はじめに
ポカラはネパール中部、ガンダキ県の首都で、アンナプルナ連峰とフェワ湖に臨む観光都市。アンナプルナトレッキングの出発地として多くの観光客が訪れます。
ポカラのシンボルとなる風景は、亜熱帯性の植物による濃い緑に囲まれた湖と、その向こうにそびえる雪をいただいたヒマラヤ。
首都カトマンドゥが急激な都市化によりその喧騒を増す中で、都市アメニティと自然のバランスが維持された格好の保養地となっています。

出典:www.flickr.com(@NILO)
そんな雄大な自然に恵まれたポカラの青空をイメージしたハンドメイド雑貨を取り扱っているNILO。特に人気があるのは、ネパールの女性が心を込めてハンドメイドで作る愛嬌たっぷりの表情をしているアニマルポーチです。
作っているのはネパールの女性たち
ネパールという国は、ヒマラヤの峰峰からそのふもとまでを覆う、これらの多彩な人々の暮らしの文化が織りなす、複雑で豪華な一枚の織物なのだとも、いえます。
その文化とは、険しいヒマラヤの山岳地帯の自然と見事に共生する、たおやかな人々の、手仕事の暮らしの文明でした。
そのネパールが、近代となり、グローバル経済の波のなかで「最貧国」と呼ばれています。確かに、1日3ドル以下で暮らす人々の国が「最貧国」であれば、そうかもしれません。でも、わたしたちは、経済だけが、国や、そこで暮らす人々を理解する唯一の基準ではないことを、すでに知っています。

出典:www.flickr.com(@NILO)
そこでNILOは、ネパールの長く受け継がれて来た手仕事の文化を背景に、ネパールの女性たちの経済的な自立を目指すグループと仕事をしています。
この関係は、決して貧しい国の人々の創る品物を、施しの気持ちで買ってあげるという、先進国からの豊かさの一方通行のものではありません。お互いがもつ豊さを、ネパールの手仕事の作品と、経済先進国のわたしたちはお金で、相互交換をする関係、NILOはそんなふうに考えています。
その思いの土台の上で、フェアトレードの仕組みを機能させたいと願ってもいます。
どうかNILOを通じて、ネパールの女性たちの持つ、手仕事の豊かさをご体験ください。
ネパールから届いた、かわいいフェルトバッグ

出典:www.flickr.com(@NILO)
見た目の可愛らしさだけでなく、 染料も発がん物質であるアゾ化合物を含まない上質なアゾフリー染料をスイスから輸入し、カラフルで鮮やかな色に染め上げているので、安心して子供に使わせることができます。
アニマルポーチ イヌ ダルメシアン
※本製品は、ひとつひとつ手作りで作られているため、サイズに若干のばらつきがあります。また、動物達の表情についても、写真と異なる場合があります。
NILO(ニロ)とは、ネパール語で「青色」のこと。