疲れているのに眠れない・寝た気がしない…
寝る時の服装が、眠りを大きく左右する
みなさんは、お布団に入る時に"パジャマ"に着替えていますか?眠る時の服装は「なんでもいいや」と思いがちですが、実は、服装によって眠りは大きく左右されるのです。服装によっては、体温調節が上手にできず寝苦しさを感じたり、寝返りに余計な体力を使い、身体を疲れさせてしまうことも。普段着やジャージを寝間着にするのは、できるだけ避けたいものです。
からだを優しく包み込む「パジャマ」
コットン
やわらかく、肌ざわりが良いためパジャマに使われることが多い"コットン"。吸湿性に優れているため、汗をしっかり吸い取り、蒸れを防止します。また洗濯によって型崩れしにくいことや、熱伝導率が低いため保温性が高いのも特徴です。
コットン生地のおすすめパジャマ
シルク
"シルク"は、人間の肌と同じ「タンパク質」からできた天然繊維のため、肌なじみが良いのが特徴的。肌ざわりは、ツルツルとなめらかで、肌への刺激が少ないため、お肌が弱い人でもストレスなく身に着けられます。また、高い吸湿性・放湿性により、汗をしっかり吸いつつ、不必要な水分は放出。汗をかいても蒸れず、ほどよく温かさを保ちます。
シルク生地のおすすめパジャマ
リネン
身にまとうだけで、ほっとする"リネン"。優れた通気性により、心地よい清涼感を感じることができます。繊維の中でもっとも熱伝導率が高く、身体の熱を逃がしやすい特徴があるため、寝苦しい夏の夜には欠かせない存在となりそう。冬は、繊維内に空気を多く含むため熱を通しにくく、温かさを保ちます。
リネン生地のおすすめパジャマ
見えないけれどこだわりたい「インナーウェア」
インナー
おすすめのインナー
腹巻
おすすめの腹巻
ほっと安らぐ「癒しグッズ」
眠る場所は、家事や仕事などから離れた、自分自身を解放できるような環境にしたい…。そこで、寝室に好きな香り、あたたかい色の照明、さわり心地の良い「癒しグッズ」を置いて、とびきりリラックスできる場所に整えてみませんか?
長い夜の時間、眠る努力をするよりも、一度お布団から出て、身体や心をリラックスさせてあげる方が心穏やかに眠れるはず。この章では、眠りをサポートしてくれる「癒しグッズ」をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
あたたかみのある明かり
キャンドル
キャンドルの、赤やオレンジ色の明かりは、目に優しく体内時計・睡眠ホルモンへの影響も少ないそう。また、キャンドルの炎のゆらぎには、脳を癒し、心をしずめるなどのリラックス効果があります。マッサージキャンドルを使えば、身体の緊張がほぐれ、肌のぬくもりを感じてあたたかな眠りにつけるかも。アロマキャンドルを使い、炎と香りに癒されるのも良いですね。
おすすめのキャンドル
おすすめのライト
身体を温めるグッズ
カフェインレスの飲み物
眠る前にほっと一息つきたい。そんな時は、カフェインレスの飲み物はいかがでしょうか。お部屋にいくつか揃えておいて、その日の気分で飲み物を選ぶことで、ささやかで上質な時間が過ごせるはず。
おすすめのお茶・コーヒー
アイピロー
おすすめのアイピロー
心安らぐ香り
眠りと香りにも深い関わりが。香りを選ぶ際は、成分や効能を見て決めることも大切ですが、まずは「好きな匂い、心地よいと感じる香り」のものを選ぶのがおすすめ。好きな香りをかぐことで、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
エッセンシャルオイル
ピローミスト
100%植物由来のピローミスト。お休み前に枕に3~4回プッシュするだけで手軽にアロマの香りを楽しめます。ラベンダーやオレンジなどの、お休みタイムにおすすめのアロマや、ヒノキや柚子、乳香・白檀など豊富な種類があるので、お気に入りの香りを見つけてみてくださいね。
身体が疲れていて眠気もあるのに、眠れないということはありませんか?「眠らないと…」と思えば思うほど、目が冴えたり、思考がぐるぐる回ったり…ようやく訪れた休息時間なのに、身体が休まらないとなると、落ち込んでしまいますよね。また、「寝ても寝ても、疲れがとれない」と悩む人も多いはず。もし睡眠不足の原因がわからない時は、無理に原因を追究せずに、眠るための環境づくりから始めてみるのはいかがでしょうか。