セットがうまくいかない!その原因は…
そもそもスタイリング剤とは?
まずはスタイリング剤の種類を知ろう
質感調整の《ベース系スタイリング剤》
動きを出してキープする《セット系スタイリング剤》
「ワックス」「ムース」「スプレー」はカールを出したり、スタイリングをキープしたりする役割として使われます。それぞれソフトからハードまで幅広いラインナップがあるので、髪質やレングスで選ぶ種類が異なります。
髪質別おすすめスタイリング剤
それでは髪質別に、おすすめのスタイリング剤をみていきましょう。同じ種類でもテクスチャーが違うので質感に合わせて選ぶことがポイントです。
■猫っ毛さん(細い髪)におすすめスタイリング剤
《猫っ毛×ショートヘア》のスタイリング方法
ショートヘアは全体のバランスが重要です。トップに少し高さを出すために「柔らかめのワックス」を使います。ワックスでスタイリングし、さらにスプレーを使ってスタイルをキープしましょう。そうすることで、髪の毛がぺたんこになりにくなりますよ。
《猫っ毛×ショートヘア》のスタイリング剤
ライトに仕上がるおすすめワックス
艶感・束感を作りながらも、ふんわりとしたスタイリングにしてくれます。手にしっかりと伸ばしてから、髪の毛を下から握りこむようにして全体につけましょう。最初にボリュームが出すぎるくらい出してから、そのあと落ち着かせながらスタイリングするのがコツです。
ふんわりエアリーをキープ
ナチュラルにしっかりとスタイルをキープしてくれます。トップを中心に、ふんわりスプレーをかけてエアリーなセットを維持しましょう。
《猫っ毛×パーマ》のスタイリング方法
パーマヘアには基本的にムースがマストですが、猫っ毛さんの場合ボリュームが出にくいことも。しっとりタイプのムースは乾燥対策にもなりますが、猫っ毛さんには少しヘビー。ライトな質感のムースを使って、軽やかなパーマを作り出すのがおすすめです。
《猫っ毛×パーマ》のスタイリング剤
弾むような仕上がりに
軽やかに弾むようなカールを作ります。重たくなりすぎず、潤いを与えセット力も期待できるムースです。毛先から握りながらパーマを出しましょう。
ムースでカジュアルなふんわり感を
無造作なリッジをつくり、エアリーな軽い仕上がりに。細い猫っ毛でもナチュラルにふんわりキープします。パーマを出したい部分にクシュクシュ握るように馴染ませましょう。
《猫っ毛×ストレート》のスタイリング方法
細い髪は絡まりやすく、パサつきやすいのが気になるところ。サラサラにしつつも、ダメージケアができるアイテムを選ぶと良いでしょう、ロングヘアの人は、毛先の広がりをまとめやすくするクリームがおすすめです◎
《猫っ毛×ストレート》のスタイリング剤
口コミでも人気のミルクタイプ
細くて絡まりやすい髪も、さらさらとまとまりあるスタイルに。甘い香りで気分もUP!毛先を中心に伸ばしてから、優しくクシで馴染ませてくださいね。
ベースミルクでやわらかストレートに
ダメージケア効果とスタイリングベースが同時にできるベースミルクです。保湿成分を配合しているので毛先のパサつきにも。ストレートにしつつもやわらかい質感を維持します。アクアローズの香りです。
■髪の毛が太い・毛量多めさんにおすすめスタイリング剤
《毛量が多い・太め×ショート》のスタイリング方法
毛量が多く太めの髪質は、サイドや襟足のボリュームを抑えてバランスを取りましょう。しっかりとセット力のあるワックスを使うことで、動きを出しつつもまとまり感を維持します。あまりにも膨らんでしまう人は、ベースにオイルをつけて落ち着かせると良いでしょう。
《毛量が多い・太め×ショート》のスタイリング剤
重めテクスチャーが魅力のワックス
ハードなセット力でしっかり束感を出しつつも、まとまりをキープします。トップは根本から立ち上がりをつけてバランスをとりましょう。サイドや襟足は抑えるようにしてつけることで、メリハリのあるスタイルにしていきます。
ドラッグストアでお手軽にゲット
しっとりまとまりを出すオイル。髪の潤いを守ります。トップなどボリュームの欲しい部分は付けず、落ち着かせたいところにつけることでボリュームヘアをコントロールできます。
《毛量が多い・太め×パーマ》のスタイリング方法
毛量が多く髪の毛が太い人は、しっとり系のムースがおすすめです。しっかりリッジを出しながらも、艶感やまとまりをキープします。全体にしっかりと握りこんでパーマを出してくださいね。
《毛量が多い・太め×パーマ》のスタイリング剤
しっとりウェーブがきまるムース
しっとり・もっちりしたムースの泡が、髪にすっと溶け込みます。パーマのウェーブがしっかりと出しつつ、しっとりとしたまとまり感も演出。ボリュームが気になる人にぴったりのアイテムです。
いい匂い&くっきりウェーブが魅力
弾力のあるくっきりウェーブを演出。弾むようなカールがスタイリングを表情豊かにしてくれます。ラ・フランス&フランボワーズの香りです。
《毛量が多い・太め×ストレート》のスタイリング方法
毛量が多く髪の毛が太めだと、ストレートでもボリュームが出やすくまとめるのに一苦労…という人も多いのでは?そんなとき、しっとりとまとまる「クリームタイプ」をつけることで、落ち着いたスタイルがキープできます◎
前途の通りクリームタイプは特にセット力はありませんが、ベースとしてつけることで毛先までしっとりとまとまりのあるスタイルへ導きます。全体に馴染むようにつけましょう。
《毛量が多い・太め×ストレート》のスタイリング剤
使い勝手のいいプチプラスタイリング剤
毛先まで密着補修でケアしてくれるクリームです。ボリュームの出るサイドも、しっかり馴染ませておくことで落ち着いたスタイルをキープします。
椿油でまとまりやすい髪に
椿油からつくったヘアクリームでボリュームのでやすい毛量多めさんの髪をまとまりやすく抑えます。椿油配合で髪にしっとり感と艶を演出。無香料なので香り付きが苦手な人でも使いやすいでしょう。
■くせ毛さんにおすすめスタリング剤
《くせ毛で毛量が少なめ》のスタイリング方法
くせ毛で毛髪が少なめな人は、猫っ毛さんと同じく軽めのテクスチャーがおすすめです。その中でも、しっかりセット力のあるアイテムを選ぶことで、ほどよくくせを抑えられます。くせを出したい部分と抑えたい部分のバランスを見ながらスタイリングをしましょう。
《くせ毛で毛量が少なめ》のスタイリング剤
ふんわり束感が出せるライトなワックス
適度なセット力と軽いテクスチャーが魅力のワックスです。見た目もおしゃれなので、ちょっとしたギフトとして買う人も多い商品。毛先など動きを出したい部分にしっかりつけて、束感を作りながらスタイリングしましょう。
不器用さんでも馴染ませやすいミルクが魅力
髪に馴染みやすいトロトロのテクスチャーが付けムラになりにくく、軽いスタイリングをつくります。サラッと伸びるので不器用な人でも全体に伸ばしやすく、ライトな仕上がりを可能に。程よくセット力もあるのでスタイリングをキープしてくれます。
《くせ毛で毛量が多い》スタイリング方法
くせ毛で毛量が多い人は、くせも髪のボリュームも抑えたいのでしっとり系のアイテムを使います。重いテクスチャーのオイルを馴染ませることで、まとまり感や艶を演出します。
くせ毛を柔らかくしっとり仕上げる
ゴワつきがちなくせ毛の質感を、柔らかく調整してくれるオイルです。ほどよくしっとりと、まとまりのあるスタイルに導きます。
オイルでくせ毛の広がりをカバー
保湿剤となるシルクやスクワランを配合しています。オイルなのでサラッと馴染みやすくパサつきをおさえてまとまりやすい髪に。ダメージが気になる毛先を中心に馴染ませるとパサつきによる広がりを防止します。ショートだと1プッシュ、ミディアムで2プッシュくらいの目安でOK。
■求める『質感』でスタリング剤を選ぶ
ウェットな質感にしたい人は…
ウェットにしたいときは、ジェルタイプがおすすめです。しっかり濡れ髪に見えるように、束感を出しながらスタイリングすることで、おしゃれさをプラスします。
濡れ感のでるおすすめスタイリング剤
しっとり束感を出すジェル
つけるだけで、しっとりとした質感が実現するジェルです。毛先を中心に全体につけていきます。細めの束感を意識してスタイリングすると、こなれ感を演出できますよ♪
バームで濡れ感ヘアを演出
パーマにもストレートにも使えるバームで濡れ感ヘアに。はじめにバームを手の体温で温めると、馴染みやすく髪に薄付けできます。自然な濡れ感がつくれるのでナチュラルなファッションにも合わせやすいスタイリングに。
艶感を出したい人は…
きれいな艶を維持したい人は、グロススプレーがおすすめです。さっと表面に振ってブラシで馴染ませることで、ツヤツヤな髪質を演出します。このほんのひと手間で、ぐんと上質な雰囲気をつくることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
艶感をだすおすすめなスタイリング剤
ツヤ感ボブにもおすすめスタイリング剤
16種類の天然由来オイル配合で、艶髪へと導きますあ。スプレータイプなので、髪の毛全体にまんべんなく行き届きやすく、使いやすさも評判です。乾燥した空気から髪を守りサラツヤ髪をキープします。
グロススプレーでサラ艶スタイルに
ストレートの仕上げにスプレーすると髪にツヤを与えると同時に1本1本をまとまりやすくしてくれます。アイロン後の仕上げや、ドライヤー後のつやがほしいときに使うといいでしょう。スモーキーカット香料配合なので嫌なにおいをつきにくくしてくれます。
■まとめ髪(アレンジヘア)におすすめスタイリング剤
出来上がったまとめ髪を長時間キープするなら仕上げにスプレーをするといいですよ。
《まとめ髪》ベースのスタイリング剤のつけ方
髪をまとめる前にワックスやバームなど少しセット力のあるスタイリング剤を馴染ませると、パラパラ落ちにくくなります。つけるときはしっかりと髪の間にも馴染むようにするのがポイントです。
前髪にもつけると統一感アップ
普通のスタイリングにも使えるやわらかめのワックスです。馴染みやすく伸びがいいのでまとめ髪のベースにも使えます。香りはティーツリー葉油・ラベンダー油・オレンジ果皮油を基調とした植物アロマ。ボタニカルな香りがやさしく髪に纏います。
巻き髪・アイロン前には
スタイリングでアイロンやコテを使う場合はベースに熱保護成分配合のスタイリング剤をつけるといいでしょう。ミストなので全体につけやすく、熱ダメージから守ってくれます。フローラルの香りが華やかな気分に。
《まとめ髪》仕上げのスタイリング剤のつけ方
まとめ髪が出来たら、崩れないようにスプレーでキープしましょう。15cmほど離れたところから吹き付けると、ふんわり全体につけられます。同じ部分に固まると不自然になるので、あくまでふんわりサッとつけるようにするのがコツです。
無香料タイプでおくれ毛やカールをキープ
細かい毛束もしっかりキープできるスプレーです。乱れやすい顔周りやふわふわアレンジにも使えます。雨、風の日でも崩れにくいスタイルをキープしましょう。
繊細なスタイリング後のスタイル維持に
毛先の繊細なニュアンスまでキープしてくれるスプレーです。甘いほのかな香りでスタイリングのときから優雅な気分に。巻き髪後のスタイルキープにもおすすめです。
「クリーム」や「オイル」はセット力がほぼないため、ベースの質感を調整する役割として使われます。どちらのスタイリング剤にも「軽めのテクスチャー」「重めのテクスチャー」があり、質感で選ぶ種類が異なります。