すずらんってどんな花?
すずらんの基本情報
・キジカクシ科スズラン属に分類される多年草です
・原産地は日本やヨーロッパ、東アジア、北アジアがあります
・名前の由来は、鈴のように咲くことから名付けられました
・スズラン属を指すラテン語には、「谷間のユリ」という意味があります
・花の色は白の他に、うすいピンク色などもあります
すずらんの魅力は、何と言っても鈴のような形が可愛らしいところですね!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
すずらんは2種類あります
すずらんと言えば、この画像のように鈴の形を思い浮かべる方も多いはず。日本で見られるすずらんには大きく分けて2種類、ヨーロッパ原産の「ドイツスズラン」と日本原産の「にほんすずらん」(別名「鈴蘭」、「君影草」)があります。
花が大きめの「ドイツスズラン」
葉に隠れて控えめに咲く「にほんすずらん」
「にほんすずらん」は、花が葉よりも低い位置であり、葉の下で下を向くように控えめに咲いています。国内では北海道の気候が合っているため、野生の「にほんすずらん」は本州ではなかなか見ることができないようです。
「聖母マリアの涙」と喩えられることも
フランスでは花嫁や大切な人にすずらんを贈る習慣があります
現在でも「すずらんの日」になると、愛する人やお世話になった人にすずらんを贈る習慣が残っているそうです。
また、すずらんが咲く姿が花嫁姿に似ていることから、結婚式のブーケに使われることや花嫁に贈る花としても大切にされています。
花言葉は「しあわせが返ってくる」
すずらんの花言葉にはたくさんの意味があるといわれています。中でも、ポピュラーな花言葉が「再び幸せが訪れる」や「無意識の美しさ」「ピュア・純粋」などが挙げられます。フランス語の花言葉は少し意味が違うものもあり、「ずっと前からあなたのことが好きでした」や「仲直りしましょう」などの意味もあるようです。
香りがいいので、香水やサシェにも使われています
すずらんは香りが良いことから、香水や匂い袋のサシェ、石鹸などにも使われています。香水では、バラやジャスミンと共に「3大フローラルノート」と呼ばれるほど、香水の香料として重宝されています。
要注意!可愛い花にも毒がある
全草に毒があり、特に花と根に多く毒が含まれるので注意が必要です。お花を活けたお水も、人はもちろん犬や猫などのペットが口にしないように気をつけましょう。
日本ですずらん群生が見られる有名どころ
芦川のすずらん群生地
芽生すずらん群青地
5月1日は「すずらん」を大切な人に贈りましょう!
フランスに比べ、日本では5月1日の「すずらんの日」は広く普及していません。だからこそ、愛する人や大切な人にすずらんのステキな花言葉をメッセージカードに添えて、プレゼントしてみてはいかがでしょう。きっと、喜んでくれるはずですよ♪
すずらんを知っている方は多いと思いますが、意外とじっくりすずらんの花を見たことがない方もいらっしゃるはず。そこで、5月1日の「すずらんの日」に先立ち、すずらんの魅力についてご紹介したいと思います。きっと、すずらんへの愛着が湧くこと間違いないでしょう。