寒い季節も暖かく過ごせる、ふわふわの「ラグ」。でも、毎日その上で過ごしていると、だんだん汚れが気になってきませんか？

そんな時は、ラグを優しくお手入れして汚れを取りましょう。普段から定期的に実践していると、キレイをキープできるのはもちろん、大切なラグが長持ちしますよ。

ふわふわもこもこのラグは、見た目も暖かく見えるのが大きな魅力。最近は厚みのあるタイプでも、マイクロファイバー製などの洗濯可能な物が増えています。

毛足の長いラグは、ホコリを吸着してくれるという良さがあるので、こまめな掃除機がけが必須です。また、優しくブラッシングすると、ふわふわ感が蘇りますよ。

毛足の短いラグは、薄手でもしっかりした張りがあるのが特徴。段差が少ないので、家具の下に敷く時などに適しています。ただ、洗濯できない物も多いので、掃除機や水拭きでメンテナンスするのがオススメです。

ラグのお手入れの一番の基本となるのは「掃除機がけ」。いつものお掃除のついでに、必ずラグにも掃除機をかけましょう。毛足の長いラグは、毛の流れと逆方向にかけると汚れが取れますよ。

ラグの毛を吸い込み過ぎてスムーズにいかない時にオススメなのが、100円ショップなどで手に入る「布団用掃除機カバー」。掃除機のヘッドに取り付けるだけで、吸い込み過ぎを防いでくれます。

小さめの軽いラグもスイスイお掃除できますよ。掃除機をかける時のストレスが減れば、自然とお掃除の回数も増えそうですね！

洗濯機で洗えるラグは、定期的にお洗濯しましょう。数日かけて乾かすことを考え、しばらくお天気が続きそうな日を選ぶのがオススメです。ラグはくるくる丸めるか、じゃばら状に折ってコンパクトにします。

洗濯機で洗う場合は、大きめのネットに入れると安定します。洗濯機に入らないラグは、コインランドリーを利用するか、自宅の浴槽で洗うという方法もありますよ。

毛足の長いラグがへたってきたら、ブラッシングでときほぐしましょう。こちらは上質なムートンラグ。洋服用のブラシでメンテナンスします。

さらに、毛が束になってしまった時には"ペット用スリッカー"が役立つのだそう。毛を傷めないよう、軽くあててとかしましょう。

仕上がりは一目瞭然。ふわふわの毛並みが見事に復活します。もちろんお使いのラグによって合う道具も異なるので、いろいろ試しながら合うお手入れ方法を見つけて下さいね。

定期的なお手入れをしていても、食べこぼしなどのアクシデントは避けられないもの。すぐにお洗濯できない時は、中性洗剤を溶かした水に雑巾を浸し、ぽんぽんと叩くようにしてシミを押し出しましょう。

毛足を整えるのはちょっと面倒、でも適度な厚みも欲しい、というワガママに応えてくれるのは、ぽこぽこした感触が優しい"キルトラグ"。ごろんと横になりたくなる温もりにあふれています。

春夏のイメージが強いコットン製のラグにも、ウール風のデザインの物があります。冬のインテリアに似合う風合いながら、もちろん水洗いが可能。滑り止めシートを下に敷くと、使いやすさと厚みがUPしますよ。

こまめにメンテナンスしていれば、いつでもキレイなラグの上で過ごせます。汚れを気にせずゴロゴロできるよう、お気に入りのラグは優しくお手入れしてあげて下さいね♪