お部屋の雰囲気を決めるのが、「照明」だったりする…！
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
電球やデザインを考えて、お部屋にぴったりの照明を探そう
現在使用している照明の電球を変えるだけでも、雰囲気は変化します。光の量や色のほか、電気代にも気を配って選んでみましょう。新しく照明器具を購入するときは、「どんなお部屋に使うのか」「お部屋のどこに配置するのか」を考慮しつつ、デザインにもこだわりたいですね。
ワークスペースには蛍光灯を
エネルギッシュに動きたい仕事場では、明るい蛍光灯がおすすめです。影を作りにくいので、書類やパソコンの画面がよく見える効果もありますよ。また、朝日のように白っぽい色をしている蛍光灯の光は、気分をシャッキリさせてくれると言われています。
おうちではリラックスできる照明を
おうちでは仕事場とは逆に、リラックスできる優しい灯りがおすすめです。もともと天井に備え付けられている照明は、光の量が強すぎることがあります。「なんだかおうちにいても気が休まりにくい…」というときは、今より暗めの電球に変えたり、電気を消して間接照明のみで過ごしてみるのがおすすめです。
優しいオレンジ色の電球色などがおすすめ
リビングや寝室などの安らぎの空間には、「白熱球」などの、オレンジ色っぽい光を作る電球がおすすめです。火に近い色の明かりを見ると、人は本能的に温かみを感じ、気持ちが落ち着くという説があるそうですよ。ムードのあるレストランやバーにも、よく暖色系の照明が使われていますよね。
価格も考慮して
電球を変えるときに、考慮したいポイントの一つが「電気代」。「電気代を抑えたい」「しばらく取り替えなくて済むようにしたい」というときにおすすめなのがLEDです。白熱球と比べてみると、電気代は約1/8。寿命は20倍以上なのだそうです。価格は少々高いですが、そのぶん長く使えることを考えると、とても経済的です。
照明の「笠（シェード）」のあるなしで、天井に反射する光の量も変わる
電球が同じでも、照明器具に笠（シェード）があるかどうかで光の量が変わってきます。笠の付いている照明は、天井に光が反射しないので、下のスペースにしっかりと光を届けてくれます。そのぶん他の空間は少し暗めになるので、作業机など、一点を中心に照らしたいときにおすすめです。
笠がないタイプの照明は、光が360度拡散し、天井にも反射します。お部屋全体を明るく照らしたいときにおすすめです。
お部屋の種類や付ける位置を考慮して、照明の選択を
ダイニングには、ごはんが美味しく見えるように
ダイニングに付ける照明は、お料理をさらにおいしそうに見せることを意識して選びましょう。笠つきの照明なら、頑張って作ったお料理をスポットライトのように照らしてくれます。
キッチンやダイニングにオレンジ色の照明を配置すると、お料理がおいしそうに見える効果が生まれます。また、お皿やスプーン、フォークなどのカトラリーもきれいに見えますよ。
リビングはくつろげる明るさに
くつろぎの空間にしたいリビングは、照明の明るさを少し抑えたいところです。とは言うものの、暗すぎると本を読むときや作業をするときに苦労してしまいますね。小さめのペンダントライトを低めに吊り下げたり、手元だけ照らしてくれるテーブルライトなどがおすすめです。
寝室は光が直接目に入らない照明を
寝る前に強い光が目に入ると、安眠しにくくなってしまうことがあるそうです。寝る前の寝室は、傘のついたランプやスタンドライトでほのかに明かりを灯すようにしましょう。
明るさは、足すことができる。
「照明器具は各部屋にひとつだけ」という決まりはありません。たとえばペンダントライトだけでお部屋が暗く感じてしまっているときは、スタンドライトやテーブルライトを足してみてもOKです。白い壁の近くに置くと、光を反射して、より明るさを演出できますよ。
おすすめの素敵な照明
スノーベル ペンダント
柔らかな曲線が美しいこちらのペンダントランプは、陶器製のシェードが優しい光を作り出してくれます。安らぎや癒しを演出したい空間におすすめです。高さを変えて天井から2個吊るせば、スタイリッシュで印象的なインテリアになりそうですね。
BALLS フロアランプ
こちらのシンプルな丸型ランプは、点けるとほわっとした明かりが広がって、気持ちを落ち着かせてくれます。どんなお部屋にもなじむ形状なので、テーブルライトとして使ったり、寝室の床に置いてフットライトにしたり…と、使い道いろいろ。少し照明が暗いお部屋に追加して使うのも◎。SサイズとLサイズの2種類があります。
素敵な照明とちょうどよい明るさで、快適なお部屋に
引っ越しをしたり、家具を変えたりしなくても、一瞬でお部屋の雰囲気を変えてしまうことができる照明。照明を少し見直してみると、以前より心地よく、快適に過ごせることに驚くかもしれません。ちょうどいい明るさとお気に入りのデザインを兼ね備えた照明を選んで、素敵なお部屋を演出してくださいね。
照明は、お部屋の印象を左右する重要な存在。「なんだかお部屋の雰囲気がしっくりこない」「もっと安らげる空間を作りたい」なんて思ったら、照明を見直してみるよい機会かもしれません。