「メイクブラシ」使っていますか?
もちろん、間違いではありませんし付属の道具で十分素敵に仕上がります。ですが、パーツ毎に選んだメイクブラシを使って仕上げることで、ワンランク上の仕上がりにすることができるんです。
今回はメイクブラシを使ったメイクのメリットや、パーツごとにおすすめのメイクブラシをご紹介します。また、お手入れ方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
メイクブラシを使うとなぜいいの?
【ベースメイク編】
パウダーファンデーション用ブラシの選び方
塗り方はどうしたらいい?
毛が平たいブラシの場合、頬などの広い範囲を塗る時は、ブラシを寝かすようにして使います。その際ブラシの表と裏を、交互に返しながら往復させるようにして塗りましょう。
小鼻や目の周りなどの細かな部分ではブラシを立てるようにして使います。
丸いブラシの場合ブラシの毛先1cmほどの部分を使い、顔の中心から外側に向かってまんべんなく塗るようにします。
リキッド・クリームファンデーションブラシの選び方
リキッドやクリームファンデーションに使うブラシは、油分を含んだファンデーションを扱うため、こまめなお手入れが必要になってきます。そのため天然の毛を使ったブラシよりもコシのある人工毛を使ったブラシの方が塗りやすさだけでなく、お手入れでの耐久性も優れているのでおすすめです。また平たいブラシを使うことが多いようです。
歯ブラシ型の「オーバルブラシ」も人気です◎
最近注目されているのが、このオーバルブラシ。歯ブラシのような珍しい形のブラシで、とっても細く細かい毛で柔らかな質感が特徴です。
くるくると円を描くようにファンデーションを塗ることで均一に仕上げ、毛穴やシミなどをカバーしてくれると人気を集めています。
塗り方を動画でチェック!
ベースメイクにおすすめのブラシ3選
ふんわりとパウダーを馴染ませやすい「ETVOSのブラシ」
約12.5cmのやわらかいブラシです。毛先が丸型なのでナチュラルにパウダーを馴染ませることができます。ふんわりと顔全体にナチュラルにのせたり、チークブラシとしても使えて便利ですよ。
デパコスで人気。MACのフラットヘッドブラシ
平筆なのでベタ塗りはもちろん、角で細かい部分にもファンデーションをのせられます。顔に均一にリキッドファンデーションをのばせるので、自然な質感を演出。人工繊維なのでお手入れもしやすいですよ。
繊細に濡れるリキッド用メイクブラシ
PBTナイロンファイバーヘア製のブラシヘッドでリキッドファンデーションを繊細にお肌に密着させてくれます。やさしくお肌に滑らせて、毛穴を目立たないように演出。細かい際まで塗りやすい大きさなのも選ばれるポイントです。
【アイメイク編】
アイメイクにおすすめのブラシ3選
キャップ付きで持ち運びにも便利
太くて硬めのアイロンブラシなので、パウダーアイシャドウをのせやすく思い通りのアイメイクに。キャップが入っているので、ブラシがポーチの中でも毛羽立ちません。上下で大きさが違うブラシなので、メイクによって使い分けられます。
馬毛を使った熊野筆はアイホールにぴったり
職人さんが1本1本丁寧に作った熊野筆。馬毛を採用した大きめブラシです。コシがあってサラッとした肌あたりなので、アイホールにやさしく馴染ませられます。
化粧筆専門ブランドのブラシ「ROWNYEON| アイライナーブラシ」
化粧筆の専門ブランドがつくった斜めにカットされたブラシです。先端が斜めなので細かい部分でもメイクをのせやすく、繊細なメイクが叶います。
【アイブロウ編】
アイブロウに必要なブラシは二種類
スクリューブラシ
アイブロウに必要となるブラシは二種類あります。
一つ目は、眉毛の毛流れを整えるスクリューブラシです。スクリューブラシで眉を整えることで地眉毛の濃い部分と薄い部分が分かり、眉を描きやすく整える役目があります。また描き上げた眉を最後にぼかす仕上げでもスクリューブラシは役立ちます。
パウダーブラシ
基本の使い方
アイブロウのパウダーブラシは、毛先が斜めになっているものがおすすめ。ブラシの向きは斜めになっている斜面を肌に沿わせるようにして使用します。
眉尻の細い部分にはブラシを立てて使うことで、スッキリしたラインが描くことができますよ。
コームと一体型のブラシも便利です◎
アイブロウにおすすめのブラシ3選
熊野筆のスクリューブラシ
熊野筆ブランドのスクリューブラシです。眉毛をぼかしたり、馴染ませたりと活用できます。ボサボサの眉毛の毛流れ操作にも重宝しますよ。
やわらかな馬毛を使用したアイブロウブラシ
通常より少し大きめなアイブロウブラシなので、太眉が描きやすいのがポイント。斜めにカットされているので細かい部分にまでしっかりと馴染ませられます。天然動物毛を使用したおしゃれなデザインも魅力のひとつです。
プチプラが嬉しい。コーム一体型ブラシ
上質な馬毛とプラスチック製のハンドルのシンプルな組み合わせのブラシです。眉毛のカットにも使えるプラスチック製ブラシは、きれいな眉の状態を保つのに便利。
【チーク編】
仕上がりは毛の硬さで変わる
ブラシを使ったチークの塗り方
1.チークに対しブラシを垂直にして、チークをブラシに含ませます。
2.一度、手の甲かティッシュペーパーでブラシを数回はたき粉の量を調整しましょう。
3.黒目の下あたりから縦に寝かせたブラシを入れて、左右に動かすようにして塗ります。
4.左右が対象に入っているかを確認したら完成です。
チークにおすすめのブラシ3選
ふんわりチークに。山羊毛ブラシ
やわらかい山羊毛を使ったチークブラシです。コシが少ないのでふんわりとしたチークを演出できますよ。丸くラウンド型の毛先でかわいくキュートなチークに仕上げましょう。
プレゼントにも◎デザイン性の高い「JILLSTUARTのチークブラシ」
おしゃれなビジュアルからプレゼントに選ばれることも多い、こちらのチークぶらし。毛足の長さが2段階に調整できるところも魅力です。真っ白な人工毛なのでお手入れしながら大事に使いましょう。
プロも愛用する「シュウウエムラのブラシ」
使い勝手のよいやわらかな粘りのある合成毛なので、柔らかいタッチもはっきりしたタッチも叶います。チークだけでなくシェーディングにも活用できますよ。
【リップ編】
リップはブラシ仕上げが断然きれい
リップメイクはブラシを使った方がきれいに仕上がります。すっきりとしたリップラインを描くことができたり、ブラシを使うことで唇の縦ジワも目立ちにくく仕上げることができます。
リップブラシは毛が平たいブラシで毛質はしっかりとコシがあるタイプのものが使いやすくおすすめです。リップブラシの場合、こまめな水洗いによるお手入れでも傷みにくく天然毛よりコシがある人工毛がおすすめでしょう。
ブラシを使った口紅の塗り方
1.口紅をリップブラシに取り、上下の唇の中央部分から塗り始めす。
2.上下の唇の縦ジワに沿って、外側へ向かって塗り広げます。
3.上唇のリップラインを左右片方ずつ一気に描きます。
4.同様に下唇のリップラインを描きます。
5.唇の内側を塗りムラがないように全体をなじませて完成。
リップにおすすめのブラシ3選
持ちやすいボディーでスムースなリップメイクが叶う
下に向けて底のボタンを押すとブラシが出てくる仕組みです。丸いハンドルなので安定しやすく細かなリップもスムーズにメイクできます。ブラシ部分には上質な馬毛を採用。
使い勝手のよいスライド式が魅力
スライド式のリップブラシなので、普段はコンパクトに収まります。コシのある馬毛がリップに密着し、ナチュラルにメイクを仕上げますよ。
幅広ブラシでエレガントな口元を
幅広のブラシなので、一気に上品なラインがひけます。ぽってり唇を素早くメイクできるほか、グロスを優しくのせるのにも便利です。
メイクブラシはセットで揃えておく方法も
おすすめのセットブラシ
Six Plus(シックスプラス)
シックスプラスはメイクアイテムを専門に扱うブランドです。シックスプラスのメイクブラシはすべて手作業で製造されており、柄の木材やブラシの繊維にもこだわり、やわらかで弾力性がありパウダーの含みもよいことで人気の高いメイクブラシです。
DUcare(ドゥケア)
高品質な製品にこだわるメイクブラシ専門店のドゥケアのメイクブラシ。驚くほど柔らかなブラシで優れた粉含み力、そして柔らかなブラシは肌触りもよいので肌にもやさしいメイクブラシです。
Anjou
16本セットで、すべてのメイクができるフルセットになっています。難しいテクニックは必要なく、メイク初心者さんでも扱うことができるメイクブラシです。ブラシのチクチク感を感じさせない、なめらかな肌触りが特徴です。
持ち運びに便利なブラシポーチ&ケース
無印良品|ナイロンメイクブラシポーチ
無印良品|クリア小物ケース
使うときは広げられて便利なメイクポーチ
たくさんブラシを持ち歩きたい人におすすめです。普段は丸めてコンパクトに、使うときは広げられるので一目で使いたいブラシがわかります。シンプルなデザインも魅力です。
旅行や出張にも役立つ大容量タイプ
他のコスメも一緒に持ち歩くなら大容量タイプがぴったり。旅行や出張のときにも一つ持っていれば便利ですよね。上下で入れるところが分かれているので使いやすいですよ。
意外と知らないメイクブラシの《お手入れ方法》
メイクブラシを洗う頻度は?
メイクブラシの洗い方や乾かし方
メイクブラシを使ったメイクに挑戦してみよう!
「メイクがなんだか映えない」「少しメイクを変えてみたい」と思っている方は、ぜひメイクブラシを取り入れたメイクに挑戦してみませんか?きっといつもと違った仕上がりになりますよ♪
例えばファンデーションなら、メイクブラシを使うことでスポンジなどでは届かない細部にまでムラなく塗ることができます。またブラシを使うことで、肌にしっかりと密着するのでメイクが崩れにくいといったメリットも。
さらにブラシで塗ることで、肌の内側から光を放つような自然なツヤ感が生まれ、ナチュラルな仕上がりになるところも魅力のひとつです。