北海道のパンが美味しい理由
Vergine Baccano （定山渓）
シンプルで洗練された印象の店内には、イートイン＆カフェスペースも併設されています。
石窯で焼き上げる素朴なパンが人気。薪の香りがほのかに漂うのも特徴です。
おすすめは、チョコがたっぷりと入った「パン オ ショコラ」と、濃厚な発酵バターの風味が効いた「クロワッサン」。
どちらも食べごたえがある大きめサイズです。定山渓へお出かけの際には、立ち寄ってみませんか。
ハード系のパンも人気。チーズとくるみは、ゴロゴロと入っているくるみと濃厚なチーズの味がたまりません。
BAKERY Coneru【札幌】
札幌市厚別区にある「BAKERY Coneru（ベーカーリー コネル）」。道産小麦100%のパンを作っています。
大きな木のドアを入ると、こぢんまりとしていながらも、おしゃれで温かな空間が広がっています。
「納豆デニッシュ」や「ブラウンメロンパン」など、気になるネーミングの惣菜パンや菓子パンが並んでいますよ。
おすすめの「クロワッサン」は、外はサクッとしており、中は発酵バターの風味をふわふわの食感で楽しめます。
ちょっぴり納豆が顔をのぞかせている「納豆デニッシュ」。 デニッシュの生地自体、バターの風味いっぱいで美味しいうえに、ひき割り納豆の味と絶妙に合っている、不思議だけれど病みつきになりそうなパンです。
色鮮やかな「めんたい紫キャベツ」。見た目以上にキャベツの割合が多く、「お野菜を食べている！」という気分になります。
Boulangerie JIN【真狩村】
「Boulangerie JIN（ブーランジェリー ジン）」は、羊蹄山（ようていざん）の麓に位置する、虻田郡真狩村のベーカリー。自然豊かな環境でパン作りを行っています。お店の外には、パンを焼くための薪が積み上げられています。
広い畑や森の中にひっそりとたたずむ店舗は、うっかりしていると見逃してしまうことも。おしゃれな黒い看板を目印に探してみてください。
薪を使って石窯で焼くパンは、ハード系やデニッシュ、クロワッサンなど、種類豊富に取りそろえられています。
中にたっぷりと具が入った「ドライフルーツのパン」。しっとりとした生地からは、噛むほどに旨みや香りが感じられます。
人気の高い「クロワッサン」は、薫り高いバターの風味が漂う、繊細な味です。
観光地からは少し離れますが、リピーターが絶えないお店のパンの味は、きっと足を運ぶ価値があるはず。
be.blé 【美瑛】
富良野と共に、北海道の観光地として知られる美瑛（びえい）。レストラン、ホテル、パン工房、料理塾で構成されているオーベルジュ。広大な小麦畑に囲まれた「北瑛小麦の丘」に建っています。
札幌の三つ星レストラン「モリエール」や洞爺サミットの時にファーストレディの会合に使われた「マッカリーナ」系列のお店だけあって、味もお店の雰囲気も素晴らしい名店です。
木のぬくもりが優しい、シックな雰囲気の店舗。店内の大きな窓からは、四季折々にさまざまな表情を見せる、美瑛の大自然が一望できます。
お店の工房で作られている、地元産の小麦を使った窯焼きのパン。レストランで提供されるほか、店頭での販売もされています。
「じゃがいもパン」や「コーンパン」など、北海道ならではの素材を使ったパンがおすすめ。
美しい美瑛の景色と共に、堪能したくなる北の大地のパンです。
美瑛産のじゃがいもをゴロゴロと包み込んだ「じゃがいもパン」。
ハードでザクッとした噛みごたえ、そして何よりも香ばしさが魅力の「ノアレザン」。
満寿屋商店 本店【帯広】
帯広に本店を構える「満寿屋（ますや）商店」は、創業1950年。昔ながらのレトロな雰囲気を残す店舗。十勝産小麦を100％使用している老舗です。
「懐かしい」味のパンが好きな人には、たまらないお店。十勝産大豆のこしあんがたっぷりと入った「アンパン」や、「クリームパン」などの定番商品は、裏切らない味です。
北海道名物でもある「豆パン」もおすすめ。満寿屋の「たっぷり豆パン」には、程よい甘さが癖になる大きな金時豆が、ぎっしりとつまっています。
お店の一番人気「白スパサンド」は、細かく刻まれたスパゲッティサラダのサンド。マスタードが効いたマヨネーズで味付けしてあります。
足を運ぶ価値あり！珠玉のベーカリーたち
良質の素材で丁寧なパン作りを行うベーカリーは、遠くにあっても、ぜひ行きたいと思わせてくれるもの。北海道を訪れた際には、そんな特別感のある珠玉のベーカリーを巡ってみませんか。
「Vergine Baccano（ヴェルジネ バッカーノ）」は、札幌の奥座敷「定山渓」にあるベーカリー。石造りのおしゃれな建物が、なんともフォトジェニックです。