カフェライクな空間づくりに必須！「チョークボード」
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
上手く描くには、どうすればいいの？
チョークアートがうまくなる！7つのコツ教えます
（1）新品のチョークボードを「シーズニング」しよう
（2）まずは紙でイメージしよう
「どんな言葉を描きたいか、バランスは、飾りモチーフは…」まずは簡単なスケッチでいいので、紙の上に配置してみましょう。紙のサイズはチョークボードと同じ縦横比にしておくとイメージしやすいですよ。小さいものなら、ボードの上に紙を置いてスケッチするのもおすすめ！
こんなふうにパソコン画面上なら、イメージもしやすいですね。手書きなら、平行や垂直を揃えるのが苦手な方は、方眼紙を使うと便利です。
（3）全体のバランスを取ろう
配置のポイントは、垂直・水平・センターを押さえること。それだけで端正にバランスよく見えます。水平を出す「水準器」はカメラ用品コーナーやホームセンターなどで手に入ります。なければ、三角定規などを使ってもOK。
（4）様々なフォントを見てみよう！
結婚式のウェルカムボードには、こんなきっちりとしたフォントが定番。エレガントですっきりとした雰囲気です。
クラシカルでボリュームのあるフォントでインパクトを。周囲にお花などのフレームを描き込むことでさらに華やかになりますよ。
ナチュラルな手描き感がかわいいですね。程良く力の抜けた文字は、アットホームで温もりある印象に。
女性的でエレガントな雰囲気を出したいなら、流れるような線の美しいフォントを使うのがおすすめ。
（5）筆記具はどう選べばいいの？
一番扱いやすくおすすめなのは、昔ながらのチョーク。手描きならではの懐かしく少しかすれた質感が魅力です。慣れてきたら、細かな描き込みがしやすいスリムタイプやカラーチョークなども欲しくなりそう！
ブラックボード用マーカー「ポストチョーク」は、発色の鮮やかさと滑らかな書き味が魅力。水拭きで消せるので描き直しもOKです。ただし、ブラックボード用マーカーの中にはチョーク用黒板には使えないものもあるので、専用のボードを用意する必要があります。
@postchalk @kuretakejapan
カフェのような本格的なイラストを描きたいなら、混色のできるオイルパステルを。ただしこちらは一度描くと消せません。お店では、消さない部分をオイルパステルで、メニューなど書き換えが必要な部分はチョークを使うなどしているそうです。
（6）難しい文字や形は「ステンシル」で！
手描きでは難しいフォントやシルエット、パターン柄などを描くときは、紙に描いたり、パソコンに出力したものを切り抜いて「ステンシル」方式で描く方法もあります。大きなボードに描くときは、パーツごとに複数の紙で出力すればOK。
（7）書き損じのリカバーにも技アリ！
書き損じを消すときに役立つのが濡らした布。狙った場所だけを粉残りせずきれいに拭き取れます。
さらに細かいはみ出しなどを修正するときには「綿棒」を使うと便利です。
みんなのチョークアート拝見！おうち編
食器棚の上にチョークボードを！チェアやテーブルなどのインテリアと一体になって、まるでcafeのような空間になっていますね。
シンプルで小さなボードを1枚置いただけ。なのに、こんなにハイセンス。
横長のチョークボードを壁一面に貼っています。テクニカルなチョークアートに、ライトやオブジェなどの調和が絶妙！
さまざまなフォントを組み合わせて描いた、ハイレベルなチョークアート。まるで外国のポスターのよう！
こちらは壁にそのままチョークアートを描いた力作。壁紙の上から貼ることができるシール式の黒板壁紙は、お洒落な空間作りにぴったり！
こちらは、赤ちゃんの1歳の誕生日のメモリアルボード。身長や体重、好きな食べ物、しゃべれるようになった言葉に好きな歌…こんなボードと赤ちゃんの写真を一緒に撮ったら、一生の素敵な記念になりそうです。
みんなのチョークアート拝見！ウエディング編
ウエディングパーティで流行中の「フォトブース」。こちらは二人の名前や日付などをチョークボードに描いた「フォトブース」。フレームに見立てて写真を撮れば、オリジナルのメモリアルフォトが完成。
フォトブースサインはレンタルやオーダーもできますが、セミオーダーでオリジナルを描いてもらうこともできますよ。両家の苗字がさり気なくデザインされた、こんなフォトブースの前にカップルで並ぶのも素敵！
チョークアートはウェルカムボードにも大活躍。華やかに見せるには、お花をたっぷりとあしらって。
Instagramのハッシュタグをつけて撮影してもらえば、パーティの思い出をみんなで共有できますね。
グリーンをあしらった瑞々しくシンプルなアレンジは、シャビーシックな大人のレストランウエディングにおすすめ。
カラフルなお花があしらわれたウェディングボードは、結婚式らしく華やかな雰囲気に♪
新郎新婦の幸せがいっぱい並べられた、こんなウェルカムボードがパーティ会場にあったら素敵ですね！
おしゃれ＆ハートが伝わる、CHALKBOYのチョークグラフィック
「もっとチョークグラフィックが上手くなりたい！」そんな方に知ってほしいのが、チョークアーティスト「CHALKBOY（チョークボーイ）」さんの作品です。もともと働いていたカフェのメニューを書き換えていたところ、その腕が話題になり、あちこちで黒板描きを依頼されるようになったとか。やがてチョークグラフィックを仕事にするプロに。unicoとのコラボレーション「家具に絵を描くよ展」も話題となりました。
「自転車と暮らす」がテーマのソーシャルアパートメントに描かれた作品。スポークまで精緻に描かれた自転車のイラストと「人生は自転車に乗るようなもの」というワードが調和しています。
カフェとチョークグラフィックは、もちろん相性抜群。壁一面に描かれたアートがお店を象徴する存在に。
図書館内にある、スモーブロー（北欧のオープンサンド）専門店の作品。本と北欧、二つのテーマをチョークグラフィックで表現しています。
CHALKBOYさんは、チョークグラフィックの描き方を紹介した本も出版しています。道具やレタリングなどのノウハウも紹介されているので、しっかり知りたい方はぜひ一読を。ワークショップも開催しているので、機会があれば参加してみては？
いかがでしたか？
新しいボードにいきなり文字や絵を描くと、跡が残って消えなくなってしまいす。まずはチョークを黒板面全体にこすりつけるようにして塗りつぶします。黒板消しで拭き取り、仕上げに固く絞った布で水拭きすればOK。全体にチョークを馴染ませることで、消え残りがしにくくなり、書き味も滑らかになるんです。