今年の夏こそ体験したい!大人気のグランピング
会場は箱根の森の木々に包まれる「ポーラ美術館」
ポーラ美術館は富士箱根伊豆国立公園の中にあって、野鳥たちのさえずりや、時おり姿を見せる動物を楽しむこともできる、自然と一体になった空間です。
キャンプをするのは、その敷地である森の中。国立公園の中で一夜を過ごすなんて、なかなか出来ない体験ですよね。
アートと自然が織り成すグランピング「FOREST MUSEUM」
「FOREST MUSEUM」は、ポーラ美術館の開館15周年を記念して2017年に始められたアウトドアイベント。
富士箱根伊豆国立公園という恵まれた自然の中で泊まるという希少な体験ができるほか、閉館後の美術館での貸切ギャラリートーク、夜の森での野外シネマなど特別なプログラムが盛り沢山で、昨年の開催で大好評だったそう。今回はどんな内容なのか、ご紹介していきますね。
箱根の森で過ごす1泊2日の内容とは……
東京から約1時間半で訪れることができる富士箱根伊豆国立公園。その箱根地域には、ヒメシャラなどの落葉広葉樹を主とする自然林が大切に残されています。木々が風にそよぐ音に耳を傾けながら眠りにつく、そんな素敵な夜を過ごしてみませんか。
美術館を貸切り! そんな夢のような企画が実現するのも、美術館主催のイベントだからこそ。アートを身近に楽しめるものにするために活動している世界で唯一の「アートテラー」として活動している、とに~氏をゲストに迎え、担当学芸員と作品を鑑賞しながら「ルドン ひらかれた夢」展の魅力に迫ります。
森に夜の帷がおりたら、ランタンを片手に幻想的な映画鑑賞へ。ポーラ美術館の森に1日限定の特別映画館がオープンします。日本初の野外映画フェスとして開催され、現在多くのファンから支持される「夜空と交差する森の映画祭」を手掛けるサトウダイスケ氏が、森で夜風を感じながら鑑賞するのにぴったりな短編映画をセレクトしてくれていますよ。
夕食は、ポーラ美術館内のレストラン「アレイ」でのブッフェ。オードブルからデザートまで、多彩な欧風料理が並びます。
朝食には、森のすがすがしい空気の中で焼きたてのパンを。明治11年創業の老舗「富士屋ホテル」が提供する3種類のパンとスープで、極上の朝を過ごしてみて。
イベント開催中には、森の中にCaféとbarが限定オープン♪ コーヒー専門店「豆工房コーヒーロースト」と小田原の老舗「鈴廣かまぼこ」が提供する美味しいコーヒーや地ビールを味わわずして、箱根の山はおりられません。
青々とした木々に囲まれ涼やかな空気が満ちるなかで野鳥のさえずりや沢のせせらぎをBGMに読書する、という最高のぜいたくが味わえる図書館が開館。
翌朝おみやげとして頂けるのは、箱根湯本の「箱根湯寮」で利用できる日帰り温泉の入浴券とPOLAのアメニティ。イベントが終了して美術館を出た後は、森の中で過ごしたひとときを振り返りながら、ゆったりお湯につかってくださいね。
夏の終わりに開催されるグランピングを体験してみませんか
自然とアートを愛する大人の女性におすすめしたいアウトドアイベント「FOREST MUSEUM」。コーヒーを飲むのも、本を読むのも、映画を観るのも……日常の生活でしていることを森の中で体験したら、きっと違う感動を体験できるはず。申込制なので、専用サイトからチェックして、夏の終わりに素敵な思い出をつくってみてください。
開催日程:2018年8月25日(土)~26日(日)
会場:ポーラ美術館 森の遊歩道
申込期間:6月15日(金)10時 ~ 7月7日(土)※抽選制
木漏れ日が満ちる、森の中の美術館。印象派を代表するモネやルノワール、ピカソなどの西洋近代絵画をはじめ、日本絵画、エミール・ガレやラリックを含むガラス工芸など約1万点の作品を収蔵しています。