出典: 茨城県は、つくばエクスプレスや茨城空港が開港したことによって、首都圏からのアクセスが抜群に良くなりました。常磐道や圏央道を使えば、車でも行きやすいので日帰り旅にちょうどいい場所。とはいえ、茨城の魅力はまだまだ知られていないという地元の声も多いんです。あまり混雑していない穴場スポットで、ゆっくりと茨城の良さに触れてみませんか?
出典: 日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」と並び日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」。高さ120m、幅73mの大きさを誇り、大岩壁を四段に流れることから別名“四度の滝”とも呼ばれています。
出典: 滝を間近で見られるようにと昭和54年(1979年)に完成した袋田の滝トンネルは、イルミネーションが幻想的。ベビーカーや車いすでも通りやすいので安心です。長さ276mを進んだ先には、エレベーターがありますよ。
出典: エレベーターを出ると、観瀑台に到着。滝の全景を間近に見ることができます。キラキラと陽光を浴びてダイナミックに踊る水しぶきに圧巻。お天気が良い日は虹が出ることもあるんですよ。
出典: 男体山と女体山の2つの峰をもつ「筑波山」は、“西の富士、東の筑波”と呼ばれ、関東を代表する山として有名です。標高877mと、ゆっくり歩いても片道1時間ちょっとで登ることができます。つくばエクスプレスの「つくば駅」から直行バスも出ていて、アクセスしやすいのもおすすめポイント。
出典: 体力に自信が無い方は、乗り物で山頂を目指しましょう。男体山の山頂まではケーブルカーで8分。筑波山神社隣の宮脇駅から筑波山頂駅までケーブルカーに乗り、そのあと歩いて10分で到着です。
出典: 女体山頂までは、大駐車場脇のつつじヶ丘駅と女体山駅を6分で結ぶロープウェイで。絶景を眺めながらの空中散歩を楽しめますよ。そのあとは歩いて5分で到着。
出典: ケーブルカー宮脇駅のすぐ近くにある「筑波山神社」は、約3,000年の歴史をもつ由緒ある神社。筑波男大神(イザナギノミコト)、筑波女大神(イザナミノミコト)の夫婦二神が祀られていることから、“夫婦和合”や“縁結びの神様”として多くの人々が参拝に訪れます。
出典: 山頂からは、関東平野が一望できます。夏は緑が美しく、陽射しを浴びてキラキラと光る草木が楽しめます。
出典: JR常磐線の勝田駅や東海駅などからバスで行ける「国営ひたち海浜公園」は、ひたちなか市の太平洋岸にある公園。自然の中で楽しめるレジャースポットやお花畑など、見どころがたくさん。今シーズンはすでに終わってしまいましたが、淡いブルーのネモフィラのお花畑でも有名です。
出典: ふわふわもふもふが可愛らしい「コキア」は、秋の赤色のイメージがありますが夏の緑色もとてもキレイです。この時期は、みはらしの丘一面がライムグリーンに染まっています。
出典: 青空の下で食べるソフトクリームは最高。ネモフィラのブルーをイメージしたラムネ味のソフトクリームなど、季節限定のフレーバーもチェックしてみましょう。
出典: 南口にある「プレジャーガーデン」では、観覧車やジェットコースターなどのアトラクションが楽しめます。海抜100mから見える観覧車からの眺めは絶景です。
出典: レンタサイクルで公園をぐるりと一周するのもおすすめ。サイクリングロードも整備されているので乗りやすいですよ。
出典: JR水戸駅から桜並木を歩いて約15分ほどのところにある「千波湖」。偕楽園と隣接した湖で、江戸時代には水戸城のお堀として使われていた歴史のある湖です。
出典: 湖のほとりでは、コクチョウやコガモ、ユリカモメなどさまざまな水鳥を見ることができます。
出典: ライトアップされた千波湖は、昼間とはまた違った雰囲気。夜景を眺めながらしっとりとした気分に浸ってみましょう。
出典: 昭和36年(1961年)に始まり、今年で58回目を迎える「水戸黄門まつり花火大会」の開催場所でもあります。毎年8月の第1金・土・日の3日間で、期間中に約4,500発もの花火が打ち上げられます。
出典: 常磐道の那珂ICまたは日立南太田ICから40分ほど走ったところにある「竜神大吊橋」は、日本最大級の長さを誇る吊橋。古くから、さまざまな書物に記されている竜神峡のシンボルとなっているのが“竜神カリヨン”です。
出典: 竜神大吊橋の長さは375m。一度に3,500人もの人が渡っても大丈夫なように、細心の工夫が凝らされています。
出典: ダム湖面よりの高さは100m、その圧巻の眺めは息をのむほどです。
出典: 毎年8月上旬から中旬に開催される「竜神峡灯ろうまつり」は、子ども達の絵が描かれた約500基の灯ろうと、100本の竹灯りが幻想的に彩ります。橋の両側には、日本各地の風鈴の音と野鳥の声のハーモニーが響き、大自然の息吹を感じることができます。
出典: 「鹿島神宮」は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神(タケミカヅチ)」を御祭神とする神社で、紀元前660年に創建されたと言われる由緒ある神社です。
出典: 東京ドーム15個分に及ぶ境内地の中でも、最も大きい木が本殿の裏手にあるご神木です。高さ約40mにも及ぶ杉の木で、樹齢は約1,300年を数えます。壮大な姿に圧倒されます。
出典: 元和5年(1619年)に徳川2代将軍の秀忠公が寄進したという本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿は、重要文化財に指定されています。本殿は参道から見て一番奥にある三間社流造の建物で、御祭神が祀られています。
出典: 摂社奥宮のさらに奥に「御手洗池」があります。1日に40万ℓ以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたっています。昔は参拝する前にここで禊をし、現在では年始に200人もの人々が大寒禊を行うそうです。
出典: 奥参道から少し入ったところにある「鹿園」。鹿島神宮では鹿を「神鹿」として大切にしています。愛らしい瞳の鹿にエサをあげることもできますよ。
出典: 「大洗磯前神社」は、水戸大洗ICから車で15分。太平洋に面した岬の丘の上にある神社です。通りに面し、海に向かってそびえたつ二の鳥居。その先の長い階段を上がると正面が社殿になります。
出典: かなり急な長い階段からのこの景色はアニメにも登場したこともあり、多くの方が訪れる人気スポットです。
出典: 社殿には、国つくりの神様「大己貴命(オオナムチノミコト)」と「少彦名命(スクナヒコナノミコト)」が祀られています。社殿に施された彫刻は、江戸初期の建築様式が今も残り、県の文化財として大切にされています。
出典: 神様が降臨した地とされている「神磯(カミイソ)」。海上の岩の上に立っている珍しい鳥居です。季節や天気によって表情を変える海、そして鳥居の神秘的な佇まいが印象的です。
出典: 圏央道の牛久阿見ICから車で3分ほどのところにある「牛久大仏」は、首都圏からのアクセスが良い茨城のおすすめスポット。全高120m(像高100m、台座20m)で、立像の高さは世界で3番目ですが、ブロンズ立像としては世界最大級。奈良の大仏が14.9mなので、その大きさを考えると驚きませんか?
出典: 胎内に入る不思議な体験もできます。2階の「知恩報徳の世界」は約77席の写経席が用意されています。しんと静まり返った部屋で心を落ちつかせてみませんか?
出典: 3階の「蓮華蔵世界」には、約3,400体の胎内仏に囲まれた金色の世界が広がっています。毎日朝夕、読経が響き渡る厳粛な空間です。
出典: 8月に開催される「万燈会(まんとうえ)」ではたくさんのの灯ろうを吊し、灯明をともします。花火も打ちあがり、夏の夜を鮮やかに照らしてくれます。
SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)/日立市
出典: JR常磐線の日立駅東口のロータリーにある特徴的な建物。「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」は、日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんがデザインを監修しグッドデザイン賞を受賞したカフェです。
出典: 全面ガラス張りで明るく開放感がある店内。ポップな家具やアンティークチェアーが並び、まるでリゾートのような雰囲気です。
出典: リゾート気分でいただきたいのが「ハニーキャラメルパンケーキ」。表面は香ばしく、中はふわふわ。たっぷりのクリームに思わず笑みがこぼれます。
出典: ボリューム満点「クラブハウスサンド」はランチの人気メニュー。トマト、目玉焼き、ベーコンとの相性が抜群です。お友だちとシェアするもおすすめです。
出典: 男性に人気の「グリーンカレー」は、スパイスが効いて少し辛めなのがクセになる味わい。ディナーメニューとなっていますが、14時からオーダーできるので遅めのランチにもおすすめです。
出典: 「ちどり」は、JR常磐線勝田駅東口からバスに乗って「雷神前」下車。そこから徒歩5分ほどの道路沿いにあります。平屋の一軒家のような建物が目印。ゆっくり歩いて探してくださいね。
出典: 白木のテーブルと柔らかい灯りの照明がナチュラルな雰囲気。ゆったりと過ごしたくなるお店です。
出典: お豆腐料理がメインで、オーナーが子どもの頃から40年以上食べ続けているお豆腐店にオリジナル豆腐の製造を依頼しているんだそう。こちらの「ちどりぷれーと」は、新鮮な豆乳やおからと、長年お付き合いがある契約農家さんの新鮮野菜を使った6種類のお料理が盛り付けられていて、メインは「ちどりがんも」または「豆腐のステーキ」からセレクトできます。
出典: また、玄米ごはんorベーグルを選ぶことができます。生のおからが30%も入ってるベーグルは、しっとりもちもちの食感で、ほんのり大豆の香りが口に広がります。
出典: 「豆乳白玉とゴマのお汁粉」は、キウイとあんこが入った冷製和スイーツ。フルーティーでコクのある味わいです。
出典: 蜜ろうや紅茶、陶器などいろいろなものが置かれたコーナーも。筆書きのれんも味があり、お店の雰囲気に良く合っていますね。
出典: 県道201号線沿いにある「Roji菜園テーブル」は、野菜がおいしいカフェレストランです。
出典: 陽射しが差し込む店内は、テーブル席の他カウンター席もあるので、ひとりでも気軽に入りやすいのがうれしいですね。
出典: 人気の「菜園プレート」は、大きなお皿に色々な野菜がたっぷり盛り付けてあります。色もカラフルで目にも楽しいですよね。お野菜の味が活きるように、生、茹で、焼き、揚げなど、さまざまな味と食感で、メインはお肉とお魚から選べます。
出典: ハンバーグにはお豆腐が入っていてふんわりジューシー。ソースは和風おろしか赤ワインソースを選べます。お米は、地元つくば産で、無農薬の古代米をブレンドしています。
出典: 洞峰公園のすぐ向かいにある「Agato(アガト)」は、まるでお城のような雰囲気の外観がステキなお店。ヨーロッパ風の建物に、入る前から期待が高まりますね。
出典: ツタの絡まる雰囲気の良いテラス席。明るい陽射しに目を細めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
出典: 木の家具の温もりと窓から覗く庭が美しい癒しの店内。テラス席とはまた違う魅力がありますね。
出典: ガレットが名物で、奥久慈のたまごや地元のハム工房「筑波ハム」のロースハム、旬の野菜など、地元の素材をメインで使っています。こちらは、マリネしたサーモンとたっぷりの生野菜、チーズをトッピングした「サーモンサラダのガレット」。
出典: お野菜をたっぷり食べたい方は「10種の野菜のガレット」がおすすめ。ラタトゥイユと温野菜にチーズで風味をアップ。色どりもキレイで見るからにおいしそうですね。
出典: 果実感たっぷりのソルベも人気。甘酸っぱさがぎゅっと詰まっていて、食後のデザートにぴったりです。
Cafe posten(カフェ・ポステン)/つくば市
出典: つくば市北条にある「Cafe posten(カフェ・ポステン)」は、大正時代に建てられた郵便局舎をリノベーションしたカフェ。店名の“ポステン”は、スウェーデン語で郵便局を意味するんだそう。
出典: 艶々の床が印象的な店内は、昭和の面影が漂います。ソファやテーブルもセンスが良く、居心地の良さ満点です。
出典: 昭和レトロなカフェでいただくカフェオレと手作りスイーツ。季節のフルーツを使ったタルトやケーキはどれもおいしいと評判です。たとえばベイクドチーズケーキは、隠し味にお味噌が入っているんだとか。オーナーこだわりのスイーツをぜひ食べてみてください。
出典: 常陸牛のキーマカレーはファンが多いメニューのひとつ。甘みとスパイスのバランスが良く、カレー専門店に負けない味と人気です。
出典: 振り子時計がレトロな雰囲気を醸し出しています。籐のカゴやガラスの器など、棚にある雑貨類は購入することもできますよ。
出典: 「ガーデンカフェぬまもと」は、牛久駅から車で10分ほどのところにあるカフェ。駅から少し離れているので、車で向かうのがおすすめです。
出典: テラス席はもちろん、店内からもお庭を見ることができます。季節ごとに姿を変える中庭のイングリッシュガーデンは、いつ訪れても楽しめます。
出典: フランス創業のジャンナッツの紅茶が35種類も揃っていて、どれにしようか迷ってしまうほど。店内には茶葉のサンプリングがあるので、お好みの香りを注文できますよ。
出典: これからの季節は、すっきり爽やかなアイスティーもおすすめです。
出典: サンドイッチやパスタなどのお食事メニューも充実。優雅な時間を過ごしてみませんか?
出典: 海と山の両方の魅力が味わえる茨城県。筑波山の山頂から眺める緑や、大洗磯前神社の荘厳な鳥居などを楽しんだら、カフェでゆったり過ごすのも良いですね。首都圏からの日帰り旅にちょうど良い距離なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
森林特有の清々しい香りは、樹木が発する「フィトンチッド」という香気成分によるものだそう。都会の喧騒に疲れたら、ぜひ雄大な自然の中へ足を運んでみましょう。きっと想像以上のリフレッシュ効果が期待できますよ。今回は、東京都内と近郊の癒される森林浴スポットをご紹介。明治神宮の「鎮守の杜」、高尾山、御岳山、秋川渓谷、西丹沢県民の森、西沢渓谷、筑波山など東京からも日帰りで行ける場所ばかりなので、週末のお休みを利用したお出かけ先の参考にしてみてください。
お休みは自然感じるお出かけを楽しもう!《高尾山、御岳山、秋川渓谷、西丹沢県民の森、西沢渓谷、筑波山》まで、東京から日帰りで行ける森林浴スポット7選はこちらから
日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」と並び日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」。高さ120m、幅73mの大きさを誇り、大岩壁を四段に流れることから別名“四度の滝”とも呼ばれています。