一枚は持っておきたいカジュアルワンピース。20〜50代におすすめ素敵に見えるコーデ帖

デコルテから背中にかけてあしらわれたフリルが可憐なキャミソールワンピースに白Tシャツをレイヤード。Tシャツを重ねることで、フェミニンなワンピースにカジュアルさと元気さが加わります。足元も、あえてフラットサンダルを合わせてイノセントな表情に。

イラストレーターであり、テキスタイル作家でもあるムラタトモコさんによるオリジナルプリントの生地を使用。光が差し込むシーンをイラストで表現した、さらりとした肌触りのリネン素材のワンピース。フロントのボタンを外してアウターとしても活躍してくれます。Tシャツとパンツの何気ないコーディネートにさらりと羽織れば、女性らしさとおしゃれ感を格上げしてくれます。

ブルーのコットン生地に赤い糸でクロスステッチ刺繍を施したインパクトある1枚。ブルーと赤の強いコントラストは、20代だから着こなせる個性的な組み合わせ。アンダーバストに切り替えが入った甘いデザインに、裾がパンチングレースになったフレアパンツを合わせて甘さをさらにプラス。足元はワンピースと同じブルーのサンダルを合わせることで、コーディネートにメリハリを加えています。

ヴィンテージフラワー柄のワンピースは、生地をたっぷりとったエアリーなシルエット。シースルー素材で肌が透ける感じも女性らしいアイテムです。そこにあえて、ワンピースのイメージと相反するボーイッシュなキャップとスニーカーをプラスし、20代らしいフレッシュな印象に仕上げています。

体型の変化が気になり始める30代のボディラインを優しく包み込むラップデザインのジャンパースカート。前後を逆にしても着られる2WAY仕様です。やや深めに開いたVネックが顔まわりをすっきり見せてくれる効果も。カジュアルなボーダーカットソーを合わせてリラクシーなスタイルに。

大人っぽいコーディネートにも憧れるけれど、まだまだかわいいスタイルも楽しみたい30代には、ティアードワンピース風に見えるレイヤードスタイルがおすすめです。柔らかな風合いが特徴のガディコットンをたっぷり使ったフレアシルエットのワンピースをメインに、バギーバンツを合わせてティアードワンピース風に。さらに薄手のコットンジャケットをプラス。全身を同系色でまとめることで、甘さの中にも大人っぽさのあるコーディネートに仕上がります。

トレンドを積極的に取り入れたい30代には、今季注目の明るいグリーンのパンツとのレイヤードコーディネートがおすすめです。定番人気のバンドカラーのシャツワンピースも、一気に今っぽい雰囲気に。ワンピースには、コットンとリンネン、ラミーを混紡の通気性の良い素材が使われ、夏でも涼しげ。

洗いざらしのような自然なシワ感を楽しめるキャッチワッシャー加工が施されたAラインシルエットのワンピース。ヘンリーネックなので、中にインナーを合わせたり、上からカットソーを重ねたりと自由自在。ボーダーカットソーとオレンジのパンツを合わせた難易度の高いコーディネートですが、色を2色に抑えているため、統一感があってすっきりまとまっています。スニーカーに合わせてキャップを投入したいところですが、ストローハットで遊び心をプラス。

インドで作られた手捺染のエスニック柄のワンピースは、落ち着いた色合いが40代の女性の雰囲気にぴったり。両サイドに深くスリットが入っているので、デニムパンツを合わせてレイヤードスタイルを楽しんで。縦を強調する柄とIラインシルエットで着痩せ効果も期待できます。

体のラインを美しく描くマーメイドシルエットのワンピース。キュプラ素材独特の滑らかな質感と光沢感のある美しいドレープが魅力です。バックスタイルには繊細な紐リボンがあしらわれ、後ろから見てもさりげなく女性らしさをアピールできます。あえて正統感のある襟付きコットンシャツを合わせることで、ワンピースの甘さが抑えられ、大人っぽい雰囲気を醸し出してくれます。

40代になると気になり始める二の腕をパンチングレースのパフスリーブで女性らしく、そして涼しげにカバーしてくれるワンピース。両裾にスリットが入っていることで足さばきがよく、ボトムとのレイヤードに最適です。おしゃれをいろいろ試してきた40代なら、バギーバンツを合わせた下重心の上級者スタイリングにチャレンジして。

ハンサムで大人っぽいパリッとした素材感のロング丈シャツワンピース。鮮やかなマスタードカラーでそのまま1枚で着てもサマになりますが、ボックスプリーツスカートを合わせてよりスタイリッシュに。丈がかなり長いため、ベルトでウエストマークをすることでメリハリがあるコーディネートに。

自分らしさがわかっている50代におすすめしたいのが、ミニマルだけれど、個性が強いオーバーサイズのワンピースを使ったレイヤードコーディネートです。ワンピースはワッフル素材を採用し、リラックス感ある着心地。スタンドカラーのシャツやレースアップシューズといったマニッシュなアイテムを合わせて、大人だから楽しめる甘辛ミックススタイルに仕上げています。

ゆっくり時間をかけて織ることで、表面に凹凸感のある素朴な風合いに仕上がる遠州織物のブロックチェック柄の生地を使用したワンピース。ふわりとしたコクーンシルエットが、50代の気になる腰回りを上手にカバーしてくれます。バギーパンツなどを合わせてもいいのですが、あえてレギンスでさらりと着こなして。カゴバッグとスライドサンダルを投入して、気取りのないシンプルスタイルの完成。

カットソーとチノパンツのボーイッシュな着こなしに、ミモレ丈のシャツワンピースを羽織としてプラス。全身を落ち着きのあるスモーキーカラーでまとめることで、50代女性が持つしっとりとした女性らしさが際立っています。ワンピースは襟元のタックと、後ろに入ったギャザーで裾にかけて柔らかく広がるシルエット。歩くたびに風をはらみむ姿がフェミニンです。

軽やかでエフォートレスなシルエットの薄手リネンのシャツワンピース。もぎたてのフルーツのようなフレッシュな色合いが、くすみがちな50代の肌を明るく見せてくれ、気になる体型も自然に包み込んでくれます。ボトムはデニムや白パンツ、チノパンツ、黒レギンスなど、どのようなものでも合いますが、せっかく明るい色を着るのだから、ちょっと冒険してトレンドの明るいグリーンを投入。身に纏うだけで気分まで明るくしてくれるコーディネートです。