あやとり
1本の糸や紐(ひも)を輪にして両手に掛け、おもに指を使って糸のつくりだす形を変えていく遊び。「綾取り」などとも表記される。二人あるいは数人で互いに糸を取り合って、次々と形を変えていく「ふたりあや」や、「はしご(橋とも)」「ほうき(松とも)」など一人で形をつくりあげたり、手指や腕に絡めた糸を引き抜く手品のような遊び方がある。
江戸時代の「あやとり」(江戸)、「いととり」(京、大坂)は、「ふたりあや」だけをさす呼び名であったが、今はこの糸遊びの総称となっている。
日本固有の遊びと思われがちであるが、実際には広く世界に分布している。
1880年代からの調査で、世界各地で3000種を超えるあやとりが伝承されていることが明らかになった。大昔、人間が紐類を手にしたときから、自然発生的にあやとりが始められたと考える研究者もいる。
こちらのサイトでさまざまなあやとりの技を動画でチェックすることができます。
ぽっくり
まずは普通に歩く練習が基本になります。
練習と言っても竹馬ほど難しくはないので、大半の人はすぐ普通に歩けるようになるでしょう。
慣れてきたら早く歩ける様に練習してみましょう、スピードも出る様になってきたら数人で競走してみると良いかもしれませんね。更に慣れてきたら竹馬の様に様々な技を生み出したりするのも楽しいです。
ただし、怪我だけには充分気をつけましょう。缶が一部でも破損していると、何かの拍子に切ってしまう事も充分に考えられます。
小さなお子様が遊ぶ場合、その点を考慮して親がしっかりと見ておく事が大切です。
竹とんぼ
一説には江戸時代に平賀源内が作ったという説もあるが、奈良時代の長屋王邸跡から類似の木製品が発掘されており、古来からの玩具だった可能性が考えられている。
また、類似の玩具は中国にも古くあり、東晋時代に葛洪が著した道教と煉丹術の文献『抱朴子』にも「飛車」というものがでてくる。15世紀にはヨーロッパに伝わったとみられ、聖母子像の中にはこのような玩具を持った絵もある。
こちらのサイトで詳しい作り方がわかります。
はねつき
羽根つきは、もともと新春の災厄よけのまじないから生れた遊びです。中国に生まれ、室町時代に日本に渡来したと考えられていますが、江戸時代には、正月に羽根つきをすると夏に蚊に刺されることがないと信じられていました。この羽根つきは、江戸の女の子が楽しむことのできた唯一の遊びだったのでしょう。
日本の伝統芸術となった押絵羽子板は、スターのブロマイドの役割をした役者の似顔絵のついたものから、 初正月のお祝いとして贈られた日本舞踊をテ-マとしたものまで様々です。
出典:www.flickr.com(@ta@keshi kimi)
昔遊びで一番ハっとするのはこれ、羽根つきかもしれません。動作はバトミントンやテニスと似ていますが、羽根つきはラケットではなく羽子板を使います。ゴム素材を使っていないからまるで弾力がなく、カン、コンと小気味いい音を立てながら、まさに「羽根」を「突く」ラリー。けっこう難しいですよ。
おはじき
色とりどりのガラスがキラキラ輝くおはじき。まるで宝石みたいで、持っているだけでときめいていた女の子もいるのでは?でもその遊び方って意外と知られていません。
おはじきは中国から伝わった遊びとされていて、それが最初に日本に伝わったのは奈良時代に入ってからのことであり、それ以前は貝殻や小石、また植物の実などを利用して遊ばれてきた。現在のおはじきのほとんどはガラス製だが、それが使われだしたのは明治時代の後期に入ってからのことである。プラスチック製のおはじきも登場しはじめ、これは主に算数などの学術に使われるおはじきとして利用されている。
一番ベーシックな遊び方は床にザーっとまいたおはじきの中から隣り合った二つをターゲットにします。その二つのおはじきの中心を指でなぞって狙いを周りに伝えます。そしてその二個のおはじきの片方を指ではじき、もうひとつのおはじきに命中できたらひとつをもらえる、というもの。簡単だからどんどん手持ちが増えていき、宝物が増えていく感覚を味わえますよ。
お手玉
昔の女の子の遊びの定番、お手玉。ポンポンとリズミカルに投げたり取ったりを繰り返します。とはいえ、2個、3個ならなんとか上手に操れても、4個以上のお手玉を扱うにはかなりの練習が必要です。昔遊びとはいえ、できたらかっこいいですよ。
お手玉(おてだま、御手玉)は、小さな布袋に小豆や米、ジュズダマの実などを入れ、数個を1組にして縫い合わせた玩具のこと。また、それを使って遊ぶことを「お手玉をする」などという。 地方によって、じゅずだま、おじゃみ、いしなご(石子/石投/擲石)などと呼ぶところがある。
好きな生地で色々作って見るのも楽しいですよ!
紙風船
紙風船とは、紙製の中空の玩具で空気を吹き入れて手で打ち上げて遊ぶ玩具の総称。角風船や紙手鞠などの紙風船はゴム風船同様、富山売薬をはじめ配置薬の行商人が子供におまけとして配ることがあった。紙などを原料とする環境風船もあるが、たいていはアトラクション用ではなくイベント参加者の手放しで行う風船飛ばし専用の風船である。
折り紙で作る即席紙風船!
おわりに
昔遊び、他にもメンコやけん玉、だるま落とし、竹馬もありますね!
なつかしい!と思う人も、「へー、こんな遊びだったんだ」とはじめて知る人もいるかと思います。素朴な遊びでも今あらためてやってみると意外な楽しさに出会えるかもしれませんよ。
なつかしい!と思う人も、「へー、こんな遊びだったんだ」とはじめて知る人もいるかと思います。素朴な遊びでも今あらためてやってみると意外な楽しさに出会えるかもしれませんよ。
■参考リンク
画像のご協力をありがとうございました!
ただ紐を用意するだけで何通りもの遊びができてしまうあやとり。準備はシンプルだけど、そのなせる技はとても複雑。指や頭の体操にもなります。童心にもどってあやとり、してみませんか?