粋な「蕎麦屋呑み」で、江戸前の新蕎麦を味わう
東京がまだ江戸と呼ばれた時代から、「ちょっと手繰る粋な食べ物」として浸透していた蕎麦。まだ日の高い昼下がりから、旬の肴でお酒を楽しみ、〆には蕎麦をいただくというそば文化が今、若者や女性の間にも広がりつつあります。
これから秋にかけて新蕎麦の季節です
香り高く、風味豊かな「新蕎麦」が出回るのは、例年8月下旬から秋にかけて。
新蕎麦を楽しむ蕎麦屋呑みは、いつもとはちょっと違う粋な休日を過ごしたい方にはもちろん、旅行で東京を訪れた方にもおすすめの楽しみ方です。
どういった感じに楽しめばいいのか、を知って、ぜひ体験してみてくださいね。
新蕎麦を楽しむ蕎麦屋呑みは、いつもとはちょっと違う粋な休日を過ごしたい方にはもちろん、旅行で東京を訪れた方にもおすすめの楽しみ方です。
どういった感じに楽しめばいいのか、を知って、ぜひ体験してみてくださいね。
一. 心得は「気取らずにお酒と季節の肴を楽しむ」
二. お店選びのポイント
高級なお店でなくても構わない
「定番の肴にこだわる店」と「旬の肴を提供する店」。どちらが好み?
■定番の肴にこだわる店
「板わさ」や「卵焼き」といった、蕎麦屋の定番だけがお品書きに並んでいるお店もあります。
「ちょっとシンプルすぎない?」と思ってしまうのは初心者。定番の肴は、実にお酒とよく合い、〆に待っているお蕎麦が引き立つものばかり。シンプルだからこそ、その店の心意気が表れます。
【代表的な定番の肴】
焼き味噌……味噌を杉板などに塗りつけて、火であぶったもの。そばの実や胡麻などを加えることもあります。
板わさ………山葵と醤油をつけて食べる蒲鉾のこと。
焼き海苔……焼きたての香りを楽しみながらお酒をいただきます。板わさにくるんで食べても◎。
卵焼き………蕎麦屋の卵焼きは、その店の美味しいだしを使っただし巻が一般的です。
にしん棒……身欠きにしんを醤油や酒、砂糖、みりんなどで煮たもの。
鴨焼き………甘辛いダレと絡めて焼いたものや、シンプルに鉄板で焼かれたものなどお店によって異なります。
三. 実食の流儀
まず、お酒と肴を注文する
根津 / そば
- 住所
- 文京区根津2-32-8
- 営業時間
- 7:30~9:30(L.O 9:00)
12:00~18:00(L.O 17:30)
- 定休日
- 月曜・火曜
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
ビールもいいけれど日本酒がおすすめ
肴は数品ぐらいで。一人なら一品でも
柴又 / そば
- 住所
- 葛飾区柴又7-13-2
- 営業時間
- ■ 営業時間
[金・土・日・祝]
11:00~蕎麦なくなり次第営業終了
■定休日
月曜・火曜・水曜・木曜
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
お酒は適量に
淡路町 / そば
- 住所
- 千代田区神田淡路町2-10
- 営業時間
- [月]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
[火]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
[水]
定休日
[木]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
[金]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
[土]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
[日]
11:30 - 20:30(L.O. 20:00)
メニューの価格は変わっています。
おしながき
を写真投稿しましたので確認して下さい。
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
お酒を楽しんだ後に、お蕎麦を注文
粋な食べ方とは?
蕎麦湯は必須
四. 長居は無粋
浅草(東武・都営・メトロ) / そば
- 住所
- 台東区雷門2-11-9
- 営業時間
- [月]
11:00 - 19:30(L.O. 19:00)
[火]
11:00 - 19:30(L.O. 19:00)
[水]
定休日
[木]
定休日
[金]
11:00 - 19:30(L.O. 19:00)
[土]
11:00 - 19:30(L.O. 19:00)
[日]
11:00 - 19:30(L.O. 19:00)
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999 /¥1,000~¥1,999
蕎麦屋呑みに出かけてみよう
いかがでしたか。
粋な蕎麦屋呑みでは、普段感じることができない蕎麦の奥深さを体感できることでしょう。おいしいお酒と肴、そしてお蕎麦をいただく……東京で息づく食の文化を体感しながら、粋なひとときを過ごしてみてください。
粋な蕎麦屋呑みでは、普段感じることができない蕎麦の奥深さを体感できることでしょう。おいしいお酒と肴、そしてお蕎麦をいただく……東京で息づく食の文化を体感しながら、粋なひとときを過ごしてみてください。
粋を愛した江戸っ子は、つい気取って行き過ぎることを「気障(きざ)」と呼び、垢ぬけない「野暮(やぼ)」よりも嫌っていたそうです。