何度も手に取りたくなる、お気に入りの写真集探しへ
自然を愛してやまない方へ贈る写真集
「フィンランド・森の精霊と旅をする」リトヴァ・コヴァライネン、サンニ・セッポ (著)
「動物たちの惑星」スティーブ・ブルーム(著)
こちらは大海原を泳ぐゾウを、下から眺めた1枚。動物たちの躍動感あふれる姿を撮影することで知られる南アフリカ生まれの写真家、スティーブ・ブルームの写真集です。動物写真集はたくさんありますが、動物たちのこんなに生き生きとした大胆な姿が見られるのは、この写真集だけかもしれません。
珍しい動物というよりは、ゾウやパンダ、ペンギン、ライオンなど、私たちに馴染みある動物たちの写真が多いので、動物に詳しくない人でも楽しめる1冊。動物たちが暮らす大自然も見どころのひとつです。
「Flowers(フラワーズ)」Irving Penn(著)
こんなリアルな姿、見たことない。そんな言葉がぴったりな「花」をテーマにした写真集です。アメリカの写真家アーヴィング・ペンの代表作のひとつとなっています。ページをめくる度に、息をのむような美しさ。今にも動き出しそうな生き生きとした花々は、見て楽しむも良し、飾って楽しむも良し◎
ファッションを愛してやまない方へ贈る写真集
「Little Black Dress」Didier Ludot(著)
シンプルで装飾の少ない黒のワンピース「リトル・ブラック・ドレス(LBD)」を集めた写真集です。有名デザイナーが手掛けた美しいワンピースを着こなす女性たち。無駄をそぎ落としたシンプルなワンピースだからこそ、内面からの美しさが輝いて、きっと多くの女性を惹きつけるでしょう。そのまま飾っても絵になるシャネルのカメリアつきワンピースを着たドヌーヴの表紙も素敵です。
「モードデザイナーの家」イヴァン・テレスチェンコ(著)
ココ・シャネル、イヴ・サンローラン、クリスチャン・ルブタン。時代を引っ張ってきたモードデザイナーたちのプライベートな空間を撮影した写真集です。彼らは何を好み、どんなものを愛好していたのか。インテリアから紐解いていきます。
ただ単に豪邸や高級な芸術品を紹介する写真集ではありません。そこで生活していたデザイナーたちのありのままの姿が映し出されています。そこから見えてくるのは、大物たちの等身大の生き方や考え方。生きるヒントをくれる素敵なバイブルになりそうな1冊です。
何気ない日常を愛してやまない方へ贈る写真集
「Launderama(ランダラーマ)」Joshua Blackburn(著)
コインランドリーがテーマのちょっぴり変わった写真集。ロンドンで活動する写真家ジョシュア・ブラックバーンが撮影した、ロンドンのコインランドリーの様子が収められています。日本ではあまり見かけないカラフルな洗濯機たち。生活感も含めたすべてがお洒落な空間をポップに切り取った写真集です。
「William Eggleston's Guide」William Eggleston、John Szarkowski(著)
写真の舞台は1970年代初頭のアメリカの郊外。今では当たり前となっている「なんの変哲もない日常」を切り取った「カラー」の写真集です。アートとしてのカラー写真を世に広めた写真家ウィリアム・エグルストンの代表作となっています。写真を撮るのが好きで勉強してみたい、という方はぜひチェックしてみてください。
旅を愛してやまない方へ贈る写真集
「世界のかわいい村と街」パイ インターナショナル (編集)
憧れの街や村に思いを馳せて…。昔ながらののどかな街並みや手つかずの自然が残る村、石畳や窓枠が花で彩られた住宅街など、おとぎ話に出てくるようなかわいい街や村の実在の風景を楽しむことができる写真集です。
知っている場所もあれば、知らない場所もあるでしょう。ページをめくりながら、世界を旅してみませんか?行ってみたい街や村が見つかるかもしれませんね♪
「世界の路地」PIE BOOKS(著)
「世界のかわいい村と街」と合わせて楽しみたいのがこちら。世界中の路地を切り取った写真集です。角を曲がった先には、どんな景色が待っているんだろう…。実際に旅しているかのような、ドキドキとワクワクが詰まっています。
その街の雰囲気や、そこで暮らす人々の生活が垣間見える路地。不思議な魅力に惹かれる方も多いでしょう。この写真集から、次の旅行先を決めてみるのもいいですね。絵がお好きな方は、作品のモチーフにするのもいいかも。
「世界でいちばん美しい廃墟」MdN編集部 (編集)
世界各地の廃墟をテーマに撮影された写真集。廃墟と聞くと、「怖い」「不気味」といったイメージがありますが、この1冊を見れば印象はガラリと変わるでしょう。儚さの中にある美しさに魅了されるはずです。
工場、病院、学校、ホテル、豪邸…。昔の建物や道具に注目してみたり、かつてそこで暮らしていた人々の営みを想像したり、廃墟となってしまった理由を探ってみたり、いろいろな楽しみ方ができる写真集です。
「地球の食卓―世界24か国の家族のごはん」ピーター メンツェル、フェイス ダルージオ(著)
世界24か国の家族の1週間分の食事とその様子をまとめた写真集。世界の人々がどんなものを食べているのかを観察しながら、そこから見えてくる食の問題について考えを深めることができます。もちろん楽しそうに食事をする素敵な写真もたくさんあって癒されます!大型本で内容も充実しているので、おうちで過ごす時間がたっぷりある今にぴったりです。
フィンランド各地に残る古い木々と、そこにある歴史や神話をテーマにした写真集。フィンランド人の森や自然、木に対する習慣や考え方を、神秘的で美しい写真と共に紐解いていきます。オリジナル版はフィンランドにて〈最も美しい本賞〉を受賞。ページをめくる度に、不思議と気持ちが癒される1冊です。