壁を傷つけず木材の棚がDIYできる「ディアウォール」
ディアウォールならDIY初心者でも棚を作れる!
突っ張り棒感覚で簡単DIY
カウンター下やキッチンなどデッドスペースが収納スペースに
形やカラーがインテリアに合わせて選べる!
カラーは全部で4種類。種類も、形も丸みを帯びた「R(レギュラータイプ)」と直線的でシャープな印象の「S(シンプルタイプ)」と2通りあるので、インテリアの雰囲気に合わせて選べます。
サイズは木材に合わせて4種類
そのため、1×4や1×6のディアウォールは、薄くてスマートな収納スペースを作りたいときにとっても便利。また重量も2×4の半分になるので、力が弱くても扱いやすい点もメリットです。ただし薄い分強度が弱く、使用できる高さに制限があるので、棚の上やカウンター下などに利用しましょう。
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アジャスタータイプの「LABRICO(ラブリコ)」も
ディアウォールと同じように使えるアイテムとして「LABRICO(ラブリコ)」もあります。バネの力に加えて、ネジで調節することでも突っ張らせられます。ネジを回して微調整がしやすいのが特長です。
ディアウォール同様、スリムな1×4材用のものもあります。そのため、ラブリコを比べて、どちらの方が部屋にマッチするかなどを事前に判断して購入することをおすすめします。
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ディアウォールの棚をDIYするのに必要な材料&道具
① ディアウォール
ディアウォールは室内に柱を作れるアイテム。工具がいらないので誰でも簡単に施工ができます。
② 2×4(ツーバイフォー)材
2×4(ツーバイフォー)は、材柱となる部分。高さに合わせて長さをカットしましょう。
③ 棚受け
ディアウォールで取り付けた柱に、棚を付けるために必要になるのが棚受け。ディアウォール専用の棚受けなら、付属のビスを4か所留めるだけで付けられます。また、ビスは目立ちにくいように頭部が棚受けと同じ色で着色されています。
可動式にしたい場合はガチャ柱(棚受けレール)を
専用の棚受けではありませんが、「ガチャ柱」や「棚柱」「棚受けレール」などと呼ばれる金具を使えば、棚を可動式にできます。1本だと棚板がぐらつくので、これを利用する場合は2本並べて使いましょう。
ガチャ柱にはそのガチャ柱に合った棚受けを付けます。この棚受けをガチャ柱の穴の好きなところに差し込めば、棚板を乗せることができます。
④ ドライバー
棚受けやガチャ柱を2×4材に付けるときに必要になるのが、ドライバーです。棚の数が少なくて取り付けるネジの数が多くない場合は、手回しのドライバーでかまいません。
棚をいくつも付ける場合は、電動ドライバーがあると便利です。ネジを付けるための穴も、ネジ回しも簡単にできて作業がスムーズになります。
⑤ メジャー
天井から床までの高さを測ったり、棚板の幅を決めたりするのに必要になるのがメジャーです。一人で高さを測る場合でも途中で折れないよう、幅が25mm以上のものを選ぶようにしましょう。
ディアウォールの棚の作り方
道具が揃い、そろそろ作業に…とその前に、作る手順を先に確認しておきましょう!
天井から床までの高さを測り、そこからディアウォールの厚みの45mm引いた長さの2×4材を2本用意します。棚板用は好みの長さ・本数でかまいません。
【2】柱を設置
柱用の2×4材にディアウォールを取り付けます。
棚受けを設置する目印を付けてから、上側を天井に押し付けて床との間に隙間を作り、下側も壁まで押します。
2本目は棚板の長さ分間隔を開けて設置しましょう。最後に、垂直になっているかを確認します。
【3】棚板を付ける
専用棚受けを付属のビスで留めて、棚板を乗せます。棚板と棚受けもビスで固定すれば、完成です。
動画も参考に◎
強度を保つために!ディアウォールの棚の付け方で注意すべきこと
棚板の奥行きは支柱の幅+4cmまで
ディアウォールで付けられる棚の奥行きは、サイドの支柱の幅プラス4cm以下(2×4材・1×4材なら約13cm以下、2×6材・1×6材なら約18cm以下)です。奥行きが深い棚を作りたい場合は、2×6材または1×6材と、それに合わせたディアウォールや棚受けを使いましょう。
間仕切りには使わない
ディアウォールは壁際に設置する必要があります。そのため、壁際から離れて部屋の真ん中で間仕切りに使うのはやめましょう。
もし、間仕切りを作りたい場合はラブリコを利用してください。ラブリコは、壁から離して使用することも認められています。
畳やクッションフロアでは使わない
ディアウォールもラブリコも、上下に突っ張る力で柱を固定します。そのため、畳やクッションフロア、カーペットなど床が柔らかい場合には、しっかり突っ張ることができずに危険です。フローリングや石材など、平らで強度が高い床に設置するようにしましょう。
耐荷重を確認
ディアウォールで立てた柱自体には耐荷重の定めはありません。しかし、専用棚受けは棚板を含めて5kgまでとされています。また、ラブリコについては2×4材用の場合は20kgまで(強力タイプのみ40kgまで)、1×4材用の場合は10kgまでです。設置する前にあらかじめ確認しておきましょう。
アイデア次第で色んなスペースに♪ディアウォールで作る素敵な棚
キッチン
カウンター上に棚を
収納を浮かせて
壁際に調味料棚を
さっと取れると料理の効率が良くなる調味料や調理器具。壁に沿うように小さな棚を作れば、調理スペースに影響を与えずに、ぴったりの収納ができます。1×4材で作ると、すっきりした印象に見えますよ。
洗面所
ドライヤーホルダーを
バスケットを取り付けて
アイアンバーをプラスして
リビング
ソファの後ろに飾り棚を
テレビの上を有効活用
ディアウォールを使えば、テレビの上の空いたスペースにも棚を作ることができます。無機質になりがちなテレビ周りが、木の質感でナチュラルな雰囲気に。
玄関
扉付きにして鍵や印鑑を収納
鍵や印鑑、シューズケアグッズなど、以外と細々した物の収納が必要な玄関。扉を付ければ、ごちゃごちゃした印象にならずに小物を収納できます。アイアンバーも付ければ、傘をかけるのに便利!
1本で洋服やカバンのちょい掛けに
ディアウォールの活用法は棚以外にも♪
支柱をプラスして机に
ディアウォールの場合、棚板を柱よりも前に出せるのは4cm以内ですが、支柱を加えることで奥行きのある棚も作れます。そのため、上部に棚が付いた机を作ることも可能。黒のディアウォールとダークブラウンにペイントした2×4材で、男前なパソコンデスクの完成です。
ディアウォールは、木材の両端に取り付けることで、内蔵されたバネが突っ張り棒のように働いて、壁を傷つけることなく柱を立てられるアイテム。柱を2本立ててその間に棚板を渡せば、それだけで棚が完成します。