秋の夜長は編み物をするのに良い季節。自分でコツコツと編み上げたニットには、既製品にはない愛着と温もりがいっぱいです。でも編み物に慣れていないと、何をどれだけ準備すればいいのか分からないですよね。そこでおすすすめなのが“編み物キット”です。今回は素敵なキットを、すぐに作れる小物からこだわりのセーターまで、難易度別にご紹介します。2018年09月26日作成
編み物は、初心者さんだけでなく経験者でも、はじめるまでのハードルがちょっと高いと感じる方が多いようです。そんな時は「編み物キット」の出番!おしゃれで可愛い手作りニットに、気軽に挑戦できますよ。
ひんやりと過ごしやすい秋の夜長は、編み物をじっくり取り掛かるのによい気候。それに今から作れば、セーターなどの大物でもクリスマスに間に合います。自分用にも、プレゼントにも、はじめやすいのが今の時期なんです。
とはいえ、作りたいものがあっても、どの材料がどのくらい必要か、慣れていないと分からないですよね。そんな時に便利なのが編み物キットです。
初心者さんでも気軽に挑戦できますし、久しぶりに編み物をする方が編み方を思い出すのにも活用できます。基本の編み方に慣れたら、そこから様々なアイテムを作ってみるのも楽しいですよ。
2色の毛糸玉を使って、ブローチ、ネックレス、リボンなど、簡単な小物が作れる、初心者さん向けのキットです。短時間で出来るので「まずは小手調べ!」という方にもぴったり。
キットには毛糸の他に、竹製のかぎ針、とじ針、説明書が入っています。また公式サイトで編み方の動画も用意されていますので、はじめてでも安心してチャレンジできます。
ちょっぴりアンティークな雰囲気が漂う、手のひらサイズのチャームミラー。かぎ針編みで作ります。
部屋に飾ったりポーチに入れたり。チャーム金具が付いているのでバッグにぶら下げることもできます。ちょっとしたプレゼントにもいいですね。
ニット帽やヘアバンドが作れる、中級者向けのキットです。どちらもシンプルなデザインなので洋服を選ばず、コーディネートしやすそう。
毛糸、竹製の輪針、とじ針、説明書がセットになっています。毛糸玉はたっぷり4つも入っており、余った糸で何か小物を作ることもできます。
てっぺんのポンポンが可愛らしいニット帽。花柄ですが茶色ベースなので甘すぎず、お子様から大人まで幅広く対応できます。
全部で4色の毛糸を使いますが、1段に編み込む色は多くても2色。作りやすさにも配慮されたデザインです。
「アピラ」とはフィンランド語でクローバーのこと。濃いめのグレーにアースカラーのクローバーが優しく映える、北欧風の手袋です。
毛糸は、使うほどにあたたかくなるといわれる「シェットランドヤーン」を使用しています。寒い季節も温もりをしっかり感じられそうです。
袖のコロンとした玉編みとケーブル模様がアクセントになった、ふんわりモヘヤのセーターです。シンプルながらしっかりとした存在感をはなちます。
小さめに詰まった首元や肩の落ちたラインなど、ディテールへのこだわりを感じさせる1枚。カラーはピンクとブラック、雰囲気の違う2色から選べます。
イギリス海峡・ガンジー島のフィッシャーマンが愛用していたガンジーセーター。フラットな襟ぐりが特徴的で、前後逆にしても着られます。
シェットランドウールを使った編み地でしっかり温かく、年月とともにどんどん柔らかく馴染んでいきます。せっかく時間をかけて編むのだから、長く着られるのは嬉しいですね。
シンプルな編み地に極太の糸で、ざくざく編めるカーディガン。オフショルダーのゆるっとしたシルエットが、装いを程よくカジュアルダウンしてくれます。
毛糸は、コシのある英国羊毛をベースに、ふっくら弾力のあるウールロービングを使用。糸の中に様々な色が混ざり合い、1色なのに表情の豊かな仕上がりになります。
自分でイチから編んだニットは、体だけでなく心にも温もりを与えてくれます。形が不揃いだったり、いびつになるのも、手編みならではの味わいのうち。世界にひとつのとっておきを、ぜひ手作りしてみてください。
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