ホテルで楽しむ「アフタヌーンテイー」は、ティースタンドに、ケーキやスコーン、それにサンドウィッチが盛られ、とっても豪華。
「不思議の国のアリス」のお茶会のシーンは、あなたも一度は憧れたことがあるはず。そんな「アフターヌーンティー」をおうちで楽しめたら、きっと楽しいに違いありません。
3段のティースタンドも素敵ですが、イギリスの普通の家庭では、もっと気軽に「アフタヌーンティー」を楽しんでいます。
そこでこの記事では、紅茶に合うお菓子や軽食、美味しい紅茶の淹れ方をご紹介していきます。
紅茶にぴったり。焼き菓子と軽食のレシピ集
はずせないのは、やっぱり「スコーン」
焼きたてアツアツのスコーンに、クロテッドクリームとジャムをのせていただくのがイギリス流。スコーンと紅茶のセットは、「クリームティー」と呼ばれています。
こちらは、ヘルシーなお豆腐のスコーン。クランベリーがとっても良いアクセントに。
しっとりな食感が魅力「キャロットケーキ」
キャロットケーキも、イギリスの焼き菓子の定番。本場のものは、どっしりとしたアイシングクリームがのっていることが多いですが、クリームなしのシンプルなお味が私たち好みです。
簡単に作れて見た目も豪華「ヴィクトリアンスポンジケーキ」
スポンジ生地を焼いて、クリームとジャムをサンドした「ヴィクトリアンスポンジケーキ」は、シンプルでなんだか懐かしい味。簡単に作れるのも魅力的です。
素朴な見た目も◎「ショートブレッド」
ショートブレッドも、イギリスの伝統的なお菓子のひとつ。ほろほろした食感とバターの香りが、くせになる美味しさです。
「サンドウィッチ」はシンプルに
本格派アフターヌーンティーでのサンドウィッチは、実は具はキュウリのみ。マヨネーズで和えたこちらのレシピなら、しっかり美味しくいただけます。
シンプルな具でも、こんな風に型を抜けば、とっても可愛く仕上がります。お子さんにも喜んでもらえそうですね。
知っておきたい！紅茶を美味しく淹れるコツ
お湯に空気が入っていると、お茶が美味しく仕上がります。汲み置いた水ではなくて、勢いよく注いだお水をすぐに沸かしましょう。
お湯の温度は95度がベスト。ポコポコ激しく沸騰し始めてから1分くらいの熱湯を使用しましょう。
こんなお洒落なケトル・ポットを使えば、気分も上がりそうですね。
ポットの中で茶葉が上下に運動すると、お茶をしっかりと抽出することができます。側面が丸いポットは、茶葉の上下運動が起こりやすく、ガラス製なら中がよく見えるので◎です。
あとは数分蒸らして、温めたティーポットに注げば完成です。
美味しいお茶で、お喋りに花を咲かせて
もともとは社交の場として始まった「アフタヌーンティー」。現在は畏まったことを話す必要はありませんが、お喋りを楽しめる場にしたいですよね。
丁寧に淹れたお茶や、手作りのお菓子や軽食があれば、大切な人との午後の時間をもっと楽しく過ごせるはず。あなたもおうちで「アフタヌーンティー」を楽しんでみませんか？
1840年ごろのイギリスで始まった「アフタヌーンティー」。夕食が遅くなることが多かった当時のイギリスだからこそ、お昼下がりにお茶とお菓子や軽食を楽しむという習慣が生まれました。