カラフルなプリントや凝ったカッティングなど、見ているだけでわくわくするレトロなガラス製品。ここではキナリノモールで見つけたノスタルジックなデザインの食器をご紹介します♪

創業200年の石塚硝子が、昭和40年代に販売していたガラス製品を現代によみがえらせた「アデリアレトロ」。わずかなプリントのズレなどデザインの味はそのままに、より使いやすくリメイクしました。こちらは当時流行した脚付きグラス。集めたくなってしまうかわいい柄は全6種類。食器としてはもちろん、一輪挿しとして飾っても絵になりそうです。

復刻で現代でもファンが増え続けている同ブランドには、ほかにもかわいいグラスがたくさん揃っています！ぜひ下のアイテムもチェックしてみてくださいね。

▼こちらもおすすめ！

胸が締め付けられるような、儚く美しいガラス製品といえば「廣田硝子」。ブランドのアイコンでもある雪の花シリーズは、うっすらと白みがかった縁どりがロマンチック。昭和に制作した型で、現代でも大切に作られています。私も小鉢タイプを持っていますが、夏の和え物やフルーツなど何をのせても粋に見えて使い勝手がよいので食卓での登場回数多し。

同メーカーの「BRUNCH」シリーズは廃番が決定（涙）。どの柄を購入するか頭を悩ませています。

▼こちらもおすすめ！

数は少ないけれど、キナリノモールにはヴィンテージ品を取り扱っているお店もあるんです。そんな中、とっても気になるアイテムを見つけてしまいました……。購入しようか本気で迷っているのが、チェコガラスのデキャンタとカップのセット。1930年頃に作られたもので、現代では目にすることのないモダンなデザインはオブジェとして飾ってもおしゃれです。

こちらを取り扱っているCDC GENERAL STOREではこのほかにも時計やジュエリーなどのヴィンテージを販売中。お気に入りを逃さないよう、ぜひ新着アイテムをチェックしてみて。

ここからは、当時のレトロなパッケージはそのままに、令和のキッチンでもまだまだ現役の名品をご紹介。インパクトのある商品名や、心が和む懐かしいデザインは封を開ける瞬間まで楽しめます。ずっと変わらぬままでいてほしい！

もう長いこと、南部鉄器の鉄瓶に憧れています。素敵な品が多くて選べないという理由もありますが、お手入れや狭い我が家での保管場所、お値段のことも考えてなかなか手が出せずにいます。そんな私が数年前に購入したのがこのアイテム。南部鉄で作られたこの玉子は、お湯やお茶を沸かすときにやかんに入れて使用すると鉄分を補給できるという優れもの。けっこうしっかりと重いし取り出しに苦労することもありますが、そんなことはどうでもよくなるくらい愛らしい。そのまんまなネーミングにくっついている仰々しい「ザ・」も含めて、すべてにキュンとするプロダクトです。

シンプルなデザインと実用性の高さで長年愛されている「野田琺瑯」。おしゃれな家の保存容器といえば……というイメージですが、ぬか漬け専用のこちらの容器も人気です。におい移りが少なく衛生的な琺瑯は、ぬか漬けとの相性も抜群。冷蔵庫に収まりやすいように高さは12cm、長方形に設計。ぬか床を低温保存することで一年を通して安定してぬか漬けを楽しめます。ドーン！とインパクトのあるパッケージにも惹かれてしまいます。

セラーメイトの密封瓶、日本甜菜製糖の上白糖、新潟県燕市で作られたレードル、国産の竹ざる。日本で長年作られている「いいもの」が揃った夢のセットを、TODAY'S SPECIALがかなえてくれました。何を選んでいいかわからない初心者の私も、これがあれば安心して始められそう。梅しごとの季節はとっくに過ぎてしまったけれど、このセットで来年こそ挑戦してみたいものです。瓶が並んでいる景色って、本当にいいものですよね。シロップづくりに興味がある友人へのギフトにもおすすめです。

ふきんを煮沸する時間が好きです。真っ白になったふきんを見ると気分もなんとなく晴れやかに、一日にメリハリが出る気がします。今までにいろんなメーカーの白ふきんを揃えてみました。開封してしまえば見た目にはほとんど違いがわからないけれど、パッケージデザインや各社のこだわり、当時から変わらないであろう真摯なメッセージを読むのも楽しい時間です。こちらは奈良土産としても人気の蚊帳ふきん。老舗・吉岡商店で60年以上愛されてきたロングセラー、使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。8枚重ねの蚊帳生地は吸水力が高く、耐久性もばっちり。厚みがありつつも乾きやすいところも好ポイント。洗うたびにふくふくしてくる生地にも愛着が持てます。

生活必需品ではないけれど、確実に暮らしに潤いを与えてくれる。そんな遊び心のあるアイテムで、乾いた心を癒してみませんか？

デザイナー兼職人の沢田猛氏によるデザインプロジェクト「kamina&C」の、こけしみたいなスパイスボトル。見つけたとき「これはたまらない……！」と掲載を決めました。本体から外箱まで、お土産屋さんの隅に置いてありそうな民芸品を思わせるレトロな佇まいを完璧に再現しています。不機嫌なのか茶目っ気なのかわからない表情もツボ。食卓の写真を撮るときにも、このおじさんたちがさりげなく写り込んでいたら楽しそう。さらに、頭頂部の穴には使ううちにスパイスが付着して毛が生えたように見えるという細かい仕掛けも。「毎日使うものはシンプルな方がいい」とはよく言われること。もちろんそれにも頷けますが、大人になった今、毎日使うものこそ遊び心があるアイテムで自分をご機嫌にしていきたいものです。

際限なく集めてしまいそうなので、旅先のお店などでもなるべく見ないようにしている箸置き。キナリノモールにもかわいいデザインがたくさん揃っていますが、個人的にツボだったのがこちらのリアルな一品。鮎と秋刀魚の焼き目をひとつずつ丁寧に色付けをした、なんともおいしそうな仕上がりです。子どもの頃にこんな箸置きが食卓に出ていたら、じっと眺めてしまい食事が進まなかっただろうな……と想像しました。和食の日にさっと出したい、レトロなアイテムです。

懐かしさのあまりピックアップしてしまいました。誰かからのお土産だったのか、買ってもらったのか、幼い頃に時間も忘れて眺めていたこの時計（？）。オイルタイマーという名称を知ったのは最近のこと。オイルが落ち切るのは約3分。実用性はさておき、子どものお手伝いに、インテリアに、キッチンに飾っておいても楽しいですね。

最後に、台所のストックにもギフトにもうれしい、パケ買いしたくなるレトロな“おいしいもの”を少しだけご紹介。空き箱や袋を捨てるのにかなり決心が必要になりそうです。