きらめく街並みに、どこからともなく聞こえるクリスマスソング…わくわくする季節がやってきました。今年のクリスマスは週末ということもあり、おうちディナーやホームパーティーなど、家族・友人においしいものを振る舞う予定の方も多いはず。とはいえだれもが忙しいこの時期、料理に割ける時間は限られていますよね。
そこで今回は調理時間別にレシピをご紹介。後編では少し手の込んだメインディッシュ3品をお届けします。
そこで今回は調理時間別にレシピをご紹介。後編では少し手の込んだメインディッシュ3品をお届けします。
1時間できちゃう、食卓が華やかになる主役料理
ハーブとスパイスで本場の味に「サルシッチャとカボチャのロースト」
ボリューム満点だから家族も喜ぶこと間違いなしのサルシッチャ。そのままお肉のガツンと感を味わっても、レモンやマスタード、かぼちゃと合わせて変化を楽しむのも◎。
【材料(2人分)】
<A>
豚肉粗挽き…300g
塩…3g
バジル…10枚(5g)
イタリアンパセリ…葉の部分のみ3枝(5g)
にんにくすりおろし…1片
セージ…2g
白胡椒…1g
かぼちゃ…100g
粒マスタード…お好みで
レモン…お好みで
<A>
豚肉粗挽き…300g
塩…3g
バジル…10枚(5g)
イタリアンパセリ…葉の部分のみ3枝(5g)
にんにくすりおろし…1片
セージ…2g
白胡椒…1g
かぼちゃ…100g
粒マスタード…お好みで
レモン…お好みで
【作り方】
①バジルとイタリアンパセリを刻んだら、Aをゴムベラや木ベラで全体が馴染む程度にざっと全て混ぜ、長さ4cm・厚さ2cm程度の小判型に成形する
②油は引かず、フライパンに①をのせ、空いたスペースにかぼちゃものせる
③弱火で10分、裏返してさらに10分、じっくり焼く。かぼちゃは様子を見ながらひっくり返す
④お皿に盛って、お好みでレモンと粒マスタードを添えて
【ポイント】
焼くときは、必ず弱火でじっくりと!
①バジルとイタリアンパセリを刻んだら、Aをゴムベラや木ベラで全体が馴染む程度にざっと全て混ぜ、長さ4cm・厚さ2cm程度の小判型に成形する
②油は引かず、フライパンに①をのせ、空いたスペースにかぼちゃものせる
③弱火で10分、裏返してさらに10分、じっくり焼く。かぼちゃは様子を見ながらひっくり返す
④お皿に盛って、お好みでレモンと粒マスタードを添えて
【ポイント】
焼くときは、必ず弱火でじっくりと!
旨みの染みこんだお米が絶品「魚介のパエリア」
目にも鮮やかなパエリアは、フライパンのままテーブルへ。大きな有頭エビはクリスマスの特別感を演出するだけでなく、魚介の旨みもしっかり感じられるので、おなかも心も満たされます。
【材料(4人分)】
有頭エビ(加熱用)…4尾
あさり(砂抜き済み)…200g
たこ…100g
玉ねぎ…40g(約1/6個)
にんにく…1片
オリーブオイル…大さじ1
米(洗わずそのまま)…1合
水…600ml
塩…小さじ1/2
ターメリックパウダー…小さじ1/4
イタリアンパセリ…適量
レモン…1/2個
有頭エビ(加熱用)…4尾
あさり(砂抜き済み)…200g
たこ…100g
玉ねぎ…40g(約1/6個)
にんにく…1片
オリーブオイル…大さじ1
米(洗わずそのまま)…1合
水…600ml
塩…小さじ1/2
ターメリックパウダー…小さじ1/4
イタリアンパセリ…適量
レモン…1/2個
【作り方】
①玉ねぎとにんにくをみじん切りする。エビの背腸を取り、下処理する。殻はむかずに、ヒゲや長い足をハサミなどで切っておく。たこは薄切りにする
②フライパンにオリーブオイルを入れ、弱めの中火で玉ねぎとにんにくを炒める。空いたスペースにエビを入れて、火が通るまで両面焼く
③ボウルにザルをのせ、②の具材をザルに全て入れる。同じフライパンにあさり、たこを入れて蓋をして蒸し、アサリが開いたら、同じザルに入れ、フライパンにでた魚介エキスがボウルの中に落ちるようにする
④ボウルの魚介エキスと、水を合わせて600gの重さにする。そこに塩、ターメリックを混ぜる
⑤米をフライパンに入れ、④の水分も入れる。中火にかけ、煮立ったらぼこぼこさせた状態で蓋をせず5分、弱火にして14分待つ
⑥あさり、エビ、玉ねぎ、たこなどの具材を米の上にきれいにのせ、蓋をして10分蒸らす
⑦蒸らし終えたら、蓋をしたまま5分中火にかけて焦げ目をつける。レモンを添え、イタリアンパセリをのせて完成
【ポイント】
⑤はしっかりぼこぼこと、煮立ててください。
①玉ねぎとにんにくをみじん切りする。エビの背腸を取り、下処理する。殻はむかずに、ヒゲや長い足をハサミなどで切っておく。たこは薄切りにする
②フライパンにオリーブオイルを入れ、弱めの中火で玉ねぎとにんにくを炒める。空いたスペースにエビを入れて、火が通るまで両面焼く
③ボウルにザルをのせ、②の具材をザルに全て入れる。同じフライパンにあさり、たこを入れて蓋をして蒸し、アサリが開いたら、同じザルに入れ、フライパンにでた魚介エキスがボウルの中に落ちるようにする
④ボウルの魚介エキスと、水を合わせて600gの重さにする。そこに塩、ターメリックを混ぜる
⑤米をフライパンに入れ、④の水分も入れる。中火にかけ、煮立ったらぼこぼこさせた状態で蓋をせず5分、弱火にして14分待つ
⑥あさり、エビ、玉ねぎ、たこなどの具材を米の上にきれいにのせ、蓋をして10分蒸らす
⑦蒸らし終えたら、蓋をしたまま5分中火にかけて焦げ目をつける。レモンを添え、イタリアンパセリをのせて完成
【ポイント】
⑤はしっかりぼこぼこと、煮立ててください。
もう少し余力がある方は、1.5時間かけてみて
漬けて焼くだけだから失敗なし「ローストチキンとグリル野菜」
王道ローストチキンも下味だけでおいしく完成。付け合わせの野菜も一緒にグリルできちゃうから、下準備さえ終われば、実は簡単なごちそうレシピです。
【材料(2人分)】
鶏もも肉骨つき…600g(2本)
<A>
塩…6g
オリーブオイル…大さじ1
日本酒…大さじ1
黒胡椒…2g
にんにくすりおろし…1片
にんじん…1本
マッシュルーム…1パック(6~10個)
りんご…1個
ローズマリー…3枝
鶏もも肉骨つき…600g(2本)
<A>
塩…6g
オリーブオイル…大さじ1
日本酒…大さじ1
黒胡椒…2g
にんにくすりおろし…1片
にんじん…1本
マッシュルーム…1パック(6~10個)
りんご…1個
ローズマリー…3枝
【作り方】
①鶏もも肉にAの材料を全てまぶし、馴染ませるように揉み込む
②にんじんは皮付きのまま1〜2cmの輪切り、りんごは皮付きのまま、たてに半分に切り、包丁でV字に切り込みを入れ、芯を取る
③オーブンの天板にクッキングシートかアルミホイルを敷き、にんじんとりんごをのせ、りんごの芯を取ったくぼみにローズマリーをのせる。横にグラタン皿や耐熱皿に丸のままマッシュルームもセット。そこに網をのせ、網上に皮目を広げながら、鶏もも肉をのせる
④オーブンで、予熱なし150度60分で焼く。焼きあがったら、お皿に盛りつけて完成
【ポイント】
野菜を鶏もも肉の下にセットすることで、鶏の油が野菜に染みわたります。
①鶏もも肉にAの材料を全てまぶし、馴染ませるように揉み込む
②にんじんは皮付きのまま1〜2cmの輪切り、りんごは皮付きのまま、たてに半分に切り、包丁でV字に切り込みを入れ、芯を取る
③オーブンの天板にクッキングシートかアルミホイルを敷き、にんじんとりんごをのせ、りんごの芯を取ったくぼみにローズマリーをのせる。横にグラタン皿や耐熱皿に丸のままマッシュルームもセット。そこに網をのせ、網上に皮目を広げながら、鶏もも肉をのせる
④オーブンで、予熱なし150度60分で焼く。焼きあがったら、お皿に盛りつけて完成
【ポイント】
野菜を鶏もも肉の下にセットすることで、鶏の油が野菜に染みわたります。
後編ではメインディッシュ3品をご紹介しました。1つあれば食卓がぱっと華やかになるレシピばかりなので、家族や友人にもきっと喜んもらえるはず。
前編の簡単レシピとあわせて、ぜひ今年のクリスマスディナーを楽しんでくださいね。
レシピ考案・調理/Imai mami
photo/Ichihara Keiko
styling/Watarai Junko
photo/Ichihara Keiko
styling/Watarai Junko
今回教えてくださるのは、料理家・今井真実さん(@maiimai)。「作った人が嬉しくなるような日常のレシピを提案します」をモットーに、noteなどで多くのレシピを提案。簡単だけど、どこかおしゃれなレシピが話題に。