感謝のしるしや手土産、誕生日・結婚・出産祝いまで、1年中気になる「贈り物」。ちょっと気が利いていて、喜んでもらえて、ついでに自分用にも欲しくなってしまう……そんな素敵な贈り物について、毎回様々な分野で活躍する方々にインタビューします。
今回教えてくれるのは、シンガーソングライターの安藤裕子さん。後編は、しっかりと感謝やお祝いの気持ちを込めて贈りたい10,000円前後のアイテムについて伺いました。
今回教えてくれるのは、シンガーソングライターの安藤裕子さん。後編は、しっかりと感謝やお祝いの気持ちを込めて贈りたい10,000円前後のアイテムについて伺いました。
シンガーソングライター
安藤裕子さん
1.FUJIFILMのチェキ
“チェキ” instax mini 40¥11,800/富士フイルム
撮ったその場で手のひらサイズの写真が出てくる「チェキ」。写真ならスマホで、という現代だからこそ、1枚1枚丁寧に撮った写真を“もの”として手にしたときの喜びはひとしおです。ちなみに「チェキ」とは英語の「check it(要チェック)」を短縮した造語なんだそう。モニターがついているものやポップなカラーのものなど、時代にあわせていろいろな機種が発売されています。安藤さんのおすすめはシンプルな機能が使いやすい「“チェキ” instax mini 40」。
「昔はよくフィルムカメラで写真を撮っていたのですが、最近ではすっかり身近なスマホカメラに頼り切り。使っていたフィルムも店頭に並ばなくなったりで、カメラはしまいっぱなしになってしまいました。久しぶりに使ってみたらどうやらちょっと壊れていたようで、放置してしまっています。こちらのチェキはちょっとクラシカルなデザインもかわいくて、贈り物の候補に入れています」
「昔はよくフィルムカメラで写真を撮っていたのですが、最近ではすっかり身近なスマホカメラに頼り切り。使っていたフィルムも店頭に並ばなくなったりで、カメラはしまいっぱなしになってしまいました。久しぶりに使ってみたらどうやらちょっと壊れていたようで、放置してしまっています。こちらのチェキはちょっとクラシカルなデザインもかわいくて、贈り物の候補に入れています」
電源を入れたらファインダーをのぞいてボタンを押すだけの簡単操作。自動で明るさを調整してくれる「オート露光機能」付きなので、初心者さんでも安心です。レンズをぐっと引き出せばセルフィーモードに。レンズ横の鏡を見ながら構図を決めて自撮りをすることができます。専用のチェキケースやかわいい絵柄入りのフィルムとあわせてプレゼントしてもいいですね。
2.うつわ partyのうつわ
原田晴子 ポット¥7,700/うつわ party
東京・駒場東大前にお店を構える食器屋さん「うつわ party」。店名には、おうちでの毎日のご飯がパーティーのようにわくわくしたものになれば、という店主の坂根さよみさんの想いが込められています。作家さんの展示会が頻繁に開催されており、お店に並ぶうつわはそのときの一期一会。訪れるたびに、きっと新しい出会いがあるはずです。今後の展示予定などは公式HPでチェックしてみて。
「食器が好きで自分へのご褒美に買ったりするのですが、特に焼き物への強いこだわりがあるわけではなくて。だからこそ、毎回行くたびに並んでいるうつわの作風が変わっているのが面白いんですよね。前回行ったときには色がとても綺麗な食器がたくさん並んでいて、自分用に購入しました」
「食器が好きで自分へのご褒美に買ったりするのですが、特に焼き物への強いこだわりがあるわけではなくて。だからこそ、毎回行くたびに並んでいるうつわの作風が変わっているのが面白いんですよね。前回行ったときには色がとても綺麗な食器がたくさん並んでいて、自分用に購入しました」
大隈美佳 動物小皿¥2,200、動物飯碗¥3,300/ともにうつわ party
1枚目の画像は、常滑の陶芸作家・原田晴子さんのポット。ほっと癒されるやさしい色使いで、手持ちのうつわとも馴染んでくれます。2枚目は、穏やかなタッチで熊や鳥、お花が描かれた大隈美佳さんの小皿とお椀。子ども用の食器としても、大人用にちょっとしたおかずを取り分けるのにもちょうどよい、小ぶりなサイズです。
時期によってラインナップがかわるので安藤さんが実際に手にしたうつわとは違うものですが、どれも食事が楽しみになるような魅力でいっぱい。一部のうつわはオンラインショップでも購入することができますよ。
「シンガーソングライターのSalyuちゃんと久しぶりに会うことになった際には、新しい会社で頑張っているし、手土産に買っていこう!とお店に寄ったんですね。そのときはちょうど『こどものうつわ』というテーマで企画展が開催されていて。思い描いていた感じとは違ったんですけど、せっかく来たのだから……と店内をうろうろしていたら猿の器を見つけて、トンチがきいてるなと思って購入しました。Salyuちゃん、喜んでくれただろうか?」
時期によってラインナップがかわるので安藤さんが実際に手にしたうつわとは違うものですが、どれも食事が楽しみになるような魅力でいっぱい。一部のうつわはオンラインショップでも購入することができますよ。
「シンガーソングライターのSalyuちゃんと久しぶりに会うことになった際には、新しい会社で頑張っているし、手土産に買っていこう!とお店に寄ったんですね。そのときはちょうど『こどものうつわ』というテーマで企画展が開催されていて。思い描いていた感じとは違ったんですけど、せっかく来たのだから……と店内をうろうろしていたら猿の器を見つけて、トンチがきいてるなと思って購入しました。Salyuちゃん、喜んでくれただろうか?」
3.おさかな工房まるせんの鯛の濱焼き
鯛の濱焼き(天然 1.1~1.2kg)¥10,800/おさかな工房まるせん
平安時代にまで起源を遡るという香川の伝統料理「鯛の濱焼き」。瀬戸内海名産の真鯛にうす塩をし、菰(こも)と呼ばれるわらのむしろで包んで蒸すことでうまみをぎゅっと凝縮しています。鯛のお腹の中には、「濱焼き玉子」が3つ。蒸すことで生まれる独特のぷりっとした食感にわらと鯛の風味がたまらない絶品です。お腹の中の3つに加えて別添えで5つ、計8つ入っています。
高松市中央卸売市場の仲卸業者さんが手がける水産加工会社「おさかな工房まるせん」では、熟練の目利きで選んだ新鮮な真鯛だけを使用。わらや塩、鶏卵も香川産であることにこだわり、この地の伝統食を現代に伝えています。
「こちらの鯛の濱焼きは同居していた祖母が大好きだったんです。よくお正月に注文して、みんなで食べていました。大きな鯛のお腹には蒸し玉子が入っていて、それも食べちゃうんです。祖母が亡くなってからも親類の家にお邪魔するときに買っていったり、娘のお食い初めなんかでも注文しました」
高松市中央卸売市場の仲卸業者さんが手がける水産加工会社「おさかな工房まるせん」では、熟練の目利きで選んだ新鮮な真鯛だけを使用。わらや塩、鶏卵も香川産であることにこだわり、この地の伝統食を現代に伝えています。
「こちらの鯛の濱焼きは同居していた祖母が大好きだったんです。よくお正月に注文して、みんなで食べていました。大きな鯛のお腹には蒸し玉子が入っていて、それも食べちゃうんです。祖母が亡くなってからも親類の家にお邪魔するときに買っていったり、娘のお食い初めなんかでも注文しました」
わらでゆっくり蒸された身は、しっとりしていて肉厚。噛むほどに鯛の上品なうまみがあふれます。お好みでわさびをつけて食べても◎。アラはお吸い物に、皮は揚げて皮せんべいに、と余すところなく楽しめます。丸々一匹届きますが、同封の解体方法に沿って切り分けていくと綺麗に身を取り出すことができますよ。
「臭みもなく、塩で味がグッと引き出されています。身をそのまま食べるのもいいのですが、生姜醤油をテロっと落として三つ葉とお茶漬けにしてみたり。おすましなんかにもおすすめです」
「臭みもなく、塩で味がグッと引き出されています。身をそのまま食べるのもいいのですが、生姜醤油をテロっと落として三つ葉とお茶漬けにしてみたり。おすましなんかにもおすすめです」
素敵な贈り物は見つかりましたか?前編では安藤さんに3,000円前後のギフトについてインタビューしています。あわせて参考にしてみてくださいね。
【お問い合わせ先】
●富士フイルムデジタルカメラサポートセンター 057-004-1060 ●うつわ party 03-3467-6830 ●おさかな工房まるせん(株式会社丸千) 087-894-0290
Photo/Kozue Hanada
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Photo/Kozue Hanada
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