫」の物語を、彼女が実は宇宙人だったという設定でSF風にアレンジした話題作です。
娘を亡くして嘆き悲しむ夫婦の家のそばに、ある晩謎の物体が墜落します。光を放つ物体の中にいたのは、小さな赤ん坊。その子は夫婦の下で美しい娘(沢口靖子)に成長し、3人の公家に求愛されます。しかし、実は娘は月の住人で、満月の日に迎えが来ることになっているのでした。
ファンタジーの世界に癒されてみませんか?
日本のファンタジー映画は絆や深い愛情などを描いたものが多く、疲れた心に感動や癒しを与えてくれます。忙しい毎日からちょっと離れたくなったら、ぜひ珠玉のファンタジー映画を楽しんでみて下さいね。