梅雨時期に多くなる髪の毛の悩み…
広がる・うねる…その原因は?
広がりやうねりを抑えるコツ
シャンプーを見直してみる
シャンプーにはさまざまな種類がありますが、髪の毛の広がりやうねりが気になる人は「くせ毛用シャンプー」がおすすめです。髪に栄養を与えながら優しく汚れをオフし、しなやかでまとまりやすい毛質へと導いてくれます。
シャンプーは毎日使うものなので、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。「自分ではよく分からない…」というときは、プロである美容師さんに聞いてみるといいですね◎
ドライヤーでうねりや広がりをおさえる
ドライヤーのポイントは「根元から乾かす」、「さまざまな角度から全体的に風をあてる」こと。
また一番最後に冷風をあててキューティクルを閉めることで、より乾燥しにくくなります。ドライヤーにマイナスイオンを発生させる機能がついているものもありますので、気になる方は試してみてもいいかもしれません。
ハード系のワックスは控えて
広がる髪をおさえるために、ハード系のワックスをつけたくなりますが、実はNG。水分を含んだ髪は時間が経つと広がってくるため、ハード系の固まるスタイリング剤をつけてしまうと手直しするのが難しくなってしまいます。スタイリングするときは、手直ししやすいソフト系のタイプをつけてくださいね。
自分の髪質に合ったヘアスタイルを知ろう!
「広がる」「うねる」「湿気でペタンとなってしまう」など、くせ毛の悩みは様々です。スタイリングが難しすぎる強いくせがある場合は、顔周りや前髪のみ縮毛矯正やストレートパーマをかけるという方法も。またペタンとなってしまう髪質は、根元から浮かせるように工夫することが重要です。ここからは、くせ毛のタイプ別におすすめのスタイルを紹介します。
◇髪の広がりが気になる人は…
重めカットで落ち着かせる
横に広がるくせ毛は、重めのカットにして膨らみにくくすると◎分け目をジグザグに取り、根元に立ち上がりをつけて高さを出すと、バランスが整いやすくなります。スタイリング剤はソフトワックスを。全体に馴染ませてセットしましょう
ナチュラルウルフで毛先に動きをつけて
重さを残しつつも、レイヤーで毛先に動きを出して軽やかさを演出する「ナチュラルウルフ」もおすすめです。顎下でいったんくびれを作ることでメリハリのあるスタイルに。ソフトワックスで束感を出しながらスタイリングするのがポイントです。
時間がない日は、くせ毛を活かしたまとめ髪で
寝坊してしまってスタイリングをする時間がない!というときは、くせ毛を活かしたまとめ髪で解決。顔周りや襟足に後れ毛を残して、あえてラフに仕上げるのがおしゃれにみせるコツ。
◇ペタンとボリュームダウンしてしまう人は…
トップに動きを出してふんわり仕上げる
湿気でペタンとしやすい髪は、トップに動きを出しやすいようにカットして、ふんわりと仕上げましょう。根元を起こすようにドライヤーで立ち上がりをつけると、よりふんわりしやすくなります。ワックスのつけ過ぎは、ぺたんこの原因になるので、薄付きを心がけてスタイリングしてくださいね。
毛先を外ハネさせてバランスを整える
ペタンとなりやすいトップは無理してスタイリングせず、毛先に動きを出して美バランスを作り出します。外ハネにして動きを出すことでアクティブでキュートな印象に。スタイリング剤は毛先を中心につけると◎
◇うねりが気になる人は…
無造作パーマ風ショートヘアでおしゃれにアレンジ
くるくるとうねるくせ毛、まっすぐにしても湿気でもとどおりになってしまう…そんなときは、むしろくせ毛を活かしたパーマ風ヘアでおしゃれに演出しましょう。トップから動きの出やすいショートヘアなら、ソフトワックスを全体に揉みこんで動きを出すだけで、パーマ風のおしゃれヘアに変身します。
レイヤーカットでゆるふわヘア
レイヤーカットにすることで軽くなり動きが出やすくなります。全体的にレイヤーを入れることで毛先がうまく遊び、ふわっとエアリー感のあるスタイルに。スタイリングはソフトワックスを全体に馴染ませて、ボリューム感を調節してくださいね。
そもそもくせ毛は、普段から乾燥していることが多く、常に水分を求めている状態。梅雨時期は湿気が多く、空気中に水分がたくさんあるので、くせ毛はいつも以上に水分を求めて広がってしまいます。また髪の内部に入った水分は均一に揃わないので、うねりの原因になってしまうことも。湿気でうまく髪の毛がまとまらないときは、髪の保湿に目を向けることが大切です。