表参道の裏通りにある「カネ十農園 表参道」は、静岡県牧之原市で1888年（明治21年）から続く同名のお茶農園が手がけるティーサロン。ほうじ茶をはじめとした、日本茶の魅力を体感できるお店です。

店内に一歩入ると、お茶の香りが広がっています。スイーツだけでなく、好みのお茶を組み合わせたオーダーメイドティーが作れるなど、お茶好きさんにはたまりません。

こちらは、メディアにもたびたび登場する「ほうじ茶モンブラン」。外側のマロンペーストには、クリームチーズとほうじ茶が練りこまれていて、香ばしさが感じられます。目の前でクリームを絞ってもらえる演出にも期待感が高まりますね。

中には濃厚なほうじ茶プリンが隠れています。一番茶のほうじ茶を贅沢にたっぷり使っているので、香ばしいさが口いっぱいに広がります。

表参道駅の裏路地にある「裏参道ガーデン」は、日本の食と文化をテーマに3つのスイーツ店が入っています。「宇治園 裏参道ガーデン店」は、さりげない看板なので見逃さないように探してみてください。

古民家をリノベーションした落ち着いた雰囲気の店内は、木を多く使った温もりのある空間。使い込まれた柱や梁に歴史を感じますね。

「ほうじ茶パフェ」は、香ばしいほうじ茶アイスのほかにも、器の中にはほうじ茶を使った白玉やスポンジ、ゼリーなど盛りだくさん。生クリームや小豆の甘さが、ほうじ茶の風味を引き立てています。

独特のフォルムが印象的な「ほうじ茶ソフトクリーム」。ミルクティー専門店だけに、合わせるミルクにもこだわっていて専用の低温殺菌ミルクを使用。濃い色からも分かるように、まるでほうじ茶を飲んでいるような濃厚さが特徴。甘さ控えめなので意外とぺろりと食べられますよ。

寒い日に飲みたくなるのが「ほうじ茶ラテ」。ふわふわのフォームミルクにハチミツが入っていて、やさしい甘さにほっとします。無糖のオーダーもできるので、お好みでどうぞ。

人形町にある「森乃園」は、1914年（大正3年）から続く日本で唯一の自家焙煎ほうじ茶専門店。香りと味を楽しむほうじ茶が評判で、種類豊富に取り揃えています。

2階の甘味処は穴場スポットで、比較的いつもゆったりと過ごせます。人形町駅からは歩いて2～3分、水天宮からも近いので、散策の途中で立ち寄るのも良いですね。

アイスやカステラ、クリーム、ゼリーなど、パフェのほとんどすべてにほうじ茶が使われている「ほうじ茶パフェ」。ひとつひとつはそれほど主張しませんが、全体のバランスが良いので、すっきりとした後味でほうじ茶の魅力を堪能できます。

こちらのあんみつは、寒天や餡にほうじ茶が使われています。深みのあるすっきりとした味わいで、ゆったりとした和の気分に浸れそうです。

お花屋さんを併設した店内には、グリーンがセンス良くディスプレイされていて居心地抜群。木のテーブルやスツールにも温もりを感じます。

こちらのお店を訪れたら、ぜひ食べたいのが「ほうじ茶チーズケーキ」。ベイクドタイプのどっしりとしたチーズケーキにほうじ茶が上品に香ります。生地に練りこんだクルミもアクセント。

「両国橋茶房」は、両国駅の旧駅舎にオープンした「江戸NOREN」の中にあります。“粋な江戸の食文化を楽しむ”をコンセプトにしたお店が並んでいて、江戸の町屋のような佇まいが印象的。

店内は、渋い外観とはうって変わって、明るい和モダンな雰囲気。白木を多く使っていているので、気持ち良く過ごせそうです。

玉露をほうじ茶にした「両国橋玉露ほうじ茶パフェ」は、徳川家康も愛したお茶と言われる「静岡本山茶」で作ったほうじ茶を使用。深い味わいと香ばしさが特徴で、みつやゼリーにも使われていてリッチな味わいです。