こんなはずじゃなかった…そんな経験ありませんか?
髪型のオーダー方法って難しいですよね。美容師さんも一生懸命に意見を聞いてくれているものの、オーダーによっては伝わりづらいことも…。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
知っているようで意外と知らない『美容用語』Q&A
【Q】バングとは?
A. 前髪のことを指します
●オンザバング…眉上の短め前髪
●斜めバング…斜めに切った前髪
●シースルーバング…薄めにとったり束感を出すことで、透け感の感じられる前髪
●うざバング…目にかかるくらいの長さの前髪
【Q】レングスとは?
A:長さのこと
【Q】レイヤーとは?
A:髪の長さを部分的に切って段差をつけること
ヘアデザインにおいては、部分的に長さをカットして段差をつけることをレイヤーといいます。主に、上部が短く下部が長くなるようなカットが主流です。
表面に動きをつけたいときや、軽さを出したいときにレイヤーを入れると良いでしょう。
【Q】切りっぱなしとは?
A:その名の通り、切りっぱなしを表現したカット
パツンと切りっぱなしたままの様なカットを指します。レングスやアレンジによって、様々な雰囲気に変化させることができます。おしゃれさんの間でも人気のあるカットです。
【Q】 前下がりとは?
A.後ろから前にかけて長くなるスタイル
前が下がる=前が長くなるヘアスタイルです。後ろから前に向かって長くなるサイドのカットラインが、クールな雰囲気を演出します。
オーダーをする際の4つのポイント
ポイント1:長さを的確に伝える
まずは今よりどれくらい切りたいのかを明確にします。
「結べる長さは欲しい」「顎ラインで揃えたい」など、誰が聞いても分かるような説明をすることがポイントです。実際にここまで、と手で示すのもおすすめです。
ポイント2:「重め」か「軽め」かを伝える
一般的にレイヤーをたくさん入れたり、毛量調節をしたりすると軽めに仕上がります。
ボブのような裾広がりのスタイルが好みの人は。重めを希望すると良いでしょう。
ポイント3:髪の悩みを伝える
前髪が浮いてしまう、襟足のクセが気になる…など、自分のヘアスタイルの悩みは積極的に相談することをおすすめします。その悩みに合わせて美容師さんからも良い提案をしてもらえることもありますよ。
ポイント4:写真や画像を提示する
インターネットやSNSでたくさんヘアスタイルの画像が出ていますので、好きなスタイルを3~4枚提示して自分の好みを伝えましょう。
イメージのすり合わせには「画像を持ってきてくれると助かる」という美容師さんが多いので、恥ずかしがらずに提示しましょう。
スタイル別オーダー例
地毛の状態によってカットのやり方も変わってくるので、まずは自分のしたいヘアを説明したうえで美容師さんの意見を聞きましょう。
絶対に譲れない部分を明確に伝えることで、美容師さんとの認識のずれが防げますよ!
くせ毛風がおしゃれなショートヘア
くせ毛風が魅力のショートヘア。もともとくせ毛の人は、ワックスでのスタイリングで動きが出るのですが、地毛がストレートの人はパーマを提案されるかもしれません。後頭部の丸みも魅力のヘアスタイルです。
サイドは耳が隠れる長さで。襟足はすっきりと、表面は動きがでるようなスタイルにしてください。
軽さが魅力のショートヘア
全体的にレイヤーが入っているショートヘアです。
分け目がないところがポイントで、毛先が軽いので毛束感を作ってスタイリングをします。毛量が多い人は毛量調節をしっかりすることで、広がりにくいスタイルに。逆に少ない人は、動きが出やすいカットでボリュームアップを狙います。
毛先は軽めに、全体的にレイヤーが入ったスタイルが好みです。サイドの長さは顎ラインで前髪は眉毛がぎりぎり隠れる長さでお願いします。
コロンとした丸みが可愛らしい艶感ショートボブ
コロンとした丸みが可愛らしいボブ。毛先が内に入りやすいようにカットしています。後ろに少しだけレイヤーを入れることで、きれいなラインを演出します。
毛先が内に入りやすいボブを希望します。軽いレイヤーをいれつつまとまりやすくしてください。
エレガントなショートボブ
前下がりのラインが色っぽいショートボブです。
表面にレイヤーが入ることで、スタイリングをしたときに空気感を演出します。毛先をコテで巻くか、パーマをかけるかは美容師さんに要相談です。
前下がりでサイドは顎ラインにしたいです。やわらかい雰囲気にしたいので、表面に少しレイヤーを入れてください。前髪は長めでお願いします。
重めと軽めのバランスが絶妙なウルフロブ
軽さや動きはあるけれど、重さも残っている絶妙なミディアムヘアです。
くせ毛の人はあえてクセが出やすくカット、ストレートヘアの人はニュアンスパーマでやわらかい印象にします。
顔周りに動きがほしいです。顎ラインからレイヤーを入れつつ、少し重さも残るスタイルにしてください。
美容院での素朴な疑問Q&A
「こんな時はどうしたらいい?」「聞きたいけれど聞きづらい」そんな素朴な疑問を、いくつかピックアップしてご紹介します。
【Q】最後の仕上げで、もう少しこうしたいと伝えてもいいの?
「もう少し切りたい」「ボリュームを落としたい」など、気になる箇所があれば遠慮なく伝えましょう。
もし切っている途中に気になることがあったら、最後まで待たずに伝える方が、全体の切り直しにならないので美容師さん側も助かります。
【Q】今日はあまりお話したくない…そんな時はどうすればいい?
「今日は疲れているから、話したい気分じゃないな」という時、誰にでもありますよね。そんな時は無理して話さなくても大丈夫◎雑誌を見たり目をつぶっていたりすれば、美容師さんは察します。会話を望まないお客様もいるので、特別美容師さんも気にしていません。
【Q】シャンプーの時、首の力は入れた方がいい?
美容師さんは重い頭でもしっかり支えてシャンプーする訓練を普段からしているので、むしろ全部力を抜いてもらった方がシャンプーがしやすくなります。
シャンプー台では、お客様に最高にリラックスしてほしいと美容師さんは思っています。
【Q】指名はした方がいい?
前回担当してもらった人がいいなと思ったら、恥ずかしがらずにぜひ指名してください。毎回同じ人に施術してもらうことで、自分の好みも伝わりやすくなりますよ。
ショートレングス、ミディアムレングス、ロングレングスなど、長さを表現するときに使います。