「ペンダントライト」フレキシブルに楽しめるインテリア♪
吊るすだけでなく飾り方もさまざま。ポールハンガーやラックなどにコードを直接巻きつけて飾ったり、床に置いたりと、フレキシブルに楽しめますよ。
また、エジソンランプのような型の美しい電球は、シェードを使わず、電球そのもののカタチやフィラメントを楽しむディスプレイもおすすめです。
「電球」の選び方
白熱電球・電球型蛍光灯・LEDの特徴
最もポピュラーともいえる白熱電球は、消費電力や寿命は他の電球に劣りますが、リーズナブルで、全方向に温かみのある暖色の光が広がる特徴があります。
電球型蛍光灯の消費電力は、白熱電球より低く、スイッチを入れるとじんわり明るくなっていきます。
寿命はLEDより短く、頻繁にスイッチを入り切りする場所には向いていません。
寿命や消費電力で選ぶなら「LED」
寿命が長く消費電力を抑えられるLEDは、一般家庭においても主流になってきているようです。
白熱電球に比べ、消費電力や電気代が5分の1程度と言われています。
なかでも調光・調色機能付きLED電球は、シーンに合わせて色や明るさを簡単に変えられるとあって人気。
電球の色は5種類
調光・調色機能付き以外の電球の色は、
「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5種類で、左からオレンジ色~青白色となります。
ペンダントライトに向いている色は、電球色のような暖色です。
「ペンダントライト」の設置方法
電源部位を確認
ペンダントライトは天井照明と違い、電源部位がシーリングに取り付けるタイプと、コンセントになっているタイプがあります。
購入するときは、電源部位に注意しましょう。
気に入ったペンダントライトを、シーリングアダプターを使って、コンセント式に変換することもできますよ。
電源をコンセントで取りたいときにおすすめです。
多灯ペンダントライトの設置方法
コンセント式でないペンダントライトの場合、同じペンダントライトを複数設置したり、型違いのペンダントライトを多灯使いするには、どのように設置したら良いのか迷いませんか？
ダクトレール（ライティングレール）を使う
天井にはもともと、シーリングやローゼットが付いていますが、そのまま使用すると1灯しか取り付けることができません。
そこで、ダクトレールを使い、レール上の好きな位置にペンダントライトを取り付けられるようにします。
簡易ダクトレールなら、工事不要で簡単に取り付けられますよ。
ダクトレールにはロング・ショートサイズがあり、スライド機能や回転機能があるタイプもあります。
設置したい場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
このようにグリーンや雑貨といっしょに飾ったりできる点も魅力です。
個性的な電球をインテリアの主役に
カタチの美しい電球は、シェードを使わず、そのままで飾りたくなります。
1灯でも多灯でもサマになる裸電球をご紹介します。
リセノ エジソンバルブチューブラー
エジソン球とも呼ばれるエジソンバルブは、初めて世に生み出された電球の復刻版。
まるでキャンドルを灯したかのような、柔らかく温かみのある光はとても美しく、ランプガードなしでも存在感のある電球です。
ガラスの形状はチューブラーをはじめ、グローブ・Aシャープ・シグネチャーの4種類あり、どれも電球の発光体であるフィラメントが美しく、ノスタルジックな雰囲気に。
1灯でも多灯でも楽しめます。
フライミーファクトリー ペンダントライト
他にないマットなベーシックカラーが素敵な、インダストリアルなペンダントライト。
旬のインテリアにコーディネートしやすいでしょう。
電球はポピュラーなハウス電球、エジソンランプと同じようなムードあるカーボン電球、レトロなガラス球のアンティーク電球から選べます。
リー・ブルーム クリスタルバルブペンダント
クリスチャン・ルブタンの店舗デザインも手掛けたデザイナー、リー・ブルームのプロダクト。
繊細な切子技法を用いたクリスタルガラスは、点灯していないときも美しい存在感を放ちます。
点灯した様子がこちら。
万華鏡を覗いているかのような、幻想的な気分に浸れそうですね。
Plumen（プルーメン）
個性的な型でインパクトのあるPLUMEN（プルーメン）。
2本の蛍光管が絡み合っているようなユニークな造形が特徴です。
電球の8倍も長持ちすることから、省エネ対策にもおすすめ。
カラフルな照明コードは同シリーズのLINE ME（ラインミー）という商品です。
お気に入りの電球を美しく演出する「ランプガード」
デザインハウスストックホルム ワークランプ
こちらはインダストリアルでクールな表情を楽しめる、ワークランプ。
好みの電球をカゴのような型のランプガードに取り付ければ、吊るす以外にも、直置きしたり、壁に取り付けたりと、多彩な飾り方が楽しめるようになります。
多灯使いはざっくりまとめても、ランダムに高低差を付けても、オブジェのような雰囲気を楽しめます。
LINE ME CAGE（ラインミー ケージ）
鳥かごをイメージしたラインミーのランプガード。
先のワークランプ同様、床に置いたり壁に固定できるほど、強度が高く安定した構造で作られています。
このようなカゴタイプのランプガードならでは、壁面に直接ピン留めして設置する方法も素敵です。
吊るすだけじゃなく、様々な飾り方を楽しんでみたいですね。
ペンダントライト コンフェッティ
温もり感のある木製シェードも、インパクトのある多角形のシェードでスタイリッシュ。
シェードから漏れる灯りの陰影が美しく、幻想的な雰囲気に。
フライミーパーラー ペンダントライト
幾何学模様のシェードもスチール製なら、インダストリアルで格好良い印象に。
すっきりベーシックな型の電球でもよく合います。
ぬけ感を作りたい空間にも◎
ペンダントライト ジーニー
数あるシェードのなかでも人気のガラスシェード。
空間が軽やかな雰囲気になり、どんなインテリアにも合わせやすいですね。
ジーニーはほんのり色味のあるガラスなので、柔らかな印象に。
ブラケットライト トリポッド
壁に直接設置するブラケットライトも、クリアガラスなら電球の美しさを堪能できます。
ネジで固定する必要はありますが、コンセント式なので、工事不要です。
ペンダントライト エクシア
傘タイプのシェードも電球が見えやすいものがありますよ。
昔なつかしい真鍮のような、渋みのあるゴールドが素敵なシェードです。
かさが横に広く、電球を覆わないので、お気に入りの電球を楽しめます。
ペンダントライト マリアンヌ
小ぶりでクラシカルな表情のマリアンヌも、シェードが横広がりなので、見せる電球におすすめのシェード。
インテリアに合わせやすいモノトーンカラーです。
フライミーファクトリー ウォールランプ
壁面に直接取り付けられるすっきりシンプルなウォールランプ。
ネジで固定、電源はコンセントです。
賃貸住宅では、2×4材で柱や板壁を作ってから設置しても良いですね。
やさしい光を灯して、心地いいお部屋に♪
ベーシックな電球も、デザイン性の高い電球も、よりおしゃれに見せてくれるシェードやランプガードを選んで、お部屋の雰囲気作りにペンダントライトを取り入れてみましょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ペンダントライトは、天井に直付けするシーリングライトとは違い、天井から吊るしてテーブルの上やソファセットのようなリラクシングスペースなど、限られた空間をスポット的に照らす証明です。
メイン照明であるシーリングライトと組み合わせて雰囲気作りに使用したり、ペンダントライトだけを複数設置して、メイン照明の代わりに使う方法があります。