英語を勉強する目標を作ろう!
でも、勉強するなら何か目標が無いとモチベーションの維持が難しいですよね。はりきって英語の参考書を買ってみたはいいけれど3日坊主になってしまってはもったいない!
そこで今回は英語をスキルアップしたい人や転職してキャリアアップしたい人におすすめしたい、定番の英語資格から今注目の英語の資格についてご紹介します。
目指すならコレ!おすすめの英語資格
Ⅰ:定番資格!幅広い年齢層に人気の「英検」
日本では定番の英語検定、通称・英検は幼い子供から高齢者まで受験者層が幅広いのが特徴。受験者は、年間で約10万人にものぼります。
取得していると、高校・大学入試、採用試験で優遇をされることも。4級までは筆記試験のみですが、3級以上になると面接試験があるのでスピーキング力も証明できます。
Ⅱ:企業へのアピール材料に!履歴書に書きたい資格「TOEIC」
ビジネス英語のレベルを測る定番試験のTOEIC。7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしていると言われ、期待されるスコアは年々引き上げられています。
日本での認知度は高くないですが、スピーキング、ライティング能力を図るTOEIC SWテストは、韓国では1300社以上もの企業が社員のスキル向上の1つとして活用しているそうです。
履歴書などでビジネス英語スキルをアピールしたい人は600点以上、国際部門や外資系企業で商談ができるレベルを目指すなら800点以上を目標にしましょう。
ただし、TOEICは日本や韓国では非常に知名度が高いですが、海外ではそこまでポピュラーではありません。事前に自分が入社したい会社の制度や応募条件を確認しておきましょう。
Ⅲ:国際情勢にも詳しくなる・国連英検
名称の通り国連がバックボーンになっている「国際連合公用語英語検定試験」は、日本で年2回開催されており、最難易度の特A級を取得すれば国際会議に出席して意見を述べることだって夢じゃありません。
国連や国際情勢をテーマにした問題が出題されるので、英語以外にも経済や社会情勢についても勉強しなくてはいけないという点で、他の英語の試験とは毛色が異なります。
国際公務員(国連職員・ユネスコ職員等)を目指す人、国際協力機構(JICA)など、世界平和のためにグローバルに働きたい人は必須の試験です。一部の企業の採用試験で優遇されるケースもあるそうなので、就職したい企業の採用HPをチェックしてみましょう。
Ⅳ:オリンピックまでにとりたい!・観光英検
旅行・観光で使える英語力をはかるのが「観光英語検定試験」です。観光業界で働きたい人や、出張や旅行で海外に行くことが多い人は取得しているとアピール材料になるかもしれません。
Ⅴ:貿易関連に活かす・ビジネス英検/BULATS
日商ビジネス英語検定は主にビジネス英語のライティングスキルをはかる試験です。メール、英文レターや契約書、貿易に関する英語も出題されるので、外資系企業や貿易会社、商社で働いている人、これから働きたい人におすすめです。
また、海外勤務を考えている人にはBULATS(ブラッツ)がおすすめです。日本国内での知名度は高くないですが、EUやオーストラリア、ニュージーランド、香港など海外では認知度が高まってきている資格なので、外資系の企業に就職したい方はまず調べてみましょう。
BULATS(ブラッツ) は、EUを中心として広く世界に普及しているビジネス英語能力テストなのですが、“実際の仕事で使える本物のビジネス英語力”が付くと人気急上昇中なんです。
Ⅵ:グローバルな仕事にかかわりたいなら・BATIC
BATIC(国際会計検定)は、日本でいう簿記検定のようなものです。グローバル企業の多くが採用する会計基準「USGAAP(米国会計基準)」を中心に英語で問題が出題されます。
会計というと経理の人のための資格と思いがちですが、自社のお金の流れや財務諸表を理解するのは営業や販売員、管理職にとっても必要な知識です。
BATICは英語だけでなく、国際会計の知識もあることをアピールできる資格です。日本企業でグローバルな仕事をしたい人、外資系企業や海外の企業で働きたい人におすすめです。
Ⅶ:幅広い知識で上司をサポート・CBS/CAP
CBS(国際秘書検定)やCAP(米国公認秘書資格検定)は英語能力に加え、ビジネスマナー、上司のサポート力、マネジメントなど、さまざまな知識やスキルが要求されます。
特にCAP(米国公認秘書資格検定)はプレMBAと言われるほど、世界に通用するスキルでもあります。その分試験の難易度は高くなりますが、勉強する価値のある資格です。
Ⅷ:世界的に最も権威ある資格・ケンブリッジ英検
世界的に最も広く認められる「ケンブリッジ英検」。日本ではあまりなじみのない資格ですが、実は世界的に最も広く認められている英語試験と言っても過言ではありません。
英語の知識量だけでなく、いかに使いこなすことができるか、会話の中で発揮できるかという点が求められます。一度取得すれば、生涯有効です。英語を使いこなせるという証明としてアピール材料になりますよ。
見事合格を目指して
いかがでしたでしょうか。英語力をアピールする資格、英語力を活かした専門知識をアピールする資格など、英語資格は様々です。せっかく資格の勉強をするなら、実際に活用できる資格が良いですから、勉強を始める前にどれが自分にぴったりの資格になるか、よく調べて考える必要があります。
そして、無事資格を取得したら、宝の持ち腐れにならないよう、自分のスキルを活かせるチャンスに是非トライしてみてください!
やっぱりこれからの時代は英語が話せなくちゃ!と、何となく英語の勉強を始めようと思っている方って多いと思います。