「新江ノ島水族館」のおすすめは、クラゲ。クラゲの体内をイメージして作られた「クラゲファンタジーホール」には、大小13の水槽に約14種類のクラゲが泳いでいます。こちらは「クラゲプラネット（海月の惑星）」という名前の球型水槽。幻想的な青い光に包まれていると、時間を忘れてしまいそうです。

「相模湾大水槽」の前に立つと、聞こえてくるのは波の音。できるだけ自然の環境に近づけるために、人工波を起こす装置を設置しているそう。岩場に隠れる魚、悠々と泳ぐ魚などさまざまな魚に見とれてしまいますね。銀色に光りながら泳ぐ約8,000匹のマイワシの大群も圧巻です。

外のエリアではイルカショーが開催されています。プールの向こうには、江の島と富士山が見えるように設計されていて、パフォーマンスと絶景を一度に楽しむことができるんですよ。

クリスマスシーズンには、ツリーもお目見え。よく見ると、あちこちにクラゲがディスプレイされています。昼間はもちろん、夕暮れ時のイルミネーションもステキですよ。

大洗の駅からバスで15分、車だと水戸大洗ICから15分ほどのところにある「アクアワールド茨城県大洗水族館」。目の前には鹿島灘が広がる開放感のある場所です。建物の総面積は約2万平方メートルと広く、1日たっぷり楽しむことができます。

「オーシャンシアター」ではイルカとアシカのパフォーマンスが観られます。ガラス張りの屋内プールなので、寒い日や雨の日も楽しめるのが魅力です。前列に座ると、水しぶきがかかる大迫力も楽しめますよ。

ここの代名詞ともいえるのがシャチのショー。最大で体長10m、体重は10トンにもなる大きな姿でのダイナミックなパフォーマンスは、思わず歓声をあげるほど。観覧スペースは屋根付きなので、お天気に左右されずに楽しめるのも良いですね。水がかかること必至なので、レインコートとタオル持参がおすすめです。

アシカやアザラシ、セイウチなどの動物が観られるのも魅力のひとつ。愛らしい表情を間近で眺めていると、ほっこり癒されますよ。

園内は16のエリアに分かれています。色とりどりの魚が泳ぐ「トロピカルアイランド」は、熱帯のサンゴ環礁を再現した世界でも珍しい展示。カクレクマノミの群れが鮮やかですね。

1978年開業の歴史ある「サンシャイン水族館」は、2011年にリニューアルオープンし、大人も満足できる水族館として人気を集めています。コンセプトは“天空のオアシス”。メディアでもたびたび紹介された「空飛ぶペンギン」など、大人も童心にかえって楽しめるエリアがたくさん。

動物がたくさんいるのは、都心の水族館としては珍しいですよね。エントランスを入ってすぐの屋外エリア「マリンガーデン」では、アシカやカワウソを間近に見ることができます。お天気が良い日は太陽が降り注ぎ、冬でも暖かく過ごせるのもうれしいですね。

屋外エリアから建物の中に入り、1階に下りると目の前に広がるのは「サンシャインラグーン」という名の大水槽。白い砂にグラデーションの青はうっとりとひき込まれますね。1日5～6回行われるダイバーのパフォーマンスでは、水中マイクを使って魚の生態などが紹介されます。大人も十分楽しめる内容なので、おすすめですよ。

ぐるっとまわって2階へ進むと、アマゾン川やマングローブの森をイメージしたエリアへ。迫力あるアロワナの姿や、生い茂る水草も見ごたえがありますよ。

東京スカイツリーの5階にある「すみだ水族館」。エントランスから見上げるとスカイツリーのてっぺんが望めます。下町に現れたおしゃれな水族館は、2012年の開業以来多くの方が訪れる人気スポットです。

見どころのひとつが「東京大水槽」です。伊豆諸島や小笠原諸島をはじめとする東京諸島の海をテーマとした水槽でウツボやエイ、シロワニなど大型のサメ、群れをなして泳ぐ小魚などがゆったりと泳いでいます。水槽の前に置かれたベンチに座って眺めれば、まるで海の中にいるような気分。

すみだ水族館は、イルミネーションの演出がステキなことでも知られています。上階と下階をつなぐトンネルはガラス張りで、万華鏡のようにキラキラ光ってとても幻想的。童話の世界をイメージしたものや、ハロウィンなど季節を感じるイルミネーションなどが1年中行われているんですよ。こちらは、写真家・蜷川実花さんとのコラボ。アーティスティックな世界観にひき込まれます。

江戸をテーマにした「江戸リウム」は下町ならでは。ワキンやリュウキン、ランチュウなど日本で昔から親しまれていた金魚の優雅な姿を楽しめます。亀甲（きっこう）や麻の葉などの江戸文様に金魚が映えるレトロな水槽は、思わず写真に収めたくなりますね。