暮らしに馴染む、木のカトラリー。
西粟倉・森の学校
「森の学校」が、岡山県西粟倉村という森林に囲まれた小さな村から発信しているのは、木が身近に当たり前に存在する暮らし。日本産の木材にこだわった材木屋として、木の良さが伝わる新しい製品を作り、全国にお届けしています。
その取り組みのひとつが、自分で作るワクワク感を体感できる製品。自分で削って自分で磨いて、そのひと手間をかけることで物に愛着が生まれます。木のあたたかみや優しい感触も感じられ、木材がどんどん身近なものに思えてくる、それが森の学校が手掛ける「ヒトテマ・キット」です。
作って楽しむ「ヒトテマ・キット」
ヒトテマ・キットはカトラリーやキッチンツール等が作れる、全15種類。切り込みが入っているので、パチンと外したら後は自分の好きな形に削って、磨けば出来上がりです。ノコギリ等の大掛かりな工具も必要ないし、作業場所も小スペースで大丈夫!
小刀や彫刻刀があれば、誰でも簡単にスプーンやフォークが制作できます。作り方の説明書や、仕上げのサンドペーパーはキットの中に同封済み。木材は木肌の美しいひのきです。勿論、無塗装、無添加の安全な国産材。削る間の木の匂いにも癒されますね。
デザートスプーン
例えば、人気の「デザートスプーン」のキット。こちらはひとつのセットで2本のスプーンが作れます。木のスプーンは優しい口当たりで、これで食べるおやつは格別美味しくなりそうです。
デザートフォーク
ちょっとした焼き菓子やフルーツを食べるのにぴったりな「デザートフォーク」もあります。
同じキットでも、作る人によって違うオリジナルの味が出ます。また木のカトラリーは使う内に色も形も変化していきます。その味わいも楽しみのひとつです。
ディナーフォーク
こちらは大き目の「ディナーフォーク」パスタやサラダによく似合う木製フォークが自分の手で作れます。
自分が使いやすいように、厚みや持ち手も工夫できます。自分で作った、という話題だけでも食卓が盛り上がりそう。
こどもばし
勿論、和食器も用意されています。こどもが使う短めの「こどもばし」は、お子様の手に合わせて作れるので、お箸トレーニングにもいいですね。お子様と一緒に作れば、食べる事が益々楽しく、ハッピーになります。
えんぴつ
最近ではちょっと懐かしくなりつつある鉛筆。これをヒトテマ・キットで作ってみませんか? 芯を組み込んで作る作業から、削って尖らせるところまで、改めて体験してみましょう。新鮮さと懐かしさが同時に感じられるキットです。
道具"It’s my knife"
ヒトテマ・キットに挑戦してみたいけど、何の道具も持っていない……そんな人の為に、道具も一緒に購入することが出来ます。中でもびっくりなのがこのナイフ。
このナイフ、自分で作ることが出来るんです……! 小刀の刃と柄をネジで組み合わせるだけなので、作る工程はそんなに難しくありません。柄はブナ材で、使えば使う程味が出ます。手にしっくりくる道具をひとつ持ってみるのもいいかもしれませんね。
時間と手間をかける良さ。
何でも買えば速いし簡単です。でも、敢えてひと手間をかける時間が暮らしを豊かにしてくれる気がします。親しいひとと会話を交わしながら、またはひとりでコツコツと。木の温もりや匂いを感じながら、作る楽しみを味わってみませんか?
並んだ木のカトラリーやキッチンツール。金属やプラスチックより優しくて、使う人に馴染んでくれる印象です。また、手入れをきちんとすれば長持ちもしてくれます。そんな暮らしの道具を手作りできるキット、というのはとても魅力的ですよね。