憧れがいっぱい!おすすめのフランス映画
美食の街ならでは!美味しい気分になる作品
大統領の料理人
片田舎のレストランを経営しているオルタンスは、ミッテラン大統領の指名により、エリゼ宮のプライベートルームに迎えられる事になります。男社会の厨房で孤立しながらも料理に向き合う姿は、実話を元にしたストーリーならではのリアルな雰囲気も感じられます。
シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ
レオンでもお馴染み、日本で人気の高い俳優ジャン・レノが主演を務める「シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」は、ちょっぴり笑えて心温まるサクセスストーリーを描いた作品です。
三ツ星レストラン「カルゴ・ラガルド」の超一流有名シェフのアレクサンドルは、審査で星を失いかけピンチに!そんな時、有名シェフのレシピを完璧に暗記する才能を持つも、傲慢さでシェフをクビになってしまったジャッキーとひょんなことから出会い、新作料理を共に制作することに。二人のちぐはぐな掛け合いと美味しそうな料理たちに目が離せません。
トレンド発信地!世界的ファッションデザイナーを描いた作品
イヴ・サンローラン
20世紀を代表するフランスのファッションデザイナー「イヴ・サンローラン」の生涯を描いた作品で、主演のピエール・ニネは最優秀男優賞を受賞し、第40回セザール賞においては7部門にてノミネートされたヒット作です。
1960年代から現在に至るまで、ハイブランドの代表格としてファッション界を牽引し続けるイヴサンローラン。創設者であり、伝説のファッション・デザイナーと賞された輝かしい喝采の裏の孤独などが描かれています。ファッションの都パリならではの作品です。
ココ・アヴァン・シャネル
こちらも今や誰もが知るシャネルのデザイナーココ・シャネルの生涯を描いた作品で、孤児院育ちの彼女が世界を舞台に活躍することになった歴史が詰まっています。
シャネルを代表するデザインの1つであるシャネルスーツは、男性社会だった当時に女性が働く社会へと変化させたシャネルの生き様の結果であることが、映画を見ることで理解できます。フランス映画独特の空気感が漂う作品です。
オシャレなパリっ子に憧れる!キュートな恋の映画
タイピスト!
1950年代のフランスを舞台にした作品で、当時を再現するために世界中からタイプライターを探し周り200台ほど準備。衣装もデザインから生地までこだわって作られ、セザール賞ではデザイン賞にノミネートされた映画です。
タイプライターの早打ちのみ得意だったヒロインのローズは、田舎町を飛び出して憧れの秘書を目指すもすぐにクビを言い渡され、それを免れるためにはタイプライターの早打ち世界選手権で頂点に立つこと。奮闘する彼女の健気さや恋が当時のレトロな世界観と相まって、乙女心をくすぐります!
アメリ
独学で映像制作を学び、フランスの代表的な監督となったジャン=ピエール・ジュネ監督の代表作「アメリ」は、パリ・モンマルトルを舞台にパリジャンの日常を描き、2001年に公開されるとフランスはもちろん、日本においても大人気となり、現在もファンが多い作品です。
子供の頃から空想が好きだったアメリは、大人になってもモンマルトルのカフェで働きながら、人々をちょっぴり幸せにする悪戯を仕掛けるちょっと変わった女の子。そんなある日、アメリは恋に落ち日常に変化が・・・。彼女の好きなクリームブリュレのシーンやカフェなど、パリへの憧れが膨らむ作品です。恋に不器用でキュートなアメリにも夢中になってしまうはず。
世界中を虜に!ファンが多い人気のフランス人監督作品
アーサーとミニモイの不思議な国
レオンやトランスポーターなど、世界中を震撼させた作品を数々手掛け、日本でも根強いファンが多い奇才リュックベッソン監督による「アーサーとミニモイの不思議な国」は、三部作で構成されている一作目の作品です。
主人公アーサーは冒険を夢見る少年。ある日、宝の地図を発見し、世界で一番小さな身長2mmのミニモイたちが暮らす世界へと旅に出ます。3Dアニメーションを組み合わせたリュックベッソンならではのファンタジックな映画で、大人が見ても楽しめます。
顔たち、ところどころ
世界的女性映画監督として、ヌーヴェルヴァーグの祖母と言われるアニエス・ヴァルダと、写真家JRの年齢差54歳の二人が、フランスの田舎町を旅するドキュメンタリー式の作品で、カンヌ国際映画祭にて、ルイユ・ドール賞を獲得しました。
カメラの形をしたトラックに乗り、訪れる先々で人々に出会い、顔を取ることにした二人は、時に険悪になりながらも笑顔にさせていきます。一期一会の素晴らしさとセンスの良さ。クリエイティブな世界観に、きっと幸せな気持ちにさせてくれるはずです。
人々に魅了!心温まるストーリー作品
エール!
フランスが生んだ天才、エリック・ラルティゴ監督による「エール!」では、主演を演じた当時新人だったルアンヌ・エメラが、セザール賞最優秀新人女優賞に輝いた作品です。
ルアンヌ・エメラが演じる高校生の長女ポーラ以外、全員聴覚障がい者という家庭環境で育ち、家族のコミュニケーションで欠かせない存在となっていた彼女は、音楽学校で歌の才能が認められパリのオーディションを勧められます。しかし、家族に反対され、役割を果たさなければいけない葛藤の中で苦しみます。素晴らしい彼女の歌声や家族の絆が描かれた感動ストーリーに、心が温まります。
ぼくを探しに
アカデミー賞の受賞歴を持つシルヴァン・ショメが、初の長編実写映画として監督を務めた「ぼくを探しに」は、シュールな世界観と美しい映像が広がるファンタジックコメディー作品です。
両親を失った事によるショックで言葉を発することができなくなってしまった主人公ポールは、同じアパートに住むマダムと出会い、彼女が淹れた不思議なハーブティーの力によって、幸福に満ちていた頃の記憶を思い出します。マドレーヌなどの焼き菓子や音楽も素敵に彩られた作品です。
フランス大統領官邸史上初となる女性料理人として、1980年代に2年間に渡りフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた「ダニエル・デルプシュ」をモデルにした映画です。主演を演じるカトリーヌ・フロは、この映画でセザール賞の主演女優賞にノミネートされました。