銀座の歌舞伎座のお隣にある「白金や」は、歌舞伎役者さんへの差し入れや観劇の幕間に人気の「一口いなり」が評判で、多くのメディアで紹介されています。

手前は「ゆずいなり」で、酢飯に柚子が盛り込まれた爽やかな味が特徴。先ほどの「焼きいなり」と一緒に詰め合わせてもらうこともできますよ。

歌舞伎座のお隣ならではのパッケージもステキ。お仕事中の差し入れや、ご挨拶とときにいかがですか？

一般的ないなり寿司とは異なるこの形は、役者さんのご経験をもつ当時の店主が「女優さんが楽屋で口紅をつけたままつまめるように」と考案されたそう。大きな口を開けなくてもぱくっと食べられる上品なサイズと評判です。

こちらのいなり寿司は、定番の金胡麻やくるみ、そのほかに明太子やレモンジュレといった季節限定の具材も人気なんですよ。いなり寿司の個数によって詰め合わせの内容が異なるので、お店で確認すると良いですね。

油揚げにもこだわりが。熊本県の名産品である「南関揚げ」を使っていて、お麩のようにふわふわの油揚げで、ごはんを包んでいるんです。一般的な袋状のいなり寿司よりもごはんがほどけやすく、繊細な味わいが楽しめます。ここでしか食べられないとあって、差し入れや手土産にすれば喜ばれること間違いなしです。

創業当時から人気の茶巾寿司。皇室主催の園遊会で供される由緒正しいお寿司で、和菓子のような美しさも魅力です。わざわざ遠方から訪れるファンも多いんですよ。

ふんわりとした薄焼き玉子の中には、食べ応えのある大きさの酢飯。季節によってトッピングされるお豆や栗の存在感も抜群です。大正時代に宮家のお茶会で作られたという伝統の味は、幅広い年代の方に親しまれています。

もうひとつの名物が「ちまき寿司」です。笹の葉でお寿司を巻き包んだ見た目が美しく、上品さが感じられます。お箸を使わずに気軽に食べられることから、歌舞伎や演劇の役者さんたちへの差し入れにも多く利用されているひと品です。

いぐさの紐をほどくと、中から一口サイズのお寿司が出現。鯛や海老、鱒、鯵、玉子と季節のお魚のラインナップで、笹の香りがふわりと広がります。

いろんなお寿司を少しずつ詰め合わせても。箱を開けたときの華やかさに、思わず歓声があがりそうです。一口サイズにカットされていて、つまみやすいのもうれしいですね。

最後にご紹介するのは、「天むす」ですが、「築地天むす松屋銀座店」のものは、お寿司感覚で気軽に食べられる差し入れとして人気。現在は松屋銀座にしか店舗がないので、そのレア感も差し入れにぴったりです。

少し塩気のあるごはんに、天ぷらがちょこんとのっていてかわいらしい見た目が特徴。定番のえび天やいか天のほか、ナスやまいたけなど種類が豊富で、大勢が集まる日のおもてなしやちょっとした差し入れにも喜ばれますね。

24個入りの折り詰めは風呂敷で包んでもらえます。そのままお届けしたらセンスがいいと褒められそう。味と見た目、両方を兼ね備えた天むすを気の利いた差し入れとしていかがでしょうか。