巨匠たちの素顔を紹介した『北欧フィンランド巨匠たちのデザイン』が面白い!
気になる中身をちょっとだけご紹介!
本書で紹介されているデザイナーを、ちょっとだけご紹介します。
オイヴァ・トイッカ(Oiva Toikka)
イッタラのバードシリーズが生まれるきっかけになったシエッポなど、写真付きで紹介されています。
ドラ・ユング(Dora Jung)
フィンランドを代表するテキスタイルデザイナー、ドラ・ユング。家庭向けのテーブルクロスから、教会、劇場や裁判所などのディスプレーに使うテキスタイルやタペストリーなどを作り出す、多才なテキスタイルデザイナーとして活躍しました。デザイナーの仕事との出会いから、国際的に活躍するまでをわかりやすく説明してあるので、初心者でも読みやすいですよ。
作品はもちろん、デザインをしている貴重なショットなども掲載されてます。
マイヤ・イソラ(Maija Isola)
マリメッコの創始者であるアルミ・ラティアは「花はそのままで十分美しく、装飾モチーフとしての花は同等の価値を持ち得ない」と考え、ファブリックに花をデザインすることを禁止していました。では、「ウニッコ」はどのようにして誕生したのでしょうか。「ウニッコ」誕生の秘密も書かれています。
エリック・ブルーン(Erik Bruun)
彼がデザインしたポスターを、見開きで紹介しています。デザインが生まれた際のちょっとしたエピソードも、読んでいて楽しいですよ。
アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)
アアルトが国際的な建築家として知られる出世作となった、パイミオのサナトリウムも詳しく紹介されています。
エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)
自由な発想で遊び心あふれるデザインのプロダクトが、多数掲載されています。
世代を超えて愛される北欧の巨匠たちの、名作のウラに隠された素顔を紹介している『北欧フィンランド巨匠たちのデザイン』。この本では、建築・ガラス・テキスタイル・家具など、北欧の名作を作り出した16名の巨匠たちの仕事と人生を紹介しています。写真も美しいので、眺めているだけでも楽しいですよ!