自然の甘さに思わずニッコリ。素朴な【さつまいもスイーツ】に出会える茨城へ♪

秋になると食べたくなる“さつまいも”を使ったスイーツ。スイートポテトやタルトなど、お芋の味にアレンジを加えたスイーツも美味しいですが、さつま芋本来の味を楽しむスイーツはいかがですか？

お芋の味を凝縮し、芋本来の味を味わえる干し芋。「小さい頃によく食べた」という方も多いかもしれませんが、地味な見た目から食べたことがない方もいるのだとか…今回は、干し芋の生産量が全国の9割という茨城県で食べられる、素朴な“さつまいも”のスイーツをご紹介します♪

「おいも熟成蔵」は、体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」内にあります。ヴィレッジでは、新鮮な野菜を使った食事や、「おいも収穫＆やきいも満喫体験」「和栗拾い＆贅沢マロンパフェ作り」など体験イベントも開催しています。

こちらで味わえるのは、収穫後に貯蔵庫で熟成させで糖化させたさつま芋をじっくり焼き上げ、独自の製法で作られた「干し芋」の他、焼き芋から干し芋になる手前の半熟状態の干し芋や、お酒にも合う燻製の干し芋です。

保存料・香料・着色料・卵を使用していないこだわりのジェラートも絶品。時期によって種類は変わりますが、お芋のジェラート6種類を含む全16種類が味わえます。「芋～の　タマオトメ」「みつき芋」「あかいおいも」「シルキースイート」「べにはるか」「むらさき芋」などお芋の味を堪能できるものから、ラム酒が入った「芋～の　ラム」や「おいもとチョコミント」など変わり種も。

カフェスペースがあるお店では、焼き芋と大学芋の2種類をトッピングしたパフェ「おいも三昧」や「紫いもラテ」などもいただけます。

おいものドーナツやカリカリ大学いも、お芋チップス、焼いも焼酎「美並の恵」なども販売しています。色んなお芋スイーツを食べ比べてみてくださいね。

風情のある佇まいがシブい「芋千（いもせん）」は、牛久駅のすぐ近くにある芋スイーツ専門店です。店主のお父様が営む「富岡商店」のさつま芋を使っています。

「紅あずま｣や｢紅こうけい｣使った大学いもの他、芋けんぴ、スイートポテト、芋ようかん、芋すふれが並ぶ芋づくしのお店です。

のどかな田んぼ道にある「つくば石焼芋」は、昔ながらの窯で石焼き芋を焼いています。この年季の入った窯が、美味しさの秘密でしょうか。近くを通ったら、思わず立ち止まりたくなりますね。

茨城県には、さつま芋をじっくり熟成させて甘さを引き出した干し芋や焼き芋が美味しいお店がたくさん。自然がつくり出す天然のスイーツを求めて、今年の秋は茨城にお出かけしてみてくださいね。