会津へのアクセスは、都内からなら高速バスが便利です。4時間弱のバス旅になりますが、乗り換えなし、低価格で行くことができます。乗り換えはありますが、鉄道でももちろんアクセス可能です。大阪方面からは飛行機と高速バス、仙台や新潟方面からは鉄道でのアクセスが便利です。

会津若松のシンボル的存在といっても過言ではない「鶴ヶ城」。1384年に葦名直盛が東黒川館を築いたのがはじまりと言われています。戊辰戦争で約1ヶ月の激戦に耐えたことにより、その名を天下に知らしめました。そして、幕末時代の瓦である「赤瓦」は国内で唯一。天守閣にも入れますので、さまざまな展示で歴史を学びつつ、天守閣からの景色を楽しんでみてください。

1868年の鳥羽伏見の戦い後、16～17歳の少年で編成された白虎隊。この白虎隊が戊辰戦争の際に、自刃した場所として知られるのが「飯盛山」です。飯盛山から鶴ヶ城が燃えているように見えたことで、少年たち19名は自刃してしまったのです。そんな悲しい場所ではありますが、歴史を学ぶ上では外せないスポットです。

会津の歴史を、リアルな展示で学ぶことができるのが「会津武家屋敷」です。敷地内には、会津の郷土料理を堪能できるレストランも併設されています。さらに、福島ならではの「赤べこ」の絵付けや、ガラス絵彫りなどの体験コーナーもあります。体験コーナーは予約が必要ですので、ぜひ確認の上訪れてくださいね。

季節ごとに様々な花が咲くため、何度も訪れたくなる御薬園。ここは国の名勝に指定されている大名型山水庭園で、はじまりは室町時代に武将の葦名盛久が別荘を建てたことと言われています。

鶴ヶ城や御薬園など市内各所が会場となる「会津絵ろうそく祭り」は、毎年2月頃に開催されているお祭りです。「会津絵ろうそく」とは、会津の伝統的工芸品。お祭りではろうそくが灯り幻想的な冬景色を見ることができます。この期間にしか見られない風景なので、お祭りにあわせて会津を訪れてみるのもいいかもしれません。

野口英世が左手の手術を受けた病院跡地にあるのが「野口英世青春館」です。明治17年に建てられた洋館で、1階が喫茶店、2階が野口英世の資料館となっています。

会津ならではの食事を楽しみたい方は「めでたいや」に訪れてみるのはいかがでしょうか。会津に訪れたら会津ラーメンは外せません！「めでたいや」の中華そばの特徴は煮干しの香りが強いスープです。

会津の魅力をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。歴史が学べるスポット、季節によって表情をかえる場所、日程を合わせて訪れたいお祭りなど、見逃せない観光スポットが目白押しです。見どころがたくさんある会津へ、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。