色の「トーン」を意識するとまとめやすくなる!


同じ色でトーンが違うのはグラデーション効果が出て相性が良いのですが、違うトーンの色の組み合わせだと統一感が出にくく物があふれているような印象に。色合わせを考えるときは、明るさや鮮やかさを揃えるとコーディネートがしやすいでしょう。
まずは基本のワントーンコーデに挑戦♪
色だけじゃなく家具のテイストも揃えよう

使用している家具が天然素材のラタンや雑材で、ベンチの木の色合いや質感もナチュラルです。ベージュから黒を基調に木の色合いや素材感が揃っているので統一感が出ています。

もしも異素材であっても複数ずつ投入することでグループができあがるので、まとまり感が出てバラけた印象を回避することもできますよ。この場合は一部屋に多くても3種類くらいまでにして、色数を減らしてみましょう。
すっきり爽やか!寒色系でコーディネート

明るく淡い水色が基調になっていてポップでかわいらしい印象に。水色と対象的なアクセントカラーのピンクのクッションが浮いて見えないのは、ソファとトーンがよく似ているから。

鮮やかな濃い目の青色や紫色がアクセントになった大人っぽいコーディネート。
どんなイメージも作りやすい!モノトーンコーデ
こちらはアイアン雑貨やアンティークな雰囲気の家具を合わせて女性らしい雰囲気のお部屋に仕上がっています。このようにモノトーンで作れるテイストはたくさんあるので、楽しめるカラーコーディネートのひとつです。
アースカラーで癒やし空間!暖色系コーディネート
自然界の色を参考に♪

日本の家屋に馴染みやすく落ち着いた空間を作ってくれるベージュや緑色ベースには、季節によって明るい黄色や赤色など殆どの色やトーンとよく馴染み、扱いやすい色のひとつです。自然界を見てみても様々なトーンの緑色の葉にどんな色の花が咲いていても似合うのと同じです。ベースとなる緑の配色を多めに取りましょう。
インテリアコーディネートで統一感を出すために鍵となるのは、色の明るさ「トーン」にあります。例えば同じ色でもペールトーンという薄い色合いから、グレイッシュトーンというくすみがかった色がありますよね。