出典: 日本屈指の観光スポットとして知られる「上高地」。山と緑と水の風景が織りなす、その美しい風景は多くの人々を魅了し、毎年多くの人々が訪れています。
出典: 標高約1,500mの山岳景勝地として知られる「上高地」。清流”梓川”、梓川にかかる河童橋から望む山なみ、大正池や明神池、徳沢など、「上高地」には、とにかく絶景と呼ばれる美しい風景が沢山あります。
その手付かずの美しい自然は、国の「特別名勝」と「特別天然記念物」に指定され、別名「神の降り立つ地(神降地)」とも称され、毎年150万人もの人々が訪れる日本屈指の観光スポットです。
出典: 貴重な大自然を守るため、上高地へのアクセスは年間通してマイカー規制が行われているので、路線バスか旅行会社の募集するツアーバスなどを利用するのが一般的です。
上高地の玄関口とも呼ばれる「上高地バスターミナル」までは、東京からだと、新宿から出発する直行バスを利用するのがおすすめ!新宿駅新南口からアルピコ交通が運行する「さわやか信州号(上高地線)」を利用すると、上高地バスターミナルまで行くことが出来ます。名古屋からも同じく名古屋⇔上高地間を走る「名鉄バス」が運行されています。シーズン中は、基本的には毎日運行していますが、繁忙期などは予約が取りにくくなるそうなので、早めに計画を立て、予約してから行くことをおすすめします。
上高地へはマイカー規制がされていますが、途中まではマイカーで行くことも可能。その場合には、「沢渡(さわんど)駐車場」または「あかんだな駐車場」に車を停めシャトルバスに乗るという方法もあります。
上高地バスターミナルからシャトルバスで上高地へ…。
出典: 「上高地バスターミナル」には、バス乗り場が5つあります。高速バスや路線バス、マイカー規制区間手前にある乗り換えに使う駐車場行きシャトルバスなどです。
ちなみに、シャトルバスの他にも、タクシーを利用して上高地へ行くという方法も!
上高地に乗り入れるタクシーは定額運賃制となっているので、一緒に行く人数が多いほどタクシーの方がお得になります。また、途中下車がないので目的地までスムーズに行くことができ、バスと違って乗車時間が決まっていないので、予定にも合わせやすというメリットもあります。
ターミナル内には、手荷物預かり所や売店、お食事処もあるので、ハイキング前にランチを楽しんだり、上高地へ来た記念にお土産を選んだりと、有意義な時間を過ごすことが出来ます。
出典: 上高地は標高1500メートルの山岳地なので、「山の天気は変わりやすい」ということを頭に入れておきましょう!時に春先や秋口など、季節の変わり目には、最低気温が氷点下となる事があったり、まれにゴールデンウィーク頃や10月中旬頃に、降雪することもあるそうです。上高地の気温は東京と比べても8~9℃程度低く、夏でも20℃前後ととても涼しく、ハイキングなど野外を歩くことが多いので、長袖や長ズボン等、露出の少ないもの、また、体温調節しやすいように、脱ぎ気できる重ね着スタイルがおすすめです。
雨具と防寒&防風に兼用できるレインウェアは、どの季節でも持参すると安心です。
出典: ここからは、お子さまやハイキング初心者さんでも楽しめる、上高地の”おすすめハイキングコース”をご紹介したいと思います。
中には上級者向けのコースもありますが、今回は、険しい山道を行くハイキングではなく、遊歩道があったり、整備された道を行くので、子供からご年配の方まで無理なく歩くことが出来ます。是非、上高地を訪れる際の参考にしてみて下さいね!
出典: 大正池からスタートし、河童橋へと続く「上高地自然研究路」は、上高地の多くの見どころを結んだ、上高地観光のメインコースです。
出典: 山の絶景は勿論、神秘的な池もあり、季節の花々を楽しむ、まさに充実したコースになっています。アップダウンも少なく、途中にいくつも休憩スポットがあるので、子供からお年寄りまで楽しむことが出来ます。
出典: 遊歩道を歩いていくと、時々、ニホンザルやツキノワグマと会えることも…。クマの出没情報は極まれなことだそうですが、サルは、遊歩道近くに顔を出すことが多いんだとか!手を出したりせずにそっと見守りながら、その可愛らしい姿を写真におさめてみてはいかがでしょうか…。
出典: 大正池の眺めを見ながら、いよいよハイキングスタートです!正面に見える焼岳、右手の穂高連峰、枯木立の美しい風景をじっくりと楽しみましょう。その後は、河童橋に向けて再スタート。最初は大正池の湖畔を歩き、湖畔を離れると、小川と並行するように木の橋が現れるので、そこを歩いて行きましょう。しばらく行くと、もう一度大正池の湖畔へ…。
スタート地点とはまた違った美しい景色が広がるので、心行くままにお楽しみ下さい♪
しばらくは見通しのきかない、林の中を歩きますが、途中、湿原のようになっていて、木々の間から焼岳が見えたりもします。
出典: しばらくそのまま歩いて行くと、突然正面が開けて、田代湿原の丁字路に到着。ここでの見どころは、湿原越しに見える穂高連峰。丁字路を右に行くと田代池で、木々の上に霞沢岳を見ることが出来ます。湿原や池の眺めを楽しんみながら一息ついたら、続いて丁字路を左方向に歩き始めましょう!
出典: 少し歩くと、道が二手に分かれます。まっすぐ行くと梓川コース、右に曲がると林間コースになっています。どちらのコースも時間はほとんど変わりませんが、梓川コースの方が、比較的歩く人は多めかもしれません。
梓川コースを行くと、しばらくは針葉樹の森が続きます。小さな湿地を過ぎたり、小川を渡ったりしながら進んで行きましょう。しばらく歩き、梓川に近づくと、明るい林の道へと変わります。所々、河原へ出られる所などもあるので、清らかな梓川の流れや穂高連峰、焼岳を眺めて、存分に大自然を満喫しましょう。
出典: もう一つの林間コースは、ずっと針葉樹林を歩いて行くコース。先程のコースに比べると、眺めのいい所はありませんが、趣のある「手つかずの自然」を感じることの出来る、こちらもまたおすすめのコースとなっています。
今回ご紹介したコースはほんの一例です。田代橋~河童橋を行くコース、河童橋~明神間を行くコース、明神~徳沢を行くコースなど、ハイキングコースも様々です。自然からのパワーを体いっぱいもらって、思いっきり上高地を満喫しましょう。
出典: 上高地のシンボル”河童橋”の目の前にある「河童食堂」。
大きなガラス張りの窓から見える河童橋と穂高連峰のコラボレーションは、まさに絶景です。
出典: そんな絶景を楽しみながら頂くメニューは、松本のご当地グルメ「山賊焼き」や、信州が誇るブランド豚、信州米豚を使用した「カツ丼」、こだわりの「ポークカレー」など、様々なお料理を手軽な値段で味わうことができます。
上高地その他 / 食堂
- 住所
- 松本市上高地4468 五千尺ホテル隣 上高地のおみやげ屋さん 2F
- 営業時間
- [月]
11:00 - 15:00
[火]
11:00 - 15:00
[水]
11:00 - 15:00
[木]
11:00 - 15:00
[金]
11:00 - 15:00
[土]
11:00 - 15:00
[日]
11:00 - 15:00
[祝日]
11:00 - 15:00
■ 営業時間
11:00 - 15:00
■ 定休日
団体ツアーによる予約貸切営業あり
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: スイスのアルプスを思わせる、真っ赤な三角屋根とログハウス風のウッディな外観が目印の「アルペンローゼ」。
実はこの「アルペンローゼ」は、上高地を訪れたら誰もが一度は足を運んでみたい「上高地帝国ホテル」内にあるレストランなんです。
信州の食材を使用したお料理、上高地帝国ホテルならではの美味しいお料理の数々を是非堪能してみてはいかがでしょうか!
出典: ランチメニューは、帝国ホテル伝統のビーフカレーやオムライス、グラタン、ピラフなど、どれも美味しそうで、迷ってしまうほど。リーズナブルにとは行きませんが、クオリティの高い美味しさと、帝国ホテルでランチをしたというプレミアム感を味わえますよ!
上高地その他 / 洋食
- 住所
- 松本市安曇上高地 上高地帝国ホテル1F
- 営業時間
- [月]
11:00 - 14:00
[火]
11:00 - 14:00
[水]
11:00 - 14:00
[木]
11:00 - 14:00
[金]
11:00 - 14:00
[土]
11:00 - 14:00
[日]
11:00 - 14:00
■ 営業時間
[月~日]夜は宿泊者のみ利用可
■ 定休日
上高地帝国ホテルに準ずる
- 定休日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
データ提供: 出典: 上高地でハイキングを楽しんだら、頑張って歩いたご褒美に美味しいソフトクリームはいかがでしょう!
河童橋から徒歩2時間のところにある「徳澤園」は、井上靖氏の小説「氷壁」に「徳澤小屋」として登場することでも有名ですが、併設しているカフェ&食堂「みちくさ食堂」のソフトクリームも大人気なんです。
出典: 濃厚な味わいで、サクッとしたワッフルコーンの組み合わせは、ハイキングで汗を流した後に食べると、より一層美味しく感じられることでしょう。ソフトクリームの他にも、カレーやうどん、そばなど、ランチとしては勿論、小腹が空いた時に丁度良いメニューがラインナップ。ハイキング途中に、ほっと一息つくのにぴったりです!
上高地その他 / 旅館・民宿
- 住所
- 松本市上高地
- 営業時間
- [月]
07:00 - 16:00
[火]
07:00 - 16:00
[水]
07:00 - 16:00
[木]
07:00 - 16:00
[金]
07:00 - 16:00
[土]
07:00 - 16:00
[日]
07:00 - 16:00
■ 営業時間
4月下旬~11月上旬
[みちくさ食堂]
7:00~16:00
[氷壁の宿 徳澤園売店]
7:00~19:00
■定休日
無休
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: ソフトクリームにリンゴパイ「トワサンク 上高地店」
出典: 河童橋のすぐそばにある「トワサンク」は、長野県内に3店舗を展開するアップルパイとケーキが美味しいお店。上高地にある店舗では、河童橋の風景を楽しみながら、美味しいアップルパイを食べることが出来ます。
出典: 「トワサンク」のアップルパイは、信州の美味しいりんごの味と香りを存分に楽しめる逸品。シナモンや香料などを一切使用せず、採れたての完熟ふじりんごを、なんと丸々6個分も使用しています。
パラソルのあるテラス席もあるので、天気の良い日には自然の中で味わうのもおすすめです。上高地で人気No.1の絶品アップルパイ、上高地を訪れた際は、是非一度、味わってみてはいかがでしょうか!
上高地その他 / カフェ
- 住所
- 松本市上高地4468
- 営業時間
- [月]
08:00 - 16:00
[火]
08:00 - 16:00
[水]
08:00 - 16:00
[木]
08:00 - 16:00
[金]
08:00 - 16:00
[土]
08:00 - 16:00
[日]
08:00 - 16:00
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: (画像:五千尺ホテルから河童橋を望む)
上高地を訪れたら、宿泊して、のんびり旅を満喫するというのもいいですね…。
個室のお食事と貸切できる温泉が楽しめるお宿、河童橋畔に立つ美しい眺めが自慢のホテルなど、上高地には沢山のおすすめホテルや旅館があります。是非、情報をチェックして、利用してみてはいかがでしょうか。
出典: 意外と知られていないかもしれませんが、上高地ではキャンプを楽しむことが出来るんです。
明神地区では「森のリゾート小梨キャンプ場」、徳沢・横尾地区では「徳沢キャンプ場」「徳沢・横尾地区」3つのキャンプ場があります。
出典: (画像:梓川沿いのテントサイトからの眺望)
どこの施設も洗い場やトイレを完備していますので安心。横を流れる川で石拾いをしたり、大自然の中を散策したり、そして、夜は満点の星空を楽しんだり…。日帰り旅とはまた違い、ゆっくり&のんびりと旅を満喫出来そうですね!
出典: 手付かずの自然が残る、自然の宝庫「上高地」。360度どこから見ても広がる美しい絶景の数々。その場にただ佇んでいるだけでも心が洗われるようです。日々の忙しさ、慌ただしさにちょっぴり疲れた時、頑張った自分のご褒美に…。是非、「上高地旅」へ出かけてみてはいかがでしょうか♪そして、自然からいっぱいのパワーをもらい、また次に頑張る”力”をチャージしましょう!
上高地旅♪の情報がいっぱい!「上高地公式ウェブサイト」
標高約1,500mの山岳景勝地として知られる「上高地」。清流”梓川”、梓川にかかる河童橋から望む山なみ、大正池や明神池、徳沢など、「上高地」には、とにかく絶景と呼ばれる美しい風景が沢山あります。
その手付かずの美しい自然は、国の「特別名勝」と「特別天然記念物」に指定され、別名「神の降り立つ地(神降地)」とも称され、毎年150万人もの人々が訪れる日本屈指の観光スポットです。