ノルウェーの魅力が詰まった映画の世界へ
筆者が実際に観た、おすすめの映画を集めました。おうち時間の合間に、ぜひお楽しみいただければ幸いです。
美しい生き様、ユニークな視点に感動【ドキュメンタリー映画】
バレエを愛する少年『バレエボーイズ』
バレエと勉強を両立させなければいけない、本当に夢を実現できるか、家族と離れて生活できるのかなど、少年が夢と現実の狭間で揺れ動く姿が美しく描かれています。勇気を貰える感動作です。
世界中から6人の監督と建築物が語りかける『もしも建物が話せたら』
6人の監督たちが「もしも、建物が話せたら何を語るだろう」というテーマにストーリーを描くドキュメンタリー。ノルウェー、ドイツ、アメリカ、ロシア、フランスの歴史的建築物がユニークな視点で語りかけます。この映画を観ると今すぐに訪れたくなってしまいます。
ノルウェーで活躍する日本人女性の物語『Maikoふたたびの白鳥』
世界トップクラスの日本人プリマドンナ、西野麻衣子氏のドキュメンタリー映画。15歳にして名門英国ロイヤルバレエスクールに留学し、その後、ノルウェー国立バレエ団に入団しプリンシパルにまでのぼり詰めます。そんな彼女の苦悩、葛藤、挑戦をノルウェー人監督のオセ・スベンハイム・ドリブネス氏が追いかけます。
15歳で日本を飛び立ち英国にバレエ留学した彼女は一体どのような気持ちだったのか。そして、ノルウェー国立バレエ団に19歳で入団し、25歳でプリンシパルとなった西野麻衣子氏。妊娠、出産、キャリアなど、頂点を知るものだからこそ感じる葛藤や苦悩。彼女の生き様に感動させられること間違いなしです。
心ときめく【青春映画】
ビートルズに憧れる少年たちの青春ストーリー『イエスタデイ』
ノルウェーに住む4人の少年たちが海を越えてやってきたビートルズに憧れバンドを結成!音楽に恋に夢中になる、まさに青春100%ストーリー。
彼らの一生懸命な生き様や何かひとつのことに夢中になる姿に、元気付けられるおすすめの作品!ノルウェーの美しい街並みもぜひ、ご一緒にお楽しみくださいね。
迫力満点!大人の青春『キャノンレース』
職業は自動車修理工場経営、そして趣味はレースという正真正銘の愛車家のティーティー。ある日、勝負を吹きかけられたティーティーは、世紀の大レースに参加することに。痛快アクション&大人の青春ストーリーに仕上がっています。観ていてすっきりすること間違いなしの一本です!
大人の階段を登り始める、とある少女のストーリー『15歳、アルマの恋愛妄想』
大自然の中にあるノルウェーの田舎町に住む少女たち。主人公のアルマはひょんなことから思いがけないことを始めてしまいます……。アルマを中心に10代の少女たちが繰り広げるちょっぴり大人のノルウェー映画。
人間味を感じる【ヒューマン映画】
ノルウェーの田舎町の、とあるお話『キッチン・ストーリー』
舞台は1950年代、2人の老人が繰り広げるノルウェーの田舎町のストーリー。北欧の映画らしいゆるーいストーリー展開とどこかクスッと笑ってしまうユニークさも魅力です。
ツッコミどころが満載なのに、なんだか素直に受け入れてしまうような……。独特の時の流れとノルウェーの美しい景色や街並みも一緒にお楽しみください。
ノルウェーでも評価絶大『HARAJUKU』
ノルウェーの首都オスロの中央駅と東京・原宿を舞台にストーリーは展開。自殺、家族崩壊、若者のメンタルヘルスについてなど、ノルウェーの社会問題を取り上げ、見終わった後はなんだか色々と考えさせられる内容です。
日本のアニメなどのサブカルチャーに憧れるノルウェーの若者たちからヒントを得て作られたという『HARAJUKU』。日本をメイン舞台とするノルウェー映画は珍しいので、観ていて新鮮です!
等身大の女性に共感『1001グラムハカリしれない愛のこと』
『キッチン・ストーリー』を手掛けた監督ベント・ハーメル氏が贈る『1001グラムハカリしれない愛のこと』。測量研究所の研究員として働くマリエ。彼女は優秀な研究員ではありますが、プライベートにおいてはとっても不器用。
とある理由からパリへ向かうことになったマリエには、予想していなかった思いがけない出会いが。不器用だけと真っ直ぐに生きるマリアの姿には、思わず応援したくなってしまいます。マリエの人生に勇気と元気を貰えるおすすめ作品です。
ノルウェー映画にパワーを貰おう!
ノルウェー語とノルウェーの美しい景色には魅せられること間違いなし。モチベーションをUPしたい、感動したい、笑いたい、しんみりしたい、すっきりしたいなど……気分に合わせてお好みの映画をお楽しみくださいね。ノルウェー映画からパワーを貰いましょう!
少年がノルウェーの首都オスロのバレエ団に入団し、バレエに没頭する彼の4年間を記録した『バレエボーイズ』。入団するまでは女の子しかできないものだと思っていたバレエに、真っ直ぐ懸命に向き合う彼の姿には思わずグッときます。