目指すは、自然だけど外国人っぽいニュアンスメイク
色素を薄く、柔らかいトーンにまとめて
まず、顔全体の印象で大切にしたいポイントは、色素が薄く見えるよう柔らかいトーンでまとめること。瞳や眉が黒い日本人はそこを強調すると直線的な表情に見えてしまいます。ぼかす、色の印象を薄くするなど引き算を意識したメイクを心がけて。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
【アイメイク】ブラウンカラーで作る陰影と奥行き
瞼に自然な陰影をつけたいなら、ブラウンカラーがおすすめ。少し赤みがかったナチュラルなボルドーやシアー感のあるベージュも使い勝手が良い色です。
アイホール全体にブラウンをオン
外国人のような彫りの深さを演出するには、まずナチュラルなベージュやライトブラウンをアイホール全体に薄く広げて。瞼の真ん中や目尻には、少し色を濃い目にのせると、立体感が出てきますよ。
目頭にキラキラ。潤いある瞳を演出
印象的で潤いある目元を作るために、キラキラを上手に利用。目頭や下瞼のキワにのせるなど、部分使いを駆使して、ちょうどよい加減を保つのがコツ。
目尻には、やや濃い目のカラーを
目尻に乗せるのはやや濃い目の引き締めカラー。自然に見えるように、全体のカラーとうまく調和するような色合いを選ぶのがポイントです。ブラウン主体ならボルドーやゴールドを選ぶもよし。上瞼も下瞼も、指でのせて上手にぼかして、程よい透け感ある仕上がりを目指しましょう。
アイラインもマスカラもブラウン。あくまで柔らかく
外国人風メイクでは、濃いアイラインやマスカラはぐっと我慢。ブラウン系に統一することで、柔らかくも奥行のある目元が生まれます。
【ベースメイク】ヘルシー&ナチュラルがポイント
きめ細かくつるっとした美肌が多い日本人。その長所があれば、ベースメイクは割と気楽に成功するのだけど、ここで気を付けたいのが、頑張りすぎてしまうこと。均一な肌を作ろうとすればするほど、のっぺりとした肌にも見えやすいので注意しましょう。
まるで何もしていないかのような素肌感がポイント
外国人風のヘルシーな肌を目指すなら、薄付きタイプのファンデーションがおすすめ。顔色が冴えない場合は、下地にコントロールカラーを使うなどして、カバー。とにかくファンデーションの過剰な重ね付けはできるだけ避けて。外国人風メイクでは、そばかすやほくろも魅力的に見えるもの。まるですっぴん肌のような抜け感を引き出して。
ハイライトとシェーディングの境界をなくす
Tゾーン&眼頭に少しのハイライト、フェイスラインにはシェーディング。外国人のような彫りの深さを出そうとするのはいいけれど、その技が明らかに見えてしまうと不自然な印象に。ハイライトやシェーディングを入れるなら、境界線は目立たなくすること。もし入れていたとしても、まったくその感じがないくらいにするのが大切です。
オレンジブラウンのチークでヘルシーに
オレンジ色のチークはヘルシー感があって、人気のカラー。頬のやや高めの位置から、横に伸ばすように入れれば、若々しくナチュラルな雰囲気に。
【リップメイク】透明感ある仕上がりを意識して
リップメイクで意識したいのは、程よい艶と透明感。口紅の色を濃く出すよりも、地の唇の質感や色味を思わせるような演出がポイントです。
しっかりケアが基本のリップグロス
色よりも透明感!艶やかなリップ
口紅もグロスも目立ちすぎにはご注意を。ギラギラしない自然な艶と透明感を保つのが大切です。
淡い色合いで春らしさをプラス
リップとアイメイクを同系色で揃えてみると、よりナチュラルな雰囲気に。全体の色素を薄く見せたいので、淡いコーラルピンクやオレンジなどがおすすめです。
肌や髪の色、彫りの深さ、くっきりとした二重...。西欧人やハーフの顔立ちに日本人がそっくりそのまま似せようとするのは、なかなか難しいものです。でも、瞳が印象的...表情が柔らかい...といった雰囲気からならマネすることができるはず。作り込んではいないのだけど、しっかりポイントを押さえている。そんな抜け感ある外国人風メイクのコツをご紹介します。