毎月やってくる生理期間を快適に過ごしたい!
布ナプキンってどういうもの?
お肌にはもちろん、お財布にも地球にも優しい
コットンやリネンなどの布で作られた布ナプキンは、肌当たりが良く通気性にも優れているのでムレやかぶれなどの不快な症状を抑えてくれます。洗濯して繰り返し使用するので、生理用品の購入回数が減り、ごみを減らすこともできます。
どんな素材でできているの?
経血漏れが心配・・・漏れ対策はどうなっているの?
布ナプキンには様々な種類と組み合わせがあります♪
一体型
ホルダー×パッド
ホルダー×ハンカチ
使い捨て布ナプキン
もっと気軽に取り入れたいなら、使い捨てタイプの布ナプキンはいかがでしょう?洗濯をする面倒くささもなく、持ち運びも楽チン♪まず使ってみたいという初心者さんにもおすすめです。
布ナプキンのメリット&デメリット
新しいものを自分のライフスタイルに取り入れるときには、そのメリットとデメリットの両方を知ることが大切ですよね。
布ナプキンのうれしいメリット
ただでさえ腹痛や腰痛で悩まされる生理期間にさらに追い打ちをかけるのが、生理用品によるお肌のかぶれやむれ、経血のにおいなど、痛みとは別にストレスに感じる要因って多くありますよね。
ですが布ナプキンには、
1. むれにくく、かぶれにくい。
2. 肌触りが気持ちよい。
3. 嫌なにおいが軽減される。
という生理期間中のお悩みを軽減してくれる嬉しいメリットがたくさんあります。
知っておきたい布ナプキンのデメリット
布ナプキンには嬉しいメリットがある反面、次のようなデメリットもあります。
1. 洗濯するという手間がかかる。
2. 浸け置き洗いが必要。
3. 外出時の荷物が増える。
メリットとデメリットの両方を知ることで、布ナプキンが自分のライフスタイルに合うかを見極めることができますね。
知っておきたい布ナプキンの基本の使い方
初めて布ナプキンを使う時は・・・
初めて布ナプキンを使う時は、まずは経血量の少ない日やお休みの日がおすすめです。
慣れてきたら量の多い日や就寝時など使うタイミングを増やしていくと、自分に必要な布ナプキンの種類や数がわかってくるでしょう。
意外と簡単!布ナプキンの使い方
特に多い日は枚数を増やして乗り切ろう♪
ハンカチタイプの折り方は様々です。
簡単でシンプル!布ナプキンの洗い方
洗濯が大変なのでは・・・?と思いがちな布ナプキン。実はブラジャーやショーツなどのデリケートな衣類を洗うのと比べても、それほど手間は違いません。
①予洗い(軽くもみ洗い)をして、表面の汚れを落とす
布ナプキンの洗濯は「浸け置き洗い」が基本になりますが、経血の塊などがある場合は、浸け置きの前に軽く予洗いすることで、汚れおちが良くなります。予洗いは簡単。水かぬるま湯で優しくもみ洗いをして、汚れをざっと落とすだけ。汚れが気になる場合は、洗濯石鹸を使ってもかまいませんが、この時に、完全に汚れを落とそうと頑張らなくても大丈夫です。
予洗い時のお湯の温度に注意!水かぬるま湯を使うようにしよう
予洗いでは、軽く表面の汚れを落とすのが目的ですが、熱過ぎるお湯を使うと血液が固まりやすく汚れが落ちにくくなってしまいます。40度以下のぬるめのお湯、または水を使うと良いでしょう。
②つけ置きする
洗濯パウダー /PRISTINE(プリスティン)
アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)
アルカリウォッシュは、セスキ炭酸ソーダでできた環境にもお肌にも優しい弱アルカリ性の洗剤。血液や皮脂汚れに強く、嫌な臭いもよく落ちます。洗濯の他に、キッチンやフロアの掃除、いろんな用途に使えるので、常備しておくととても便利です。
③すすぐ
漬け置きしていた布ナプキンを優しくもみ洗いし、汚れを押し出すようにして、すすぎます。肌に触れるデリケートなものなので、洗剤が残らないようによくすすぎましょう。
まだ汚れが気になる場合は、洗濯機へ
汚れが特に気になるときは、洗濯機ですすぎ洗いと脱水をしましょう。
デリケートな素材なので洗濯ネットに入れて、弱水流コースや手洗いコースで洗いましょう。
④干す(乾かす)
1枚の布ナプキンはどのぐらいもつ?
外出先でも大丈夫。布ナプキンの持ち歩き方
大きめのポーチに入れて持ち歩こう
入れておきたいアイテム
①替えのパットやハンカチ
②ジップロック
③洗濯パウダーを薄めたスプレー
布ナプキンを替える時、洗濯パウダーを薄めた液を経血にシュッとスプレーしておけば、おうちでの洗濯がとっても楽に♪小さなスプレー容器で一緒に持ち歩いておくと便利です。
布ナプキンは自分でも手作りすることができますよ
初めての人におすすめしたい人気のお店
PRISTINE
メイド・イン・アース
1999年から布ナプキンを販売する「メイド・イン・アース」は。すべて純オーガニックコットン100%で作られており、ふっくらとした最高の肌触り。布ナプキンを広める講座やワークショップなども行っています。
こちらのスターターセットは、布ナプキン初心者の人でもすぐに試せるセットになっています。まず経血の少ない終わりかけの3日か4日からはじめてみましょう。
haru-cotton
ネットで買える!タイプ別おすすめ布ナプキン
初心者におすすめ。お試し感覚で始める布ナプキン
使い捨て布ナプキン
布ナプキンへ変えてみたいけれど、自分のライフスタイルに合っているかどうか確信が持てなくて、最初の一歩を踏み出せないという方もいると思います。まずは、ハードルを低く、お試し感覚で布ナプキンを試してみてはいかがでしょうか?「freena フリーナ」は、洗濯する必要がない、使い捨てタイプの布ナプキン。今まで使っていた紙ナプキンの上に重ねて使うのもあり。肌へのストレスも軽減されるので、かゆみやちくちく感に悩んでいる方にもおすすめです。
おりものや軽い時期に試したい。2タイプの布ナプキン
まだ慣れないうちは、生理の始まりや終盤、経血量が少ないときだけ布ナプキンを使い、徐々に様子をみて自分に合うものを揃えていく方法だと、無理なく布ナプキンライフに馴染んでいけると思います。こちらは、小ぶりなひし形タイプと広げるとハンカチのようになるプレーンタイプのセット。どちらが使いやすくて自分に合っているか確認できるので、今後の計画も立てやすくなりそうです。
めんどくさがり屋さんにおすすめ。ムレ&モレを防ぐ一体型構造
ムレずに快適。洗いやすい3D立体構造の布ナプキン
ホルダーやパット、色々揃えて、セットするのが苦手な方は、1枚で完結する一体型がおすすめ。ショーツにのせて、巻き付け、スナップボタンをパチンと止めるだけなので気楽。こちらの布ナプキンは、吸収面の中央が浮き上がる3D立体型の構造で肌に優しくフィット。経血の吸収面をめくって洗うこともできるので、洗濯時に汚れを落としやすいのもメリットです。湿気は逃しながら防水する特殊な透湿防水布を使っているため、ムレもほとんど気になりませんよ。
国産シルク100%!漏れにくさにこだわった一体型布ナプキン
敏感肌に嬉しい!肌に触れる面に国産シルク100%の生地を使った「Be-A(ベア)」の一体型布ナプキン。シルク・コットン・透湿防水布を重ねた7層構造で漏れをしっかりガード。吸湿・放湿効果に優れたシルクのおかげで肌はサラッと快適でいられます。同ブランドの吸収型サニタリーショーツと合わせ使いすれば、外出時も安心です。
とにかく洗濯しやすいハンカチタイプ
ふわふわのワッフル生地で優しい気持ちに。布ナプキンとナプキンホルダーのセット
オーガニックコットンのふわふわのワッフル生地に癒されるハンカチ型の布ナプキン。広げて洗えるので、洗濯が楽で、干す時も生理用品とわかりにくいのが嬉しい。ナチュラルで可愛いナプキンホルダーも癒しポイントです。
生地を選べる。リバーシブル仕様の布ナプキン
3つ折りで使うこちらの布ナプキンは、表地の生地は選択可能。質感や厚さなど自分の好みに応じてセレクトすることができます。リバーシブル仕様で、気分によって面を変えたり、柔軟な使い方ができます。ハンカチタイプ(プレーンタイプ)は、布ナプキンに慣れてしまえば、とても気楽。コスパが良いのもありがたいですね。
暖かくて快適。生理中の憂鬱を軽くしてくれる夜用布ナプキン
表も裏もおしゃれ。南インドから届いたポジティブな気持ちになれる布ナプキン
布ナプキンを使う女性が多いインド。現地の女性たちの意見をもとに改良を重ね、エシカルな視点で作られた「Eco Femme(エコファム)」のオーガニックコットンの布ナプキン。日本にもファンが多く、使いやすさに定評があります。こちらは7層構造の夜用。表地も、肌に触れる面もカラーバリエーションが豊かでとってもおしゃれ。売上の一部は、現地女性の雇用促進や思春期の女性への月経教育に使われるのだそう。いつも憂鬱でしかなかったブルーデーもポジティブな気持ちで過ごせそうです。
朝までぐっすり。ロング布ナプキンと防水ナプキンホルダーのセット
長さ約41cmでお尻をしっかりカバーしてくれる超ロングプレーンタイプの布ナプキン。柔らかいネル生地で暖かく、お尻を冷えから守ってくれるので、生理痛も軽減されそう。イチゴ柄の防水ナプキンホルダーも思わず顔がほころぶ可愛らしさ。毎月使うのが楽しみになりそうですね。
布ナプキンで自分のカラダを知ろう!
経血の量や状態でその時々の体調を知ることができます。
布ナプキンは自分でナプキンを洗うので、その都度経血状態をよりよく知ることができます。
毎月やってくる生理期間を”今の健康状態を知る大切な期間”と捉えられれば、憂うつな気分も軽くなりそうですよね♪
「生理痛がひどい」「憂うつな気持ちになる」「むれやかぶれが気になる」など個人によっても生理中に現れる症状は様々ですが、共通して言えるのはできれば“少しでも快適に過ごしたい”という願い。