サンタクロースって何者なの?意外と知らない『クリスマスの謎』を解いてみよう

サンタクロースって何者なの?意外と知らない『クリスマスの謎』を解いてみよう

賑やかな街に楽しげな歌が鳴り響くクリスマス。誰でも、この季節に一度は誰かにささやかな贈り物をしたいと思った事があるのではないでしょうか。でも、なぜクリスマスには贈り物をするのでしょう?子ども達に贈り物をくれるサンタクロースとは、いったい何者なのでしょう?なぜ彼は赤い服を着ているのでしょうか?意外と知らない「クリスマスの謎」を紐解きながら、クリスマスをテーマとする絵本やケーキ、風習をご紹介。来たるクリスマスを心楽しく、あたたかに迎えてみませんか。 2018年12月03日作成

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毎年やってくる「クリスマス」、一体何のお祭りなの?

サンタクロースって何者なの?意外と知らない『クリスマスの謎』を解いてみよう
出典:unsplash.com
飾りのついたツリーがきらきら光り、楽しげな歌が街に流れるクリスマスの季節。誰しも1度は、クリスマスに贈り物をした経験があるのではないでしょうか。

しかし、「クリスマス」って、何のお祭りで、なぜ贈り物をするのでしょう?
Photo by Sweta Meininger on Unsplash
出典:unsplash.com

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キリスト教のお祭りだという事は、聞いた事があるかもしれません。しかしよくよく考えると、「サンタクロース」って、何者なのでしょうか。聖書に出てくる登場人物?妖精?よくわからず頭をひねってしまいます……。

毎年祝っているのに意外と知らない、そんな「クリスマスの謎」についてご紹介します。

1.意外と知らないクリスマスの謎

クリスマスはキリストの誕生祭……ではないの!?

Photo by Ben White on Unsplash
出典:unsplash.com

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英語「Christmas」を訳すと……
英語の「Christmas」を訳すと「キリスト降誕祭(こうたんさい)」。キリスト誕生を祝う日なのですが、実は聖書にはキリストの誕生日は書かれていません。
1月1日説、1月6日説など諸説ありますが、不明なのです。

では、なぜクリスマスは12月25日なのでしょう?

なぜクリスマスは12月25日?

Photo by Chad Madden on Unsplash
出典:unsplash.com

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12月25日にクリスマスが祝われるようになったのは4世紀後半頃。キリスト教は未だ小さな宗教の1つで、3世紀頃にはローマ帝国から弾圧を受け、殉教する信者も多く出ました。

苦しい状況にあったキリスト教は、土着の宗教の祝祭とキリスト降誕祭を同化させる事で、土地に根付こうとします。
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出典:www.flickr.com(@Carole Raddato)
そこで取り入れたのが、ローマの農耕の神サトゥルヌスを崇める「サトゥルナリア祭(12月17~24日)」と、ミトラ教の太陽神ソル・インヴィクトゥスの誕生を祝う「ブルーマリア祭(12月25日)」。

かくしてクリスマスは12月25日になったのです。
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出典:stocksnap.io
6世紀ごろ北欧へ布教する折には、豊穣の神フレイを崇める「ユールの祭」も取り入れました。

冬の太陽の再生を願うユールの祭では、大きな丸太「ユール・ログ」を燃やします。
丸太の形のクリスマスケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」は、このユール・ログを型どったものなのだそう。

2.意外と知らないサンタクロースの謎

サンタクロースの服はなぜ赤いのか

Photo by Cris DiNoto on Unsplash
出典:unsplash.com

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クリスマスカードやポスターの中のサンタクロースの特徴といえば、ばら色の頬とぽっこりお腹、白髭とそれから、「赤い服」。

なぜサンタクロースの服は赤いのでしょうか。どうしてこの色でなくちゃならなかったのでしょう?
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出典:www.flickr.com(@Spencer Means)
その謎を解くカギは、「サンタクロース」のルーツである聖人「聖ニコラス」にあります。オランダで「ジンタ・クロース」と呼ばれていた聖ニコラスの名が米国へ渡り、最終的に「サンタクロース」に変名したもよう。
Photo by Jasmin Schreiber on Unsplash
出典:unsplash.com

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「聖ニコラス」は、4世紀頃のミュラ(現トルコ)の司教。多くの伝説の持ち主ですが、中でも有名なのは、3人の娘を救ったお話です。
Photo by Petr Ovralov on Unsplash
出典:unsplash.com

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両親亡き後の若き聖ニコラスは、修道院に入る前に財産を処分する必要がありました。そんな時、没落した貴族の3人娘の話を伝え聞きます。姉娘は身売りして妹達の結婚持参金を作るつもりでした。

聖ニコラスは夜、フードで顔を隠し、密かに訪れて金貨を靴に投げ込みます。
Photo by Paul Solomon on Unsplash
出典:unsplash.com

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「いったい誰がお金をくれたのだろう」といぶかった父親は、3度目の夜に聖ニコラスを捕まえます。

口外せぬよう頼んで去った聖ニコラスですが、噂は広まり、語り継がれました。
「靴」に金貨を入れた事から、「靴下に贈り物を入れる」クリスマスの風習が生まれたようです。
Photo by Mike Arney on Unsplash
出典:unsplash.com

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その後、十代の若さでミュラの司教となった聖ニコラス。「命をなげうって人々を幸せにする使命」を担う司教の服は「血」を表す赤色でした。

ですから、サンタクロースの服は赤いのです!

宗教改革者マルティン・ルターの家計簿にも!?「聖ニコラス祭の贈り物」の記録

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出典:www.flickr.com(@Saint-Petersburg Theological Academy)
東方のビザンティン帝国で信仰を集めた聖ニコラスは345年の12月6日に没し、この日は「聖ニコラスの祝日」となりました。

聖ニコラスの遺骨は、1087年にノルマン人によってミュラからイタリアのバーリに移され、ヨーロッパでも聖ニコラス信仰が盛んになります。
Photo by Andrew Neel on Unsplash
出典:unsplash.com

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「聖ニコラスの祝日」には、子ども達は靴に入れた砂糖菓子やおもちゃをもらえました。

カトリックの「聖人信仰」に反対する宗教改革の立役者、マルティン・ルターの家計簿にも「聖ニコラス祭の贈り物」が記録されていたそうですから、いかに人気のある風習だったかわかりますよね。
Photo by rawpixel on Unsplash
出典:unsplash.com

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16世紀の宗教改革によって、欧州では聖人信仰は禁止されましたが、贈り物の風習をなくしてしまう事はできませんでした。

そんな事をしたら、子供達から恨まれます!困ったキリスト教会は「聖ニコラス祭」の風習を引き継ぎ、「クリスマス」に贈り物をするようになったのです。

サンタクロースが住んでいるところって?

Photo by Saad Chaudhry on Unsplash
出典:unsplash.com

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サンタクロースの住所は北極圏。
1927年にフィンランド国営放送局が、「サンタクロースの正式な住居はフィンランド・ラップランドのコルヴァトゥントゥリである」と宣言しました。

コルヴァトゥントゥリの山中で、赤い帽子の妖精・トントゥと一緒に住んでいるそうですよ。
フィンランドのロヴァニエミ市には「サンタクロース村」があり、コルヴァトゥントゥリからやってくるサンタクロースとふれあえます。

「サンタクロース村」には「サンタクロース郵便局」もあり、世界中から手紙が届くのだとか。

サンタクロースに手紙を書こう

Photo by Annie Spratt on Unsplash
出典:unsplash.com

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サンタクロースに手紙が出せる郵便局はアメリカ、カナダ、北欧などにあります。

必ず返信が欲しい場合は、「サンタクロース大使館」など、ネットから申し込める有料のサービスもあるそう。
◆フィンランド・ロヴァニエミの「サンタクロース村」に送る(有料)◆
Photo by rawpixel on Unsplash(※写真はイメージです)
出典:unsplash.com

Photo by rawpixel on Unsplash(※写真はイメージです)

フィンランド・ロヴァニエミ市の「サンタクロース村郵便局」から届くサンタクロースからの手紙です。

オンラインで注文できて、「ひらがな」「漢字仮名混じり」「英語」の3タイプが選べます。(1650円~)
最終申し込み日は12月18日。注文はお早目に。
◆「サンタクロース大使館」のサービスを使って手紙を送る(有料)◆
Photo by Annie Spratt on Unsplash(※写真はイメージです)
出典:unsplash.com

Photo by Annie Spratt on Unsplash(※写真はイメージです)

フィンランド・旧ラップランド州公認の「サンタクロース大使館」からは、フィンランドの人気作家ラッセ・カタイネンの手による封筒・便箋で、おまけつきの手紙が届きます。

フィンランド郵政発行のクリスマス切手には、サンタクロースの住所「コルヴァトゥントゥリ」の消印が。
◆カナダの「カナダポスト」に送る(無料)◆
こちらはエアメールで送る必要があります。返信先の住所と好きなゲームやスポーツ、絵などを書いて送りましょう。
何を書けばいいかわからない場合は、リンク先の手紙のひな型をダウンロードできます。

クリスマスに返信が来る保証はついていませんが、気長にお返事を待ってみては。
~サンタクロースの住所~

SANTA CLAUS
NORTH POLE H0H 0H0
CANADA

3.クリスマスをもっと楽しむために

1.クリスマスに読みたい・贈りたい絵本/小説

『サンタクロースっているんでしょうか?』(社説:ニューヨーク・サン新聞/中村妙子・訳/東逸子・絵) 偕成社
8歳のヴァージニア・オハンロンちゃんは、友達に「サンタはいない」と言われたばかり。

色々な質問に答えてくれるニューヨーク・サン誌に手紙を書きます。
「サンタクロースっているんでしょうか?」
出典:www.kaiseisha.co.jp

8歳のヴァージニア・オハンロンちゃんは、友達に「サンタはいない」と言われたばかり。

色々な質問に答えてくれるニューヨーク・サン誌に手紙を書きます。
「サンタクロースっているんでしょうか?」

Photo by Caroline Hernandez on Unsplash
出典:unsplash.com

Photo by Caroline Hernandez on Unsplash

1897年9月27日の新聞の社説で、記者は質問に答えました。
「そのとおりです。ヴァージニア。サンタクロースはちゃんといます。」

よりそう心のように目には見えないけれど、確かに存在している……そんなサンタクロース・スピリットについて教えてくれる、素敵な絵本です。

2.クリスマスに食べたいちょっと特別なケーキ

◆伝統を作る クリスマスプディング
イギリスでは、スパイスをきかせ、洋酒漬のドライフルーツをたっぷり入れたケーキを「クリスマスプディング」として食べるのだそう。

英国伝統のレシピを味わうクリスマスも趣深いですね。
出典:

イギリスでは、スパイスをきかせ、洋酒漬のドライフルーツをたっぷり入れたケーキを「クリスマスプディング」として食べるのだそう。

英国伝統のレシピを味わうクリスマスも趣深いですね。

◆シュトーレン
ドイツの発酵菓子「シュトーレン」は、クリスマスの1ヶ月ほど前に作って薄く切り、ひと切れずつ食べながら「クリスマスを心待ちにする」お菓子。

楕円形のフォルムはキリストのおくるみを象徴しているのだそうです。
美味しすぎてクリスマス前に食べきってしまうかも!
出典:

ドイツの発酵菓子「シュトーレン」は、クリスマスの1ヶ月ほど前に作って薄く切り、ひと切れずつ食べながら「クリスマスを心待ちにする」お菓子。

楕円形のフォルムはキリストのおくるみを象徴しているのだそうです。
美味しすぎてクリスマス前に食べきってしまうかも!

3.絆深まる。みんなの共同作業「ジンジャーブレッドハウス」

Photo by Nathan Anderson on Unsplash
出典:unsplash.com

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グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に出てきたかわいい「お菓子の家」は、子どもの夢の1つではないでしょうか。

ヨーロッパやアメリカ・カナダなどでは、クリスマスにこの「お菓子の家」を生姜やスパイスの入った堅いクッキー「ジンジャーブレッド」で作る慣わしがあります。
サンタクロースって何者なの?意外と知らない『クリスマスの謎』を解いてみよう
出典:www.flickr.com(@Unskinny Boppy)
皆でああでもないこうでもないと話しながらクッキーを焼いたり、型抜きをしたり、飾りつけたり……。
お菓子の家「ジンジャーブレッドハウス」は、クリスマスに家族の絆を深めるのにも一役買ってきたようです。

各地でコンテストなども行われていて、力作が集まるのだそう。
サンタクロースって何者なの?意外と知らない『クリスマスの謎』を解いてみよう
出典:www.flickr.com(@mliu92)
ホラーハウスにアニメや映画がテーマのもの、アイシングで繊細な模様を描いたもの、壮大なお城など!

自分だけの意匠を凝らしたジンジャーブレッドハウスを作ってみるのも楽しいかも?
たくさん使うアイシングは、パウダー状のアイシングシュガーで簡単に作る事もできます。
◆おいしいジンジャーブレッドハウス(お菓子の家)
鑑賞して楽しむだけでなく、食べても美味しい方が嬉しいですよね。こちらのカラフルでかわいいお菓子の家は、食べてもしっかり美味しい!

オリジナルの型紙もダウンロードできます。
出典:

鑑賞して楽しむだけでなく、食べても美味しい方が嬉しいですよね。こちらのカラフルでかわいいお菓子の家は、食べてもしっかり美味しい!

オリジナルの型紙もダウンロードできます。

来し方にも思いを馳せつつ、楽しいクリスマスを

Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash
出典:unsplash.com

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はるか昔、追いつめられた娘たちを救おうと、こっそり靴の中へ金貨を投げ込んだ、十代の1人の少年。

聖ニコラスのその伝説が、形を変え、姿を変えて、「贈り物の風習」となって現代に受け継がれているのは、なんだかふしぎですよね。
Photo by Annie Spratt on Unsplash
出典:unsplash.com

Photo by Annie Spratt on Unsplash

「誰かを笑顔にしたい」と願う気持ちは、冬の雪の中でも枯れないもみの木の常緑のように、年月を経ても枯れずに人の中で生き永らえる、1つの生命力なのかもしれません。

時には遠い昔に思いを馳せつつ、どうか心があったかくなる楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。
※この記事はこちらを参照して書かせていただきました。

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