今年の七夕の予定は決まっていますか？
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「七夕」の伝説
「七夕」の伝説をご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。7月7日、1年に1度だけ会うことが許された織姫と彦星の伝説。織女星が「琴座のベガ」、彦星が「鷲座のアルタイル」とされています。
七夕飾りの由来
日本では夏の風物詩のひとつとして、各地域で七夕飾りが飾られています。そんな七夕の由来をご存知でしょうか？実は、平安時代に中国から伝わった「乞巧奠（きこうでん）」という織女星の機織りにあやかって祭壇に針を供えて、「裁縫が上手くなるように」と祈りをささげる風習が七夕の由来と言われています。
短冊に願い事を書いて笹竹につるすようになったのは江戸時代だと考えられています。現代まで受け継がれてきた行事は、未来にも残していきたいですね！
日本三大七夕祭りとは？
「日本三大七夕祭り」と呼ばれる七夕祭りがあることをご存知でしょうか？1つ目は宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」、2つ目は神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」です。そして、3つ目は諸説あり、「安城七夕まつり」または「京の七夕」といわれています。そこで、注目されるこの4つの七夕祭りをご紹介します。
仙台七夕まつり（毎年8月6日・7日・8日開催予定）
毎年200万人を超える観光客が訪れる「仙台七夕まつり」は、宮城県仙台市の中心部や周辺の商店街で数多くの七夕飾りで埋め尽くされます。仙台七夕の歴史は、仙台藩祖・伊達政宗公の時代より現代に受け継がれています。「豪華絢爛」という言葉がぴったりな彩り鮮やかな七夕飾りを堪能できますよ。
吹き流しのひとつひとつには、こんな繊細な飾りが施されているものもあります。こういった細部の美しい飾りにも注目したいですね！
数えきれないほどの折り鶴が、アーケードの天井から降り注ぐように見える飾りも。画像のように、下から見上げて見るのもステキですね。
仙台七夕まつりでは前夜祭も開催されます。前夜祭では仙台西公園周辺で豪華な花火を楽しめるそうですよ！
湘南ひらつか七夕まつり（毎年7月の第1金曜から3日間の開催予定）
日本三大七夕祭りのひとつである「湘南ひらつか七夕まつり」は、JR平塚駅北口の商店街を中心に七夕飾りが飾られています。元々は、戦後商業振興策として始まったと言われています。中心街は約500もの飾りで埋め尽くされ、大きいもので10ｍを超える飾りもあるようです。2018年は7月6日から7月8日の3日間に開催される予定です。
空高く吊るされた吹き流しは、平塚市街を華やかに彩ります。昼間にはパレードも行われるため、よりいっそう賑わいます。
夜になるとライティングされて、昼間とは違った雰囲気の中で七夕飾りを楽しむことができます。夜までたっぷり楽しめるお祭りです。
安城七夕まつり（毎年8月の第1金曜日から3日間で開催予定）
「安城七夕まつり」はJR安城駅周辺や近隣の商店街などで七夕飾りが飾られています。短冊をはじめ風船やキャンドルにも願い事を書くことができるなど、「安城七夕まつり」でしか見られないイベントが盛りだくさん！
昼間行われるパレードはこの迫力！夜は盆踊りも開催されるようです。飾りを見るだけではない、楽しいイベントがたくさんあります。
夜になると、七夕飾りがさらに美しくライトアップされます。せっかくなら、昼と夜で変わる雰囲気を、時間をかけてゆっくり巡りたいですね。
京の七夕（毎年8月上旬に開催予定）
「京の七夕」は毎年8月上旬に開催され、堀川エリアや鴨川エリア、二条城などを各所で七夕飾りを楽しむことができます。開催期間はエリアごとに異なり、2018年は8月1日（水）～8月15日（水）の期間中に開催される予定です。ここでは、堀川会場と鴨川会場をご紹介します。
堀川会場
堀川沿いの一部では、イルミネーションで再現した天の川が。ロマンティックな雰囲気を醸し出しています。
堀川会場には「友禅流し」をイメージした演出があり、彩り豊かに染められた友禅染めとライトアップによって、幻想的な世界が作り出されています。
鴨川会場
鴨川沿いに笹竹が多数飾られており、たくさんの人たちの願い事が短冊にしたためられています。夜のライトアップが始まるまで、川沿いをゆっくり散歩してみるのもよいでしょう。
竹飾りから漏れる光が柔らかに訪れた人たちの足元を照らしてくれます。ライトアップされた周辺の明かりを映した川面との対比が楽しめますね。
自宅でも七夕が楽しめる小物やレシピを厳選！
「七夕まつりに行くのは難しい」という人もいらっしゃることでしょう。そんな時、自宅でも七夕気分が楽しめる小物やレシピをちょっとだけご紹介します。ぜひ、参考に七夕をご自宅で楽しんでください。
七夕の飾りに欠かせない折り紙飾り
笹に願いをしたためた短冊だけを飾るのではなく、画像のように折り紙を折ったり切ったりして飾ってみるのもおすすめです。お子さんがいるご家庭では、一緒に作るのも楽しいかもしれませんね♪
七夕を楽しむパーティにおすすめの飾り
今年は笹を用意できないという人は、照明などちょっと七夕風のインテリアを楽しんでみては？天井の照明をペーパースターで飾ってみるのもステキですね！
星をイメージ☆「キラキラ素麺」
そうめんのつゆを寒天とゼラチンでキラキラ星をイメージしたゼリーに！お子さんも大人も喜ぶ一品です。
爽やかでカワイイ♡「きらきらゼリーの七夕ソーダ」
星型は冷凍マンゴーやメロンなどフルーツで再現。ブルーハワイ味のかき氷シロップをサイダーに混ぜてグラスに注げば、爽やかな七夕らしいドリンクの完成♪
今年は七夕祭りを楽しんでみませんか？
各地の「七夕祭り」はいかがでしたでしょうか？もしかしたら、お住まいの周辺でも、七夕気分を味わえるスポットがあるかもしれませんね。せっかくなら、浴衣を着て七夕祭りに出かけてみてはいかがでしょうか？もしも、七夕祭りに行く時間や余裕が無いという方は、ぜひ、上記でご紹介した自宅でも楽しめる七夕飾りやレシピを参考に、楽しい七夕をお過ごしください☆
この画像のように、天の川を肉眼で見られる場所は数少ないけれど、せっかくなら「七夕」を楽しく過ごしたいと思いませんか？七夕祭りに出かけるのもいいですし、自宅で七夕飾りをして、七夕をイメージした料理を作ってみるのも楽しそうですね。そこで、注目の七夕祭りや自宅で楽しめる工夫をご紹介したいと思います。