”はなとね”は、漢字にすると”花と根”。
花と根のいいところを合わせた少しわくわくできる安心なパンとおやつを通して、食べることに対して幸せを噛みしめてもらえればという想いが込められています。
都会の喧騒を忘れ、自然の声に耳を傾けられる。
神戸の六甲山をひとつ超えた、目にも心にも豊かな風景が広がる土地に店を構えます。
「はなとね」は漢字にすると「花と根」です。
「花」のようにきらびやかな「ごちそう」と「根」のように身体をつくる「ごはん」。
その両方のいいところを合わせた「少しわくわくできる安心なパン・おやつ」を通し、
ひとりでも多くの方に「食べる」というしあわせを噛みしめていただければという想いを込めて名付けました。
それからは、百貨店の催事や手作りイベントに出展もしながら、2014年の7月に神戸市北区の淡河町(おうごちょう)にある茅葺き家屋にて現在の販売スタイルが確立したそう!
と店主の村上 敦隆(むらかみ・あつお)さんは話します。
村上さんは、大手のパン屋と地域密着型の小さなお店という形態の異なるお店で合わせて4年間経験を積んで、はなとねをはじめられました。
子育て中の村上さんにとって、目にも眩しいほどの緑豊かな環境は暮らすに最適と直感したのだとか。
淡河という土地そして歴史ある茅葺き家屋のあまりの魅力に、ここで開店すると決めたそうです。
その素敵なお店は、神戸の市街地から訪れるのには少し距離があります。
それでもオープンの日は、多くの人が集うのは”ここにしかない味”が求められるからなのでしょうね。
はなとねのお店
のれんにデザインされているベーグルのロゴマークのハイカラさとのバランスも絶妙です。
「ガラガラ~」と引き戸を開けて、最高のベーグルショップタイムのはじまりです!
という声がたくさん届いています。
なんといってもイートインは茅葺き家屋でのリラックスタイムがお待ちかねです♪
譲り受けた姿のままで少しでも多くの人に見て、知ってもらいたいという想いで維持されています。
茅葺き家屋が築260年以上の建物ということもあり、
昔から今に紡がれてきた人々の暮らしをそのまま感じていただけるよう、
なるべく手を加えずにありのままを維持するようにしています。
日本人の誰もが懐かしさとやすらぎを感じる空間になっています。
家族連れで小さなお子様がいてもスタンバイされた本やおもちゃで楽しく過ごす光景が当たり前なのだとか。
それは、みんなファンになるわけですよね。
席へ着くとつい長居してしまいそうになります。
こういう場所でおいしいランチやおつを楽しむことも、小さなお子様にとっても良い経験になりそうです♪
はなとねのパン
原材料に卵と牛乳は使用しておらず、アレルギーのある方にも安心で安全なのもありがたいですね。
ベーグル
まあるいカタチで、シンプルで素材の風味を感じられるもの。
茹でることでもっちりとした食感が出るそうで、はなとねの硬すぎないほどよい噛みごたえのベーグルは定評があります。
ベーグルは、プレーン、バジルチーズ、抹茶にホワイトチョコ、有機クランベリー、有機チョコ、くるみといちじくの6種類。
はなとね では2種類のパンを作っています。
ひとつはベーグル。焼く前に一度茹でる変わった工程のあるパンで、茹でることでもっちりとした食感がでます。
また、茹でることと並ぶもうひとつの特徴として、卵・ミルクを使わずに焼くシンプルなパンなので、素材の味をストレートに楽しんでいただけるパンでもあります。
ベーグルのほかにご用意しているのはスチームベーグル。こちらは米粉を使った蒸しぱんです。米粉と豆乳を主な素材として、こちらも卵・ミルクを使わずに蒸し上げました。
もっちりとした米粉の食感を楽しみながら、素材の風味を味わっていただける蒸しぱんです。
スチームベーグル
そのもっちり感と味わいは、厳選された素材で作り上げられたからこそ。
「こんな蒸しパン食べたことない!」
とビックリされる人は多かったそう。
フレーバーをよく再現されていて、優しい口当たりです。
スチームベーグルは、ほうじ茶とくるみ、黒糖きなこ、有機チョコ、米粉と豆乳、杏仁豆腐、抹茶の6種類。
オープンが3日だけなのは、村上さんがこうして丁寧に徹夜までもしてパンを焼き上げているからなんですね!
お店だけで味わえるベーグルバーガーは、是非とも食べてみて欲しい逸品揃い。
はなとね通信
お店から発信される読み物とうっとりするような写真で癒されますよ。
モザイク彫刻家の碧亜希子さんに依頼されて完成したという看板のお話。
青で彩られた陶のロゴには、なんとも言葉がでないほど...美しいですね!
「ベーグル占いはじめました」なんてユニークなタイトルも。
販売予定の種類もチェックしれみて下さいね。
夏限定のかき氷の案内も見逃せませんね♪
徳島のブルーベリーのシロップだそうですよ。
神戸の淡河へベーグルを食べに行こう!
いかがでしたか?
神戸のイメージは港町が大きいかもしれませんが、山間部の豊かな自然はなくてはならない存在です。
先人の知恵が詰まった茅葺き家屋を見物するのも値打ちがあります。
なによりも、心も体もリラックる出来る他にはないお店です、ぜひ神戸にお越しの際はドライブがてらお出掛け下さいね!
今日も一つひとつ真心込めて作られています。
お店ではひと組みずつが案内されゆっくりとお買い物をします。
目の前に並ぶおいしそうなベーグルは全種類おまとめ購入の人も。
細やかに考えて作り出されている上に、買い易いというのも嬉しい。